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杉本 由文 院長の独自取材記事

すぎもと医院

(大阪市都島区/桜ノ宮駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR桜ノ宮駅東口を出てすぐの交通至便な場所にある「すぎもと医院」。2016年9月1日に開業したばかりのため、院内はとても明るく清潔感にあふれている。循環器内科を専門とする院長の杉本由文先生は、勤務医時代、心筋梗塞や心不全など心臓疾患の治療に精力的に取り組んできた。その豊富な経験を生かし、同院では、一般的な内科疾患や循環器疾患、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、骨粗しょう症など、幅広く診療。加えて、地域患者の幸せを心から願い、病気の予防も重視。「患者さまの健康をできる限り保ち、長生きしていただけるようお手伝いすることが、診療における一番の目標です」と優しく語る。笑顔が印象的な杉本先生に、開業までの経緯や力を入れる診療、クリニックの理念など、幅広く語ってもらった。
(取材日2017年8月8日)

循環器内科の医師として、病気を未然に防ぐことを願う

まずは、開業までの経緯についてお聞かせください。

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私は循環器内科を専門としており、勤務医時代は心筋梗塞や狭心症など心臓疾患の治療に明け暮れていました。心臓のカテーテル手術なども行っていたんです。心臓疾患は一度発症すると治療も大変ですので、病気になる前に未然に防ぐことが重要です。それで、以前から、将来的には開業して予防医療に力を入れていきたいと考えていたんです。この地域の皆さまがいつまでも健康を保つお手伝いをしたいと思い、2016年9月1日に当院を開業しました。桜ノ宮駅前で開業したのは、祖母が住んでいて、なじみのある土地だったからです。今でも時々手術をしたいと思うこともありますが、手術を受けなければならないような事態を防ぐことこそが、開業医としての私の役目だと考えています。

クリニックの患者層について教えていただけますか?

高齢の方やビジネスマンの方が多く来院されています。それで、年齢層としては20代以上の方が満遍なくいらっしゃっているのではないでしょうか。風邪などの一般的な内科疾患で来られる方も多いですね。当院が駅前にあることから、会社帰りにお越しになる方もおられます。時間帯としては、午前中は9~10時頃、午後は6時頃が多いでしょうか。当院は、夜8時まで診療していますので、気軽に立ち寄ってほしいですね。患者さまにリラックスしてお過ごしいただけるよう、院内は落ち着いた空間づくりを意識しました。明るい中にも落ち着いた雰囲気を出すよう、壁の色合いなどにもこだわったんです。もちろんクリニックですので、清潔感には特に気を配っていますね。

先生は循環器内科を専門としておられるのですね。

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研修医の頃、内科の中でも循環器内科の先生がとても頼りになる存在に思えたんです。それがきっかけで、循環器内科を専攻し、研鑽を積ませていただきました。現在、循環器疾患の中では高血圧症を患う患者さんの割合が多いように感じますね。もし高血圧症を患っているなら、まずは減塩するなど食生活を改善したり、運動したりすることを心がけてください。薬を服用する必要があるなら、忘れずきちんと飲むことが大切です。今は以前に比べると、高血圧症の薬もずいぶんと進歩し、選択の幅も広がりました。1日1回あるいは2回くらいの服用で、血圧をコントロールすることが可能なんです。高血圧症の治療により、患者さんが心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクを減らしていければ幸いです。

睡眠時無呼吸症候群や関連疾患の総合的な診療をめざす

糖尿病内科も設けておられますね。どんな症状に注意が必要ですか?

