九段下駅前ココクリニック

九段下駅前ココクリニック

石井 聡院長

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ビジネス街が広がる皇居周辺。多くの会社員にとって交通の要所となる九段下駅のそばに「九段下駅前ココクリニック」はある。製薬会社での会社員生活を経験したこともある石井聡(そう)院長は、生活習慣病の治療に造詣が深く、軽症のうちから早期に介入して重症化を防ぎたいと、日々の診療に臨む。先進的なオンライン診療も導入する同院で、石井院長の考える「都心で本来的に求められる医療」について聞いた。(取材日2017年4月4日)

目標を明確にすることで患者の意欲を高める

―どんなクリニックをめざして診療をされているのでしょうか?

働き盛りの方が通いやすく、充実したプライマリケアが受けられるクリニックでありたいと考えています。健康診断で異常を指摘された人の8割が精密検査を受けずに放置しているというデータもありますが、これは会社員にとっての「医療アクセス」の悪さが大きな要因です。勤務後の時間帯に診療していないことや、待ち時間の長さが都心で働く方にとって医療へのアクセス、つまり通いやすさ・相談しやすさを下げてしまっているのです。また、異常があっても緊急性が低い場合に医師が「まだ大丈夫」の一言で済ましているなどの、医療機関側の対応にも課題があります。こちらにクリニックを構えたのは、電車を降りてからクリニックまでの所要時間を考えると、主要ターミナル駅よりもむしろ、大き過ぎない九段下駅の目の前のこちらのほうがアクセスがいいと考えたからです。

―患者を診療する際にはどんなことを心がけていますか?

軽症であっても、将来予想されるリスクをできる限り明確にお伝えしています。会社員の方は自分が抱える目標値に厳しい人が多いので、「これくらいの可能性でこんなリスクがあるので、いつまでにこの数値をここまで下げましょう」と、数字を伝えることも大切にしています。目標がはっきりしているとモチベーションになります。患者さんに運動をしてもらう必要があるときも、忙しくて運動できないから今の状況になっているわけなので、ただ「運動してください」ではなく、何が難しくて何ができる可能性があるかを話し合い、具体的にアドバイスしています。 また、立地と機動性を勘案した結果、レントゲン等の大型の検査機器は置いていない代わりに、丁寧な医療面接と、診察を徹底しています。先日も患者さんに、胸や背中などを指先や器具でたたき、その音で診察する「打診」をしたら、そのような診察が初めてだったようで、逆に珍しいと驚かれていました。

―プライマリケアについて、先生のお考えをお聞かせください。

どんなお悩みでも断らず、ご相談に乗ることが重要だと考えています。近頃は医師の育成が専門化していることもあり、患者さんがどこに相談すればいいかわかりづらいですよね。また医師側も専門外の相談に十分対応できていない現状が多くあります。私自身は、これまで医師として、初診患者さんを専門外だからという理由でお断りしたことは一度もありません。専門的な医療機関への紹介も含め自分にでき得る最善のアドバイスをしてきました。この積み重ねがあるので、だいたいのご相談にはきちんとお応えできるようになったと自負しています。同時に丁寧な診察も心がけています。必要以上に検査に頼らなくてもわかることは実は多いんです。大げさな検査機器はなくても、内視鏡検査や画像診断などが必要な場合には、当院から直接、提携する医院の予約枠を確保できる体制を整えているので、大規模病院で待つことなくスムーズに病院レベルの検査を受けていただけます。

記事更新日:2017/05/12


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