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髭 勝彰 院長の独自取材記事

ひげクリニック

(大阪市都島区/都島駅)

最終更新日:2019/08/28

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大阪市営地下鉄谷町線の都島駅から徒歩1分、JR大阪環状線の桜ノ宮駅から徒歩8分の「ひげクリニック」は、2016年7月に開業した内科クリニック。心臓や血管などを診る循環器内科を専門とする髭勝彰(ひげ・かつあき)院長は、穏やかな口調ながら、力強く目を見て話す姿が印象的なドクター。開業に至るまでに、勤務医として心臓血管外科、循環器内科、内科、小児科、リハビリテーション科など、幅広い診療科目での研鑽を積んできた。地域を診る医師として、外来診療だけでなく、在宅診療も行っている髭院長に、クリニックの特徴や診療で大切にしていることや今後の展望などについて話を聞いた。
(取材日2018年2月1日)

外来・在宅医療の両方から、地域医療に貢献

こちらのクリニックの診療内容や特徴を教えてください。

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診療科目としては内科、循環器内科、リハビリテーション科の3つを標榜しています。風邪やインフルエンザ、頭痛や腹痛など、いわゆる一般的な内科の診療はもちろん、私の専門である循環器内科としては、高血圧症や血管、心臓の疾患など循環器系の検査・治療などを行っています。また、循環器の一種であるリンパ管が詰まることによるむくみや、下肢静脈瘤の治療に関するご相談も受け付けています。リハビリテーション科は、内科と併設しているところは少ないと思うのですが、循環器内科に通っていただいている高齢の患者さんに、少しでも長く自分の足で歩いて通院してもらうことを目標に、患者さんの体力づくりや体調管理のサポートをするために設置しています。また、外来の他、在宅診療にも対応しています。

訪問診療にも対応してもらえるのですか。

はい。やはり自分で歩いて来ていただくのがご本人にとって一番良いでしょうし、当院もそのためのリハビリテーションはサポートさせていただくのですが、それでも自力で通うことが難しくなるケースもあります。こういった場合には診療のかたちを変えて、往診による在宅医療で最期まで診させていただくことをめざしています。もちろん、患者さんの状態やご家族の希望によっても対応は変えられますが、やはり医師としては、担当した患者さんは責任をもって最後まで診たいという想いがありますので。現在は、年齢による衰弱や不整脈、呼吸器疾患によって、自力での歩行や外出が難しくなった患者さんを、午前診療と午後診療の間の時間を利用して在宅診療しています。

外来ではどのような患者さんが来院されていますか。

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会社の健康診断で異常を指摘され、再検査に来られる若い方や、日々の健康管理とリハビリテーションのために、定期的に通っていただいている高齢の患者さんがいらっしゃいます。また、他の病院で心臓や血管の手術を受けられた方が、術後の経過観察や治療のために来られるケースもあってさまざまです。年齢層としては、60歳以上の患者さんが多く来院しており、学生さんから主婦の方、ビジネスマンもいらっしゃいます。近隣に住む高齢者の方々を中心に来ていただいているという印象です。診療内容としては、一般内科では風邪など、循環器内科では高血圧などで受診される患者さんが多いです。

内科から外科まで、幅広い視点で診療できることが強み

先生が医師を志したきっかけと、ご経歴を教えていただけますか。

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進路で悩んでいた高校生の頃に、看護師だった叔母の影響を受けて、医師になることを決めました。はじめはただ漠然と「理系の大学に進もう」という程度だったのですが、進路を相談していた叔母から医療の仕事の話を聞いて、魅力を感じました。治療していた人が元気になって帰っていく、人の健康の役に立てる仕事は素晴らしいと憧れを感じて、私も医療の道を志すようになりました。大阪市立大学医学部に進み、そのまま大阪市立大学医学部附属病院の心臓血管外科の医師として、勤務しました。その後は専門とする心臓血管外科と循環器内科をはじめ、一般内科、小児科、リハビリテーション科などの医療機関で勤務し、経験を積んでおります。

この場所での内科クリニック開業に至った理由をお聞かせください。

開業場所として都島を選んだのは、近くの大阪市立総合医療センターに私の信頼できる医師が多数在籍していたことが大きいです。他にもご紹介できる病院はありますが、診察した患者さんの状態に合わせてスムーズに連携できる病院が近くにあるのは、患者さんと私の双方にとって、安心感とメリットが大きいと考えました。また、もともと外科としてキャリアをスタートさせた私が内科クリニックを開業したのは、オペ中心というイメージのある外科よりも、患者さんに近い内科のほうが親しんでもらえると考えたためです。3年半ほどの一般内科、リハビリテーション科、小児科の医師として勤務経験から、十分に内科の医師としても診察できるようになったと感じていましたし、内科でありながら、外科の知識・経験を生かした診療を行っていきたいという想いもありました。

外科と内科、どちらの経験もあることが、診療に生かされているのですね。

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そうですね。当院は内科クリニックですが、外科的な知見での診療も可能です。整形外科的な相談を受けたり、治療の提案をすることも可能です。専門の循環器内科の分野との連携で言えば、循環器の疾病や術後の検診で来院された方にも、体に負担が少なく、回復していくためのリハビリテーションのアドバイスなどもできます。往診での在宅診療も含め、内科クリニックでありながら地域の患者さんのことを外科・内科両方の視点から見て、内科的な視点では気づけないような病気にも外科の視点からいち早く気づけるかもしれないという点は、当院の特徴であり強みではないかと思います。

歩いて長く通ってもらえる、クリニックをめざして

クリニックでの診療において、大切にされていることは何でしょう。

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相手の顔をしっかり見るということです。体調のちょっとした変化は顔に出やすいのです。特に循環器の不調に顕著なのですが、前回会ったときと比べて、顔つきの変化、例えば頬がこけていたり、細くなったり、むくんだりしていないかを診ることで、大きな病気を初期や軽症の段階で発見することができるのです。これにより、患者さんの回復の可能性を高めることができ、自分の足で長く通ってもらえる医療をという、めざす方針にも近づけると考えています。実際に、過去に患者さんの顔の変化から心筋梗塞を発見したこともありました。この方は発見が早かったことも幸いしてか、元気になってくださったのでうれしかったです。このように、長期間にわたって患者さんの変化を診て、気づくことができるのは、病棟管理が主だった勤務医時代には得られなかった醍醐味だと感じています。

今後の展望を教えてください。

専門の循環器分野の治療と合わせて、来院してくださる患者さんのためになること、求められている治療にできるだけ応えられるよう、力を入れていきたいです。具体的には、現在2ヵ月に1回第3土曜に開催している健康教室は、参加自由で患者さんに病気の原因や症状への関心を高めてもらうために行っているので、今後も取り組んでいきたいです。他には、男性に多い睡眠時無呼吸症候群や、外科的な分野と思われがちな骨粗しょう症の検査・治療が当院で行えることも、積極的にアピールしていければと考えています。

では最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

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健康診断で異常が出た、自分や家族の体調にちょっとした変化を見つけたなど、気になることがあれば、気軽に受診していただきたいと思います。一般的な内科診療はもちろん、心臓や血圧といった循環器系の検査にも当日対応することが可能なので、まずはご連絡ください。基本的には、患者さまにできるだけ長く、元気に通っていただけるクリニックをめざしていますが、状況とご希望によっては往診にも柔軟に対応いたします。幅広い診療科目の知識がある分、相談に乗れることも多いと思いますので、何か困ったことがあればいらしてください。

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