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山下 隆史 院長の独自取材記事

タカデンタルクリニック

(渋谷区/恵比寿駅)

最終更新日:2020/04/01

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「患者さんがリラックスして笑ってくれるよう、とにかくたくさんお話しします」と話すのは、JR恵比寿駅から徒歩3分の所にある「タカデンタルクリニック」の山下隆史院長。穏やかな口調と優しい笑顔が印象的な歯科医師だ。保存修復学を専門にしており、なるべく歯を削らずに残すことが診療のモットーだという。2002年の開業から15年たち、紹介やクチコミで通う人も増え、「少しずつ地域密着型になってきたかな」と話す院長。「患者さんがより前向きに治療に臨めるように」と願う診療での心がけやプライベートまで、たっぷりと聞いた。
(取材日2017年11月11日)

患者との対話を大切に、地域密着型の歯科医院をめざす

まず患者さんの年齢層を教えてください。

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恵比寿駅周辺はオフィス街なので、患者さんのほとんどが近くでお仕事をされている20代から50代くらいの方です。仕事の合間を縫って治療にいらっしゃるので、ご希望の診療時間が重なる傾向にありますね。10時や12時、15時の前後、加えて17時半以降は、いつも最初に予約が埋まります。また、最近は近隣にお住まいの患者さんも少しずつ増えています。治療内容は歯周病や虫歯の治療がほとんどです。2002年の開業からもう15年がたち、次第に「会社で知人から紹介してもらった」「近所の人に話を聞いて治療に来た」という方が増えてきました。徐々に地域密着型のクリニックになってきたのかなと思います。

診療の中で大切にしていることはありますか?

終了時刻の要望もありますから、効率を大事にしています。当院にはユニットを3台用意しているのですが、歯科衛生士が3人在籍し、すべてのユニットを常に稼働できる体制を整えることで、少しでも効率良く治療することをめざしています。当院の歯科衛生士はとても頼りになりますね。患者さんの話をよく聞いており、生活習慣などを聞き出す役割も果たしてくれています。歯科衛生士のファンになり、指名してくれる人もいるんですよ(笑)。最近はストレスを抱えている方も多く、若い方でも食いしばったり歯ぎしりをしたりする方も少なくありません。私だけでなく歯科衛生士とチームで医療を進めることで、少しでも早く患者さんの症状を見抜き、改善することをめざしています。

患者さんとのコミュニケーションを大事にされているのですね。

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コミュニケーションをしっかり取ることは特に大事にしていますね。近隣に住む患者さんには地元のお祭りの話で会話のきっかけをつくるなど、共通の話題を通じて関係をつくるようにしています。それによって患者さんにリラックスしていただき、治療により前向きになっていただければと思っています。治療は歯科医師が一方的に「やりましょう」と言ってもうまくいきません。特に歯周病の治療はそうですね。いくらここで治療をしても、自宅でのケアが不十分ですと改善が見込めませんから。また転勤や転職などで通えなくなってしまう方も残念ながらいらっしゃいますので、常に「いずれ来られなくなってしまうんだろうな」という思いを念頭に置きながら治療しています。患者さんにとって良い言葉かどうかわかりませんが、次の先生がご覧になっても恥ずかしくない治療をしようと心がけていますね。さらに治療したものがなるべく長く持つようにも意識しています。

患者が少しでも長く自分の歯で噛めるように尽力

修復保存学が専門だそうですね。

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はい。修復保存学とは壊れてしまった歯を修復して回復させることを目的とした歯科治療の分野で、神経の治療をしたり、銀歯や白い詰め物を入れたりといった治療が代表的です。この分野においては、なるべく歯を削らないで残すことを念頭に置いて治療することが基本です。僕自身、特別なことをしているつもりはないのですが、長く大学に残って修復保存学を専門に研鑽を積んできた経験があるためか、患者さんの紹介で地方から治療にいらっしゃる患者さんも多いですね。いずれ抜かなければならなくなってしまうとしても、なるべく長く自分の歯で噛めたほうがいいですから、僕はその日を1日でも長くすることをめざしています。

