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内藤 素子 院長の独自取材記事

山手皮フ・形成外科クリニック

(京田辺市/松井山手駅)

最終更新日:2020/07/16

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JR学研都市線の松井山手駅から徒歩約7分。「山手皮フ・形成外科クリニック」は、京都大学医学部付属病院などで形成外科医師として研鑽を積んできた内藤素子院長が開業した完全予約制のクリニックだ。院内には手術室も備え、皮膚のできものやほくろ、イボなどの除去処置のほか、美容皮膚科の分野にも力を入れている。内藤院長のモットーは、皮膚再生の分野の研究を重ねてきた経験なども生かしながら、科学的根拠のある治療を行うこと。「生き生きとされる患者さんの姿を見るのがうれしい」と語る、優しい笑顔が印象的な内藤院長にさまざまな話を聞いた。
(取材日2020年6月23日)

皮膚再生などの研究の道を経てクリニック開業へ

先生は開業前に臨床現場だけでなく研究者としても研鑽を積まれているんですね。

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京都大学医学部医学研究科を卒業後、同大学附属病院の形成外科に入局したのですが、形成外科医師としてより一層の経験を積みたかったので、一旦、神戸市立医療センター中央市民病院の救急部に行かせていただきました。救急には交通外傷や全身熱傷などさまざまな患者さんが運び込まれます。形成外科と言っても傷だけ診ればいいわけではなく、全身管理も必要とされるシーンがたくさんありました。救急なのでもちろん外傷だけでなく、心筋梗塞や感染症など内科系の急患の方もいらっしゃいます。とても大変な現場でしたが、そこでの経験が現在の礎になっていると思っています。その後は京都大学医学部附属病院に戻り、皮膚再生の分野、特にケロイド、皮膚の幹細胞の研究にも取り組みました。

皮膚に関する研究に取り組まれたのはなぜでしょうか。

神戸市立医療センター中央市民病院で重症熱傷を多く診てきたのですが、重症熱傷の場合、命は助かったとしても、元どおりの皮膚に戻すことは難しく、外見上の問題や、皮膚のひきつれにより関節がうまく動かせないなどの問題により、社会復帰が困難になる患者さんを多く目にしてきました。大きなケガや深いやけどを負うと多くはケロイドになりますが、患者さんの生活を考えると、やっぱりそれを治したいと思ったのが、皮膚再生などの研究を志したきっかけです。開業した今でも、週に一度、神戸市立医療センター中央市民病院でケロイドの外来をさせていただいており、その関係でちょうど隣にある理化学研究所ともご縁があって、皮膚の幹細胞の研究に少し携わらせていただいています。

こちらのクリニックにはどのような患者さんが通われているのでしょうか。

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できものを取りたいとかといった形成外科的な処置で来院される方も多いですし、あとは美容皮膚科にも力を入れているので、美容的な施術のために来院される方もいらっしゃいます。私は形成外科出身なので、一般的な皮膚科の処置というよりは、どちらかというと「皮膚外科」のようなかたちで機能するクリニックであったらいいなと考えています。他の皮膚科では難しいような大きなできものや顔などのできものを取るといった処置を、できるだけきれいに痕が目立たないように処置させていただきたいと思っています。広い手術室を設けているのも、そのためです。

医療的根拠に基づいた美容医療を提供したい

女性の方も来院しやすい雰囲気のあるクリニックですね。

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女性患者さんにも来てもらいやすくするため、明るくて優しい雰囲気がいいなと思って、全部淡いピンクで統一させていただきました。診察室の天井もエレガントなイメージの壁紙にするなどしています。当院には、手術室やレーザー施術室もあるので、衛生管理もしっかりしたいなと考えています。土足で入っていただけるところとそうでないところをしっかり分けて衛生エリアをしっかり守れるようにしています。形成外科は服を脱いで処置するシーンが多いので、患者さんのプライバシーを守れるよう、各部屋には扉をつけています。ただ、それで私の目が行き届かなくなってはいけませんので、扉さえ開ければ、私の座っている場所からどの部屋の患者さんもしっかり確認できるようにしています。

