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高橋 優介 院長、高橋 朋子 副院長の独自取材記事

ゆう歯科・こども歯科

(古賀市/千鳥駅)

最終更新日:2022/07/29

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JR鹿児島本線の千鳥駅から徒歩10分、国道495号線沿いの花見の里交差点近くにある「ゆう歯科・こども歯科」は、2016年の開業以来、「痛くなくても通いたくなる歯医者」をモットーに診療を続けている。その言葉どおり、クリニックは広めのキッズスペースやナチュラルテイストな内観など、リラックスした雰囲気を醸し出している。高橋優介院長、妻の高橋朋子副院長はともに予防歯科で学んだ経験を持ち、強みを生かしながら大人から子どもまで幅広い世代の健康な口腔環境づくりに尽力。今回のインタビューでは予防歯科に注力する2人に、それぞれのストロングポイントである歯周病治療、小児歯科診療にフォーカスを当てながら、クリニックの特徴やめざす歯科医療などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2021年9月1日)

子どもから大人まで予防に軸足を置いた歯科医療を提供

開業されて5年ということですが、クリニックを開設された経緯を教えてください。

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【高橋院長】私も妻も九州歯科大学の卒業生で予防歯科出身。私は予防歯科をより深く学ぼうと思い、大学院に進みました。大学院修了後は一般歯科での勤務を経て、妻の地元である古賀市にクリニックを開くことになりました。妻は予防歯科を学んだ後、小児歯科の道を選んだので、現在は大人の患者さんには私が、子どもの患者さんは妻が担当するようにしています。歯が痛い、歯茎が腫れたなどの症状を訴えて来院される患者さんもいますが、検診希望の方も多くいらっしゃいます。お子さんとその保護者世代の患者さんが多く、親子で通院いただいている患者さん多くいらっしゃいます。おじいさま、おばあさまも通っていただいていることもあります。

開業された際にこだわったポイントや診療において気をつけているポイントは?

【高橋院長】診療用チェアは4台あるのですが、そのうち3台は半個室になっていてプライバシーに配慮しています。1台は完全個室のファミリールームになっていて、小さなお子さんを連れた方でも、ベビーカーのまま診療室に入れるようになっています。また患者さんに口の中を見てもらいながら説明するため大型のモニターを設置しているほか、世界基準のクラスB滅菌器や口腔外バキュームを備えて感染症対策にも注力しています。診療においては、しっかりと検査を行うことを念頭においています。主訴に対応した後は、同意に基づいてエックス線検査、歯周検査、必要に応じて唾液検査などを行い、時間をとって現在のお口の中の状況、治療計画を話し合うお時間をいただいています。施術についてはなるべく削らない、抜かない治療。歯を残すことを重視して治療にあたっています。

クリニックとしては予防に力を入れていらっしゃるそうですね。

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【高橋院長】基本的に歯科治療は戻らない治療です。抜いてしまった歯は戻りませんし、削って詰めてもそれは治ったとは言えません。生涯自分の歯で食事を取ろうと考えれば、治療が必要になるよりも前の段階で食い止めることが重要です。予防の基本は記録と経過観察なので、定期的に歯科に通院するという習慣が大切になります。歯科衛生士による歯磨き指導やクリーニング、フッ素の使用など、さまざまな方法はありますが、一人ひとりの患者さんにとって何が必要なのかを、歯科医師だけではなく歯科衛生士らスタッフも交えて検討していくようにしています。特に当クリニックの歯科衛生士は経験が豊富ですし、患者さんとしっかりとコミュニケーションをとり、お口の中だけでなく歯磨き習慣や生活習慣を把握するようにしています。

小児の口呼吸に注目し歯並びや不正咬合の改善をめざす

副院長先生は小児を専門に診ているそうですが、診療の際に気をつけているところはありますか?

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【朋子副院長】一人ひとりの性格、生活を見るようにしています。治療においては日常的な会話をしながらリラックスしてもらい、信頼関係を築けるような配慮が必要だと思っています。治療が初めての場合、何をされるんだろうという恐怖がありますから、まずは道具を説明し、歯に風を当てたり、水を当てたりするところから始めるんですよ。小さなことでも褒めてあげれば自信につながり、そうして信頼関係ができてしまえば治療にもついてきてくれますからね。また保護者の方に対しては説明を重視しています。私も子どもが2人いるのですが、病院に連れて行っても聞いた話は忘れてしまう。ですから当院では、どんな治療をするのかなどを紙にまとめてお渡しするように心がけています。

お子さんではどういった主訴が多いのでしょうか?

