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梶田 伸 院長の独自取材記事

さくら本町歯科

(名古屋市南区/本笠寺駅)

最終更新日:2019/08/28

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名古屋市南区、本笠寺駅から環状線を北に4分程歩いたところに建つ「さくら本町歯科」。2016年の3月に院長の梶田伸先生が開院した歯科医院である。ライトグリーンを基調とした明るい院内は清潔感が漂い、明るさと安らぎが車の往来が多い外の喧噪を忘れさせてくれる。待合室は広く、診療まで、あるいは会計までの待ち時間を穏やかに過ごすことができそうだ。子どもから大人まで幅広い年齢の人が足を運ぶ同院では、虫歯や歯周病治療をはじめとした一般歯科や小児歯科、親知らずの抜歯、インプラント治療や入れ歯など、あらゆる悩みに応える。自分の歯で食事ができる幸せを実感してもらう治療を追求する梶田院長が抱く思い、更にはさくら本町歯科の現在について、診療後の時間に訪問して話を聞いた。
(取材日2017年7月19日)

地域の人に支えられている実感

2016年の3月に開院されたそうですね。地域の印象はいかがですか?

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地域に根差した歯科医院をめざして開業・開院して1年余りがたちます。おかげさまで、徒歩で通えるような地元の方をはじめ、多くの方々に利用していただいています。この近くにはスーパーもありますし、隣には皮膚科や薬局もあり、生活や医療の需要を満たせる環境がそろっています。買い物ついでに来られる方も多く、待合室で、スーパーの袋を抱えた方をおみかけすることもあります。私としても、気合いを入れて通院してくださるよりも、買い物ついでくらいに、気軽に立ち寄っていただけたほうがうれしいですね。

患者さんの印象を教えてください。

当院に来院される方は、徒歩で通っていただけるような、近くにお住まいの患者さんが一番多いですね。年齢的にはご高齢の方が多い印象ですが、徐々に年齢層は広がっています。家族間でのクチコミも増えていまして、患者さんとの何気ない会話の中で、「実は家族に教えてもらって来たんですよ。」と言われることもしばしばです。また、平日は19時半までと、歯科医院の中では比較的遅い時間まで開院している関係で、周辺にお勤めの会社員の方も増えています。中には同じ職場から通ってこられている患者さんもいらっしゃいますよ。職場の中でも少しずつ時間をずらして通ってくださっているようで、気を使っていただいているのかなと思います。地域の人の温かみを感じますね。

どのような流れで、この場所で開院されたのでしょうか?

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もともとこの場所は、2代続いた歯科医院だったんです。今でも建物の屋上にある「歯科」の看板は当時のものを使っているんですよ。環状線を北上する人たちから読みやすいように、右から歯科という文字のレイアウトになっています。レトロなところが気に入っています。私自身、愛知県の出身ではありますが、特別この場所での開業を決めていた訳ではありません。ただ、1年ほど閉院していたこの場所に出会った時、本当に必要とされるのは、こういう場所かもしれないとの思いで決めました。ある意味、縁があって呼ばれたのかもしれませんね。今では通ってくださる患者さんとの会話を楽しみながら、この場所で良かったと日々感じながら診療にあたっています。

理想は「予防」と「治療」の両立

診療するうえで、どんなポイントを重視しているのでしょう。

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まずは患者さんのお話にしっかりと耳を傾け、悩みや解決してほしいことについてお聞きするようにしています。その上で、診療では痛みのある歯など主訴の部分以外にも、お口の中を全体的に診ることから始めています。当院を開院するまで、さまざまなやり方や可能性を模索しながら経験を積み、その経験を通して「自分の歯で噛めること、できるだけ長くその状態を保つこと」をめざす、現在のスタイルを確立してきました。自分の歯で噛んで食事を楽しめることは、体の健康を支えるとともに、食事そのものが生活の楽しみにもなり、心の健康をも支えることになります。また歯を守ることは全身疾患を防ぐためにも欠かせないものです。口腔内を良い状態に保ち続けるためには、予防歯科との両立が求められます。治療に関しては、どんな症状にも対応できるよう、歯科治療のスキルをどの分野においても一定以上のレベルに到達できるように励んでいます。

どのように治療計画をたてていくのでしょうか?

