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安達 真 院長の独自取材記事

あだちツインズ歯科クリニック 楽々園

(広島市佐伯区/楽々園駅)

最終更新日:2022/02/01

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佐伯区役所前駅から徒歩15分、楽々園駅からは徒歩10分の場所にある「あだちツインズ歯科クリニック 楽々園」。宮島街道(旧2号線)沿いにあり、計5台の駐車場も備えているので車でのアクセスが便利。前身の「安達歯科」では、現・副院長の安達孝司先生が40年間、地域密着で治療にあたってきた。そんな父から受け継いだ医院を2016年にリニューアルし、現在は息子である安達真先生が院長を務める。安達真院長は明るくて気さくで、「どんな患者さんも診たい」と、患者と歩みを合わせながら一緒に治療に取り組む姿が印象的。院長を兄のように慕って訪れる患者もいるという。地域に根差し歯科医療の提供を行ってきた院長が、予防歯科の大切さと何でも診るというこだわりについて率直な思いを語ってくれた。

(取材日2021年11月18日)

父から受け継いだ歯科医院で地域の健康を支える

歯科医師をめざすきっかけはお父さまの影響だったそうですね。

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はい。父はこの地で開業して40年間、地域の患者さんの歯科治療にあたってきました。そんな父の背中を見て、私も歯科医師をめざすことにしました。ただ、初めから歯科医師をめざしたわけではなく、大学受験時には、建築士になるという夢と歯科医師の道とで進路を悩んだこともあります。決め手としては、やはり歯科医師としての父の存在が大きかったですね。父が患者さんから感謝される姿を間近で見てきたので、最終的には父の母校でもある大阪歯科大学に進学し、歯科医師の道を進む決断をしました。前身である安達歯科は、一時は経営が傾きかけたこともありました。そのことが息子である私には悔しく、経営を立て直そうという意気込みもあり受け継ぎました。

こちらのコンセプトについて教えてください。

当院のコンセプトは父の代から変わらず、「どんな患者さんでも診ること」です。その人に合った治療を提供することが、私の歯科医師としての基本スタンスです。そのためにはどんな症状でも診られる力が必要なので、ある分野に特化せず、幅広い症状に対応しています。「あだちツインズ歯科クリニック」という名前の由来は、双子の兄も南区で2017年に歯科医院を開業していることからきています。僕たち兄弟にとって、生まれ育った地元であるこの地に根差して、地域住民の方の治療にあたることが、歯科医師としてのやりがいにつながっていると感じます。中には意思疎通が難しい患者さんや、かなり症状が悪化してから受診される患者さんもいます。そんな患者さんに対しても、丁寧な説明をし、納得できる治療を受けてもらえるように工夫しています。

院長に就任して変えたことはありますか?

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一番大きく変えたのは、歯科医院をガラス張りにして、来院しやすい雰囲気づくりに努めたことですね。以前は3階建ての2階部分が診療スペースだったのですが、高齢の方も多い中で、1階をメインの診療スペースに変更しました。外観は、私が野球好きなこともあり、れんが風に統一しました。ただ、敷地が少し狭いので、患者さんが窮屈な思いをしないように、待たせない工夫も大切にしています。例えば、ウェブ予約を活用して時間どおりに診療を始められるよう尽力しています。また、診療の合間に時間ができてしまう場合には、その時間を活用してエックス線の結果を説明したり、自宅でのセルフケアの指導を勧めたりしています。現在は、昔からの常連で年配の患者さんを父に任せ、それ以外の患者さんを私が診察しています。

定期検診を通じた予防歯科に尽力

症状が悪化してから受診する人も多いのではないですか?

