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川野 雅也 院長の独自取材記事

ファミーユデンタルオフィス

(箕面市/彩都西駅)

最終更新日:2019/08/28

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大阪モノレール彩都西駅から徒歩10分、住宅街にある「ファミーユデンタルオフィス」は2016年に開業した、白い外観が印象的な真新しい歯科医院だ。院長の川野雅也(かわの・まさや)先生は大阪歯科大学卒業後、歯科麻酔について専門的に学び、血圧・脈拍・呼吸など全身管理が必要な患者などの豊富な治療経験を持つ。また、矯正や根管治療、補綴、インプラントを専門とする歯科医師のもとで勤務経験があり、幅広い症例に対応が可能だ。終末期患者の歯科治療やメンテナンスの経験から、「いつまでも自分の歯で食べられる幸せを知ってもらいたい」と予防歯科にも力を入れている川野院長に、これまでの診療経験や、今後の方針などじっくりと話を聞いた。
(取材日2018年1月24日)

歯科医師として医療で街づくりに貢献したい

この地域で開業されたきっかけは?

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小さいお子さまからご高齢の方まで、全世代の患者さまを診たいという気持ちがあり、住宅地での開業を希望していました。この彩都はまだ新しい街で、開発も続いていますので、医療で街づくりに貢献したいと思いました。私は、赤ちゃんがおなかにいるときから予防歯科は始まっていると考えています。幼少時からの食生活の大切さを伝え、家族ぐるみで取り組んでもらいたいと思い、ファミリー世帯が多いこの地域で、予防歯科に取り組みたいと考えたのも理由です。気軽に来院してもらえるよう、内装やインテリアは妻にアドバイスをもらい、「歯科医院らしくない」外観、内観にしました。

なぜ歯科医師の道へ進まれたのですか?

父が歯科医師で、働く姿を見て影響を受けました。父は寡黙な人だったので、歯科医師になれと一度も言われたことはありませんが、幼少時から医療方面に進みたいと考えていたので、医療に貢献した偉人の伝記の本などをよく読んでいました。プラモデルなど手先を使うことが好きだったこともあり、歯学部に進みました。ただ、お口の中は体の一部でしかありません。高齢化社会が進むにつれ、全身についてきちんと勉強したいと思い、卒業後は歯科麻酔学講座で研修し、専門的な知識を生かして全身疾患など有病者の方や障害者、寝たきりの方の歯科治療に携わりました。

歯科麻酔はどういう治療時に必要ですか?

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歯科麻酔について専門的に学んでいる歯科医師は少ないんです。通常の歯科治療を受けることが難しい方、リスクがある方に歯科麻酔が必要となります。血圧や脈拍、呼吸などの疾患がある方やADHDなどの発達障害があり、治療を受けることが難しいお子さまには歯科麻酔が有効です。また、インプラントなど治療に対して恐怖心が強い方には「鎮静法」を行い、リラックスした状態をつくります。歯科麻酔には全身状態の確認が必須ですので、情報を聞き出し、症状を判断するために、また、患者さまと打ち解けるためにも、問診にはとても時間をかけています。

歯科麻酔の知識で障害者や有病者の治療にも対応可能

小児歯科にも広く取り組まれています。

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この地域は、お子さまの歯の健康に対する意識がとても強く、1歳未満の赤ちゃんがいる保護者の方から、歯並びやフッ素などの相談を受けることもあるほどです。歯並びの相談も多いので、矯正専門の歯科医院での治療経験を生かし、子ども用のやわらかいマウスピース型装置による矯正や、ワイヤー矯正も行っています。重度の方、高度な治療が必要な方は信頼のおける矯正歯科専門機関と連携し、治療を進めております。当院では歯並びだけでなく、噛み合わせ、舌の動き、発音等のMFT(口腔機能トレーニング)を行っており、調和のとれたお口の機能ときれいな口元を築くことができます。

子どもの診察時に気をつけていることはありますか?