美容皮膚科を受診される方も多いのでしょうか。

開業してから気づいたことですが、特に女性からの美容皮膚科の潜在的ニーズはとても高いんです。当院では60代~80代の来院も多いのですが、初めは皆さん「とても気になっていたんだけど、私のような年齢で美容皮膚科に行っていいのかと躊躇してしまって」とおっしゃるんです。ですが、お顔の状態が良くなっていくと、すごく華やかなお洋服を着て来院されたり、今までやらなかったコーラスとかフラダンスを始めたとうれしそうに話してくださったりするんです。大学に勤務していた頃は患者さんが生き生きとされる様子を間近で見ることはほとんどありませんでしたが、開業してから私たちが持っている技術で、患者さんに笑顔になっていただくことができるんだと知りました。若い世代には美容皮膚科は一般的になっているかもしれませんが、年配の方はまだまだ。もっと美容皮膚科を身近に感じていただき、気軽にお越しいただけるようにしたいなと思いますね。

まずはカウンセリングをお勧めされているそうですね。

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美容皮膚科というと「高額な費用がかかるんじゃないか」とか、「効果があるのか」など半信半疑の方もいらっしゃるかもしれません。私の方針は、美容皮膚科であっても科学的根拠に基づいた診療を提供することです。これまで皮膚について研究を重ねてきたバックボーンも生かして診療したいと考えています。まずはカウンセリングの予約を入れていただければ、特殊なカメラでお顔を撮影させていただいたり、毛穴やはり・しわなどお肌の状態を判断させていただきますので、それに合わせた内容と費用をご提示させていただきます。ご納得いただけば電話などで次回からの予約を入れていただくという流れになります。漠然と怖いと思われている方もいるかもしれませんが、当院は通常の保険診療もしっかりできる施設として、同じように皆さんに安心して美容皮膚科の診療を受けていただけるということを売りにしたいなと思っているんです。

患者の生き生きとした表情を見るのがうれしい

先生はもしかしてお化粧されていませんか? 透明感のあるお肌ですね。

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日焼け止めは塗っているんですが、化粧は下手なのでしていないんです。どんな方でも、肌の状態がよくなると、お化粧をした時の仕上がりがとてもきれいになるので、化粧品を使う量が半分くらいになるのではないかと思います。人は「顔立ちがいいからきれいな人」というわけではなく、「お肌の状態がいい人がきれいな人」という印象になると私は思っているんです。だから肌をきれいにするということは、実は皆さんすごく興味がある分野なんですよね。特に年配の方は、お顔の感じが若くなるとテンションが上がり、すごくお元気になられるので、「もう年だから恥ずかしい」などと思わずにご相談いただきたいですね。

その他、力を入れている診療はございますか。

眼瞼下垂の手術にも力を入れています。見た目の問題ではなく、眼瞼下垂により視野が狭くなったり、肩こりや頭痛がひどくなるといった問題にもつながることがあります。まぶたのたるみや、まぶたの中にある眼瞼挙筋という筋肉のゆるみを矯正し、まぶたをしっかりあけてものがよく見えるようにする手術ですので、ご高齢の方こそ適応になります。眼瞼下垂という状態かどうかも自覚がない方も多いので、夕方になってくるとものが見にくくなる、目が疲れて頭痛がする、などの症状がある方などは、気軽にご相談に来ていただけたらと思います。

オンライン診療も始められると聞きました。

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はい。2020年7月からオンライン診療を開始することを決めました。受けつけているのは、主に美容の相談。医療脱毛やレーザーによるしみのケアなどの相談です。保険診療の部分では再診でいつものお薬が欲しい方と、ニキビの診療も可能です。皮膚科も形成外科の診療も、実際に診るということが一番大切なので、そのほかの診療は厳しい部分もあるのですが、ニキビであれば携帯の画面にお顔をかざしてもらえればある程度診ることはできます。ニキビに悩まれるのは若い方が多く、そういった方は学校や仕事があって、なかなか通常の診療時間には来られないこともあるのではないかと思います。スマホにも慣れている世代だと思うので、オンラインであれば気軽に受診してもらえれるのかなと考えています。オンライン診療はこれまで来ていただけなかった方にも受診していただくきっかけになると思うので、今後も力を入れていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

医療脱毛/1万円~(わきの場合)(※別途カウンセリング料2500円。部位によって価格が変わりますのでご相談ください)、レーザーによるしみのケア/1万円~(1cm2あたり)

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