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そうですね。歯科医院がどうしても苦手で、症状が悪化してから受診される方も多いのが現状です。例えば、歯周病になった人のうち、実際に受診するのはその中のごく一部だと言われています。歯周病治療では、スケーリングによって歯石を取り、口腔内の痛みや口臭が軽減や、出血の減少につなげます。しかし、歯周病で一度減った骨は戻りませんし、放置して症状が進んでからでは、痛みを伴う治療を避けられなかったり、歯が保存できなかったりと歯科医師としては心苦しい思いです。そうならないためにも、日頃から自分の歯の状態に気を配って、痛い・怖いというイメージを持たずに、気軽に定期検診やスケーリングを利用してもらいたいです。

定期検診と予防歯科の大切さについて教えてください。

定期検診を受ける一番のメリットは、早期治療によって患者さんの痛みや通院の負担を軽減できることです。最終的なゴールは、定期検診のスパンを半年まで延ばし、悪いところがあれば早めに治療することです。そうはいっても、痛みや違和感などの症状がきっかけで受診される方が多いので、まずは症状に応じた治療を行い、患者さんの状態に応じた間隔で次の来院時期を決定します。そして、治療が進むにつれて、初めは1ヵ月に1回受診していた患者さんでも、徐々に受診の間隔を長くして、最終的には半年に1回の定期検診で口腔内の健康が保たれることをめざします。私自身も来院される患者さんにはできる限りのことをしたいですが、同時に患者さんには自宅でのセルフケアを大切にして、歯の健康維持に努めてほしいと思います。

ほかにも力を入れている取り組みがあるとか。

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ホワイトニングなど審美面に関する相談に乗っているほか、地域の方々のお口の健康維持に貢献したいとの考えから、訪問歯科診療に積極的に取り組んでいます。病気やけがなど、さまざまな理由から当院に通うのが難しくなってしまった方々を中心に、ご依頼を受けたら、歯科衛生士とともに、私か父のどちらかがお宅に伺います。ポータブルの医療器具を持っていくので、難しい処置以外、例えば抜歯や義歯の調整なら、訪問先で提供することが可能ですよ。それと月に1度、木曜午後に矯正歯科の専門家に来てもらっていることも知ってもらいたいですね。この近辺の小学校では木曜は午前中で授業が終わるとのことなので、放課後に小児矯正に取り組みに来てくれたらうれしいな、と。お子さんに限らず矯正を希望される方には、他院を紹介することなどもできますので、まずはお気軽にご相談ください。

患者にとって負担の少ない治療をめざして

設備面にもこだわりがあるそうですね。

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はい。歯の表面や歯周ポケットを磨く機器を導入しています。この機器を用いると、微細なパウダーを噴射して、歯を傷つけないように磨くことができます。歯の治療に痛みはつきものだと思われますが、患者さんの負担を少しでも減らせるような治療をめざして機器の選定をしています。ほかには表面麻酔や電動麻酔器も必要に応じて活用しています。さらに、治療器具を滅菌するために導入している滅菌処理器は、ヨーロッパ基準のクラスB規格と呼ばれる、高い基準を満たした先進のものです。これで滅菌処理を施した後、治療器具はすべて滅菌パックに入れて保管し、保管時の菌の付着を防ぐ取り組みも行っています。

子どもの来院も多いそうですが、診療にあたってどんなことに気をつけていますか?

お子さんがリラックスして治療を受けられるように心がけています。「何をされるかわからない」という恐怖から歯科治療を嫌がるお子さんは多いです。私自身も小さな子どもの父親なので、お子さんの扱いには注意を払っています。具体的には、少しでも不安感を和らげるために、声をかけたりアニメのDVDを流したりしながら治療しています。待合室には、虫歯ゼロのお子さんの写真を掲示していますので、お子さん自身が「自分も頑張ろう」と思ってもらえるきっかけづくりになれば幸いです。これはお子さんに限らないことですが、モニターを活用して歯の状態を説明したり、説明用の動画を視聴してもらったりして、納得の上で治療を受けていただけることをめざしています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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当院は、今後も「どんな患者でも診る」をモットーに、地域住民の方に寄添う歯科医院であり続けたいと思います。歯科治療は年単位にわたり患者さんの負担も大きいですが、なるべく痛みの少ない治療をめざしています。予防歯科に注力しているので、一般的な痛みの症状だけでなく、メンテナンスや定期検診目的での来院も歓迎しています。歯は一生ものですので、悪いところを治療したら終了ではなく、将来にわたって健康な歯を維持するためのセルフケアのアドバイスも行っています。ホワイトニングについてアドバイスをすることもできますので、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。

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