最初からいきなりマスクをつけて近寄ることはしません(笑)。日常ケアだと歯磨きが一番身近なので、何色の歯ブラシが好きか、どういう味の歯磨き粉が好きかなどを聞き、遊びながら、治療前にまず歯科に慣れてもらいます。大学では障害者歯科にも従事し、学会発表も行ってきました。心身障害のお子さまだと、待合室に入ることさえ困難ということが少なくなく、当時の経験が今に生かされています。ADHDなどの発達障害、学習障害がある方の歯科治療についてもぜひご相談いただければと思います。当院で対応できない場合は専門的な設備がある機関と提携して治療していきます。

予防歯科にも力を入れられているんですね。

世代によって必要な治療やメンテナンスがあります。ご自身での口腔ケアでは歯の健康維持は難しいんです。勤務医時代に介護施設などで寝たきりの方や、終末期の方の訪問診療を経験し、普通に食べられることの大事さを痛感しました。そのため、定期的なメンテナンスとブラッシング指導に尽力しています。歯磨き一つとっても、利き手や性別で力の加減や、磨く癖が違うのですが、ご自身ではなかなか気づけないところなんです。

これまで幅広い治療分野で経験を積まれたと伺いました。

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根管治療、歯周病、インプラントなどの専門の歯科医師のもとで知識と技術を習得してきました。1本でも多く自分の歯を残していただくために、歯科用CTで撮影し、悪くなった原因を見極めていきます。歯周病の患者さまも、ブラッシング指導をし、ご自宅でケアしてもらうと、口腔内の状態がみるみる変わってきます。もし既に歯を失っている場合でも、インプラント治療やサイナスリフト(骨増成手術)も当院で行っています。インプラントも多くの治療経験があり、患者さんの全身状態を把握し、適切な歯科麻酔のもとで手術を行います。その他、ペインクリニックの経験も生かし、口腔内の乾燥や痛みなどに対しては、他科と連携し、漢方薬も提案しております。

いつまでも自分の歯でおいしく食べる大切さを伝えたい

患者さんと接する際に心がけていることはありますか。

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まずは、患者さまの不安をいかに取り除くかということです。不安の原因は何か、またお子さまであればどう怖いのかなど推測もしながら、できる限り情報収集をし、この方がどういう治療を望まれているか、全身の健康状態や年齢を考慮して治療計画を立てていきます。また、治療に際して希望を残していくことも大切にしています。今は再生医療が進んできていますし、インプラント治療や歯の移植もあります。先々のことを考えて治療の提案はしますが、「今、噛めるようになればそれでいい」という方もいますよね。しかしその場しのぎの治療だと歯が長くはもたない方もいます。その可能性をお伝えした上で、悪くなった際の治療の選択肢をお伝えしていきます。僕自身が患者なら受けたくない、嫌だと思う治療は絶対にしません。患者さまの気持ちに寄り添うことを大事にしています。

今後の診療方針についてお聞かせください。

家族全員が健康な歯を手に入れてもらうこと、家族だんらんでおいしくごはんを食べ続けてもらうことをモットーに、治療に取り組んでいきたいです。普通に食べられることがどれだけ幸せか、わかっていただくために努力していきます。いつまでも自分の歯で、不安なくおいしいものが噛めるよう、幼少期から口腔ケアは重要です。私自身、新しい知識や技術の勉強を今後も続けていき、地域の歯科治療に貢献していきたいと考えています。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

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歯が痛くなってから歯科医院に行くのではなく、お口の健康を維持するには、年に数回のメンテナンスが欠かせません。特にお子さまは、食生活も大きく影響しますので、ご家族全員で正しい子どもの食生活に取り組んでいただく必要があります。保護者の方はご自身の歯が痛くても我慢して、治療を後回しにしがちなんです。ご家族だけでなく、自分の歯の健康も大事にしていただきたいんですね。30代後半になると、歯周病の危険性が上がります。虫歯だけでなく歯周病菌もお子さまにも伝染する可能性がありますので、保護者の方の歯の健康も大切です。国内外問わず、お勤めの方の来院も増えてきていますが、海外では、歯の健康がビジネスマンの評価にも影響するほどです。ぜひ、歯の健康について不安や疑問がございましたら、症状のあるなしは関係なく、気軽に相談にお越しいただければと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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