治療を押し付けるのではなく、患者さんの悩み、それはほとんどが「痛み」ということになると思いますが、それをどう改善していくかについて、患者さんの志向や意向をしっかりとお聞きし、解決策をご提案しています。最近の治療計画のトレンドは、治療の選択肢をわれわれ歯科医師が示し、患者さんが選択していくという流れになっていますし、当院でもそのように行っています。治療方法や内容についての説明は、患者さんにとってわかりやすく、しっかりとメリット・デメリットが理解できた上で決めていくことができるように配慮しています。

院内の造りやこだわりについて教えてください。

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開院後に患者さんから挙がった声で改善した点として、履物を脱いだり履いたりする玄関部分に手すりがなかったので、簡易ですが手すりを設置しました。高齢の患者さんに、できるだけ配慮したい気持ちはあるのですが、現在はまだバリアフリーではないため、入り口外部分の階段段差など、今後の課題ですね。院内の滅菌などの環境づくりについては、自分自身が患者だったらこうしてほしい、と思う品質にしています。設備面ではレーザー治療器を導入し、患者さんができるだけ痛みを感じずに治療が受けられるような配慮を心がけていますが、設備同様、院内の清潔感を大切に、心地よい空間となるようにしています。

信頼は「良い治療」をしてはじめて生まれるもの

歯科医師としてのやりがいや楽しさはどのような部分で感じますか。

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やはりそれは、患者さんの痛みを改善できたときですね。いくらよく話を聞いたり、治療内容について丁寧に説明をしたとしても、それだけでは患者さんと我々との人間関係は成り立ちません。大切なのは患者さんの痛みや悩みを治療によって軽減、あるいは解決できたときに、より深い信頼関係が構築されていくのではと個人的には思っています。だからこそ、日々訪れる患者さんに対して、一つ一つの治療を丁寧に行い、それを地道に積み重ねていくこと。派手なことではありませんが、治療によって良い結果を実感してもらえるようにしています。その結果として、患者さんが再来医院した時に、「先生、痛くなくなったよ」と笑顔で話してくれることが何よりもうれしいです。

医院のホームページがありませんが、情報発信についてのお考えを教えてください。

開院してもうすぐ1年半ですが、当院にはホームページがありません。決して情報発信の方法としてのホームページを否定している訳ではありませんが、しっかりと自分の考えを伝えたいので、内容を考えたり、自分の考えを文章化するなどの時間が必要です。現状はそれらに時間を割くよりも、日々来院される患者さんの診療や診療準備にしっかりと対応することを優先したいと思っています。

スタッフさんとのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?

非常勤で通ってくれている先生もいますし、歯科衛生士も在籍していますので、それぞれの患者さんの情報共有をして、適切な処置、あるいはアドバイスができるようにしています。その上で患者さんの希望をしっかりと聞き、できるだけその人の意向に沿った治療を提供できるようにしています。これからも皆で切磋琢磨しながら日々の診療にあたりたいと思います。

読者へのメッセージをお願いします。

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自分の歯でしっかりと噛めて、おいしい食事が取れるという環境は、当たり前のようですが、加齢とともにそれが簡単ではないことがわかってきます。だから、ご自身のお口について、何か気になるところがあれば、できるだけ早く見せていただきたいと思います。気になるところが少しでもあるのであれば、早めの対応をすることで、口腔機能を維持していきやすくなると思います。また、早期発見・早期治療ができれば、それだけ治療期間も、費用も軽減されることが期待されるため、気づいたらすぐに診てもらうことをお勧めします。

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