阪急神戸本線御影駅から南西へ徒歩2分。閑静な住宅街にかわいらしい一軒家という風情の「二星こどもクリニック」がたたずむ。待合室は開放感あふれる吹き抜けに、秘密基地を思わせる二層構造のスペース。かぶり物アーティストのカラフルな作品が置かれ、明るくポップな空間だ。「主役は子ども。子どもたちの目線で気持ちに寄り添い、本来自らが持つ治す力を引き出すような医療支援がしたい」と、二星あゆみ院長は話す。3人の息子を持つパワフルな母としての一面もあり、日本看護協会認定小児看護専門看護師である夫と両輪となって、地域の子育て世代にとって頼れるクリニックづくりに取り組む。「子どもが主役」という診察方針や工夫などについて話を聞いた。

（取材日2019年4月18日）