【朋子副院長】一番多いのは虫歯、そして次が歯並びです。そこで大切になってくるのが鼻呼吸です。口呼吸の癖があると、喉にダイレクトにウイルスが入ってくるので感染症にかかりやすかったり、口の中が乾燥して虫歯や歯周病になりやすかったり、歯並びが乱れやすかったりと、さまざまな影響を及ぼします。人間の体は就寝時に鼻呼吸をする仕組みになっているのですが、口呼吸のままだと脳が起きている状態で熟睡できず、授業中に集中できないなど口腔環境だけではなく日常生活にも支障を来します。子どものうちに鼻呼吸の習慣をつけられないと、大人になってから睡眠時無呼吸症候群のリスクも高まるので注意が必要。お子さんのいびきは何かのサイン。口や体に異変が起きる前に相談ください。

やはり呼吸の改善というところに重点を置いて治療をされているのですか?

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【朋子副院長】舌の位置や口周りの筋肉を鍛えるため、マウスピース型の装置を使った口腔筋機能療法などにも取り組んでいますが、保護者の協力も必要なのでなかなか難しい面もあります。当クリニックでは上顎に取りつけるスケルトンタイプの拡大装置を使い、顎を拡大しながら不正咬合や口呼吸の改善をめざし、舌の正しい位置などを習慣づけていく治療を勧めています。顎や呼吸といった土台をきれいにしておかないと、歯だけをそろえても元に戻ってしまいますからね。顎の拡大だけで歯列矯正が必要なくなるお子さんもいらっしゃいますが、それでも不正咬合があるようならばワイヤーを使った矯正で歯の位置を整えていくことになります。一方、上顎を拡大する床矯正に関しては、歯が傾斜してしまうリスクがあるため基本的には取り扱っていません。

予防をめざし歯周病治療や精密治療にも対応

院長先生は歯周病治療に注力されているそうですね。

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【高橋院長】日本人の歯の喪失の一番の原因は歯周病なので、予防歯科という観点から避けて通ることができません。特に30〜40代以降は罹患率も高くなっていくので、中等症に至る前に予防することが重要です。進行してしまうと外科的な治療も必要になることもあります。歯周病になると、歯を支えている骨が溶けてしまい、歯が揺れたり、動いてしまったり、最悪の場合、抜け落ちてしまいます。だから普段から正しい歯磨きや生活習慣などにより、お口の中の環境を整えていく必要があります。自覚症状がないことが多く、難しい病気ではありますが、出血がある、歯茎が腫れているなどの予兆があれば早めの受診が肝要です。

マイクロスコープも導入されていますが、どういった治療で使われるのでしょうか?

【高橋院長】虫歯の精密治療で多く使います。虫歯治療において、治療後に考えなければならないのは二次う蝕を防ぐこと。もちろん歯磨きなど患者さん自身に頑張っていただかなければならない部分はありますが、精密に削り、精密に埋めていくというのは歯科医師の仕事。かぶせ物、詰め物と歯にギャップがあれば、二次感染や歯周病のリスクが高まります。小さな虫歯に関しては、コンポジットレジンを使ったダイレクトボンディングにて治療しています。見た目が白いので審美面のメリットもありますが、何よりその接着力と、歯をあまり削らない治療が可能になるという点にメリットを感じています。

最後になりますが、読者の方にメッセージをお願いします。

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【高橋院長】当クリニックがめざすのは、「痛くなくても通いたくなる歯医者」。ですから症状の有無に関わらず、来院いただきたいと思っています。病気になる前に予防を行い、問題があれば早期発見で対応していくことがとても大事です。歯科は病気を防ぐところ。習慣的に通うことが正しい歯科との関わり方であることを理解してもらいたいと思います。
【朋子副院長】虫歯は予防できる時代です。なので痛くなる前に来院していただき、歯のことを考えるお手伝いを、また、それを通じて健康に生きるためのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ダイレクトボンディング/1万1000円~6万6000円
小児矯正/口腔筋機能療法:5万5000円~
上顎の拡大矯正:11万円~
ワイヤー矯正(部分矯正):3万円~7万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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