だから普段からメンテナンスにも力を入れているんですね。

まだまだ「痛みをなんとかしてほしい」という患者さんが多いので、これからは根本的な予防にもさらに力を入れ、自発的にケアに取り組む患者さんを増やしていきたいです。だから、歯磨き指導などはお子さんでもわかりやすいように丁寧に説明しています。こちらが口の中の現状を写真やエックス線画像できちんとお見せしながら説明すれば、皆さん歯磨きの大切さを理解されて一生懸命やってくださいますね。おかげさまで、患者さんの中に「歯を残す」という意識が少しずつ根づいてきているかなと思っています。

スタッフとはどのようにコミュニケーションを取っていますか?

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当院には歯科衛生士が3人、歯科助手が1人おり、全員がそれぞれ大事な役割を担ってくれています。歯科衛生士は積極的に研鑽を積んでおり、その経験を生かした歯磨き指導などで貢献してくれています。歯科衛生士が診る時間のほうを喜ぶ患者さんもいますよ(笑)。そうやってみんなで協力し合う中で、チーム医療の大切さを実感しています。ですから、みんなでお昼を食べに行ったり、夜に食事に行ったりして、日頃から密なコミュニケーションを取ることを大事にしています。歯科衛生士はみんなで一緒に講習会に行くなど、自発的に勉強している姿も本当に頼もしいですね。

頑張りを応援し、患者のケアに取り組む意欲を高める

先生はなぜ歯科医師をめざされたのですか?

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本当はずっとパイロットになりたくて、かなり真剣に勉強し、本気でめざしていたんです。ですが、パイロットの就職試験はとても難しくて……。それで別の道をいろいろと考えました。もともと僕の父も祖父も薬剤師で、親戚には医師が何人もいました。歯科医師は一人もいなかったんですが、中学生の時にいとこが結婚し、お相手の方が歯科医師でした。その方が仕事をする姿を見て、かっこいいなあと思ったのが、歯科医師をめざしたきっかけですね。また、母は僕が歯科医師になることを望んでいたようでした。それで自分の中で気持ちを切り替え、歯科医師をめざしました。歯科医師になって開業して15年たった今、こちらが働きかけたように努力し、きちっと口の中の環境を維持してくれる患者さんを診ると、うれしくなりますね。歯科医師という道を選んで良かったなと思う瞬間です。

時間があるときは、何をされていますか?

忙しくてなかなか自分の時間が取れませんが、最近ジオラマを作ろうと思っています。幼稚園の頃からずっと鉄道ファンで、SLの後を追いかけて家族旅行をしたり、中学生の時に1人で北海道まで鉄道の写真を撮りに行ったりしていました。これまで北海道から九州までいろいろな所に電車で行きましたね。診療技術を磨くためのトレーニングで身につけた器用さを生かして、みんなが驚くジオラマを作り上げたいです(笑)。実は院内にも電車のおもちゃを並べてあるんですよ。お子さんが来る頻度は少ないですが、子どもが喜ぶようにと思って置いたんです。僕の自宅にはもっとたくさんありますよ(笑)。

最後に今後の展望をお願いします。

予防とケアを大事にしていきたいですね。削ったり抜いたりするだけでは駄目です。歯科が怖くてなかなか通えず、「どうしてここまで放置してしまったのだろう」と驚かされる患者さんもいらっしゃるので、患者さんとの密なコミュニケーションを心がけて恐怖心の解消にも努めていきたいです。また生活習慣の改善もお手伝いしたいですね。特に喫煙は歯周病に良くないということを知っていただきたい。とはいえ、簡単にはやめられないでしょうから、まずは普段の歯磨きやケアをしっかりやりましょうとお伝えしたいです。患者さんの中には転勤や転職をされた後も、わざわざ遠方から電車で通ってきてくれる方が増えてきました。本当にありがたいですし、地域密着の歯科医院になれてきていることをうれしく思います。そんな皆さんを私は心から応援しています。これからも患者さんに「I love my teeth」という気持ちを持ってもらえるよう、頑張ります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/35万円~

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