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糖尿病の怖いところは、自覚症状があまりないことです。自分では気づきにくいため、健康診断で見つかる場合が多いといった特徴があります。実際、症状が現れてくる頃には、かなり病状が進んでいるケースが多いんです。例えば、喉が渇いて多量に水を飲んでしまう、尿がたくさん出る、といった症状がみられます。浸透圧が高まることで排尿が多くなり、それを補給するために水分が必要になるからです。糖尿病は肥満の方に多いのですが、遺伝的な要因も関係しているといわれています。ですから、ご家族に糖尿病の方がいれば、発症しやすくなるかもしれません。糖尿病と診断されたなら、医師の指導のもと、適切な食事療法や運動療法を行うことが大切ですね。

睡眠時無呼吸症候群の診療にも力を入れておられますね。

睡眠時無呼吸症候群を患っていると、高血圧症や糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まるとされています。そのように、他の疾患とのつながりが大きいのですが、診療科目が専門化されている現在、全体的に診てくれる所はあまり多くありません。当院は、睡眠時無呼吸症候群や関連疾患を全体的に診療するクリニックをめざしているんです。睡眠時無呼吸症候群の主な症状は、いびきや就寝時に呼吸が停止することで、ご家族に指摘されて来院される方が多いですね。朝起きた時に頭痛がする、体がだるい、口が渇く、などの症状もあります。夜十分な睡眠がとれていないため、昼間に眠気を催す方も多くいらっしゃいます。また、加齢とともに罹患率が高まることや肥満の方が多いことも特徴ですね。

睡眠時無呼吸症候群の検査や治療についても教えていただけますか?

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睡眠時ポリソムノグラフィーといいう検査を実施します。鼻に気流を感知するセンサー、指に酸素濃度を測定するセンサーを付けて一晩寝ていただき、無呼吸状態が何回ぐらい生じているのかを調べます。これには簡易検査と精密検査があり、精密検査の場合、入院が必要になることが多いのですが、当院では、精密検査もご自宅まで出張して行っています。ですから、患者さんの手間や出費が少なくて済むんです。治療法としては、鼻にマスクを装着して空気を送り込むCPAP(シーパップ)という方法や、マウスピースを使う方法、チューブを入れて気道を確保する方法などがあります。睡眠時無呼吸症候群になると他の疾患を合併するリスクも高まりますので、気になる症状があれば早めに相談していただきたいですね。

健康長寿を願い、一人ひとりに寄り添う医療を提供する

どのような診療理念を掲げておられますか?

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患者さまの健康をできる限り保ち、長生きしていただけるようお手伝いすることが、診療における一番の目標です。地域の皆さまに幸せになっていただきたいからです。そのために、当院では、予防医療つまり病気を未然に防ぐことに特に力を入れています。また、お一人お一人の患者さんの必要を見極め、適切な診療を提供するようにも心がけていますね。例えば、これまで通われていた患者さんが当院まで来ることが難しくなれば、往診させていただくというようにです。往診は開業当初から行っていたのですが、最近高齢の患者さんも増えてきましたので、そうした必要に応えるよう努めていますね。地域のかかりつけ医として、皆さまのニーズに可能な限り応えていきたいと思っています。

先生自身の健康法や休日の過ごし方についてお聞かせください。

健康を保つために普段から心がけていることは、手洗い・うがいの励行でしょうか。日々運動するようにも心がけていますね。高校生の頃からテニスをしていて、今も続けているんです。肘や肩が痛んだりして、若い頃のようにはいきませんけどね(笑)。旅行に出かけて気分転換を図ることもあります。また、内科の医師ですので、インフルエンザの流行シーズンには予防接種をきちんと受けるようにもしています。実際には何人もの患者さんを診療するうち、自然と免疫ができるような気もするのですが。休みの日は、クリニックの仕事をすることも多いですね。当院は日曜祝日以外に水曜日も休診していますが、休みを利用して往診に行ったりしています。

今後の展望や読者に向けたメッセージをお願いします。

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定期的に通ってくださる患者さんも増えてきましたので、今後はそうした方々が入院したりすることなく、できる限り幸せでいられるようサポートすることに力を傾けていきたいと思っています。そのためにも、クリニックとして、より一層病気の予防に重点を置いていきたいですね。当院は、できる限り患者さんお一人お一人の背景まで把握して診療するよう努めています。患者さんの中でも、高齢の方と働き盛りの方とでは必要とされることも違ってきますよね。そうした中で、それぞれの要望にできるだけ沿って治療を提案し、来院してくださる皆さまを大切にしたいんです。循環器疾患や生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、骨粗しょう症など幅広く診療しておりますので、気になる症状がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。

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