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高須 博 院長の独自取材記事

西大沼皮フ科クリニック

(相模原市南区/相模大野駅)

最終更新日:2023/06/01

高須博院長 西大沼皮フ科クリニック main

相模原市南区西大沼の閑静な住宅街を通る道路沿いで、かわいらしい親子のカメの看板を掲げている戸建ての建物が、「西大沼皮フ科クリニック」だ。グリーンをアクセントにしたインテリアが印象的な同院。開業前には、約30年間にわたり北里大学病院とその関連病院に勤務してきた高須博院長が、その豊富な経験と知識を生かしながら、皮膚の病気や悩みを幅広く診療。中でも、アトピー性皮膚炎や乾癬には、先進の機器を導入しているほか、手足や脇の多汗症の治療にも力を注いでいる。「何でも相談できる、ごく普通の皮膚科クリニックが目標です」と優しい口調で気さくに話す高須院長に、同院のことについて詳しく話を聞いた。

(取材日2023年3月16日)

皮膚トラブルをオールラウンドに診療することをめざす

最初にクリニックを紹介していただけますか?

高須博院長 西大沼皮フ科クリニック1

当院は、2016年に開院しました。私は医学部を卒業して以来、約30年間にわたって北里大学病院とその関連病院に勤務し、主に「ほくろのがん」と呼ばれるメラノーマ(悪性黒色腫)を専門に診断や治療に取り組んできました。そんな中で、より幅広い皮膚科の診療で地域に貢献することができないかと開業を考えるようになりました。そして、それまでに築いてきた人間関係や信頼関係を生かすことができるようにと、北里大学病院の近くであるこの場所に開業することにしたのです。

診療の特徴は、どのようなところでしょうか?

とにかく、皮膚に関わることであればオールラウンドに診るというのが一番の特徴だと思います。実際に、乾燥肌からニキビ、アトピー性皮膚炎、イボ、水虫、爪水虫など、小さなお子さんから成人、ご高齢の方まで、幅広い層にいろいろなご相談をいただいています。そんな中で、できる限り設備を充実させることで大学病院と同じレベルの治療を提供することをめざしています。大学病院の皮膚科診療は午前中だけと時間が限られていたり、長い待ち時間が発生したりと、患者さんへの負担は少なくありません。ですから、当院のようなクリニックで大学病院レベルの診療を提供できれば通院の負担が軽減するのはもちろん、患者さんの大学病院への集中を抑え、高次医療機関としての本来の機能を十分に発揮させることができるようになると考えています。

大学病院との連携も密に取っているのですか?

高須博院長 西大沼皮フ科クリニック2

もちろんです。私は、現在でも非常勤で北里大学病院での診療を行っていることもあって連携はスムーズです。当院にいらした患者さんで皮膚がんなどの重大な病気の所見が見られた場合には、速やかに北里大学病院などの適切な医療機関に紹介しています。逆に、大学病院から当院へイボなどの患者さんを紹介していただくこともあります。よく地域連携や病診連携と言いますが、その連携がクリニックから地域の基幹病院への一方通行になってしまっては、基幹病院の負担を重くし、地域医療のスムーズな連携を妨げる原因になってしまいます。高次医療機関の診療を必要としない患者さんは、当院のような地域の開業医でお引き受けする流れも、地域医療の拡充において欠かせないものであると思います。

アトピー性皮膚炎や乾癬、多汗症の治療に力を入れる

力を入れていることは、どのようなことでしょうか?

高須博院長 西大沼皮フ科クリニック3

一つは、全身型ナローバンドUVB照射機を用いたアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬によるかゆみを抑えるための治療です。当院では、開業当初よりナローバンドUVB照射機を導入していたのですが、その治療は服を脱ぐ必要があることなどから、一人あたり約30分が必要でした。そして、需要が高まってきたこともあって昨年、全身型の装置を導入しました。この新しい装置は、これまでよりも出力が強いことや、より広い範囲を1回で照射できることなどから、一人の患者さんの治療が10分ほどで済むようになり、より多くの患者さんを待たせることなく治療ができるようになりました。この装置は場所を取ることもあって、導入している施設も大きな病院以外では少なく、近隣でもほとんど置いていないと思います。

ナローバンドUVBでは、根本的な治療はできないのですか?

アトピー性皮膚炎は、皮膚を引っかいてしまうことで悪化しますが、ナローバンドUVBを当てるとかゆみの軽減を図れますので、皮膚の状態の改善が期待できます。また、アトピー性皮膚炎には、ここ数年で効果が期待できる新薬がいくつも登場しています。ですが、これらの中には慎重に投与する必要がある薬もありますので、そのような場合には大学病院とも連携して対応しています。乾癬についても、ナローバンドUVBが役立ちます。ただ、乾癬の治療では近年、生物学的製剤が登場し、これを注射することで治療することもできます。一方で、この薬や今お話ししたアトピー性皮膚炎の薬は高額で、誰でも気軽に受けられるものではありませんので、ナローバンドUVBも有用な治療手段の一つだと考えています。

ほかに力を入れていることはありますか?

高須博院長 西大沼皮フ科クリニック4

手足や脇の多汗症の治療です。実は、私もずっと汗で悩んできたこともあって、特に治療に力を入れていきたいと思っています。少し前までは、多汗症の治療薬自体がありませんでした。ですが最近、効果が期待できる治療薬が登場しました。これまで、汗なんかで病院に行って良いものかと悩んでいた患者さんもいると思いますが、どこの病院に行っても治療ができるようになってきて良かったと思っています。もちろん当院でも処方していますが、別に当院でなくても患者さんが汗で困ることがなくなれば良いと考えています。イボの中にはなかなか治療が難しいものがあって、当院でも絶対に治療できるとは言えませんが、手数は多くそろえています。

利便性を考え予約システムやキャッシュレス決済も導入

受診のしやすさにも配慮していると伺いました。

高須博院長 西大沼皮フ科クリニック5

継続的な治療が必要な患者さんなどには、予約制で診察をしているほか、オンラインで予約ができるシステムを導入しています。このシステムを使ってもらえば、おおよその待ち時間がわかります。とはいえ完全予約制ではありませんので、予約外でいらした患者さんも受付順で診させていただいています。また、キャッシュレス決済のシステムも導入しています。自由診療で高額な支払いの場合のみにキャッシュレス決済に対応している医療機関も多いようですが、当院では保険診療の数百円の支払いでもキャッシュレス決済が利用できます。確かに、クリニックが手数料を支払わないといけないのですが、その負担よりも患者さんの利便性を優先しています。

院内の雰囲気もかわいらしいですね。

私はとにかく緑色が好きで、その色をアクセントにしたインテリアにしてあります。ロゴマークは親子のカメがモチーフなのですが、これには親ガメが子ガメを導くように、患者さんを良い方向へと導けるようにとの思いが込められています。注意深く見ていただくと、親ガメの甲羅に私のイニシャルが隠されているので、ぜひ探してみてください。院内で一番こだわったのは診察室の机で、オーダーして作ってもらいました。よく、最近の医師はパソコンの画面ばかりを見ていて、患者のほうを向いていないと言われることがありますが、電子カルテの入力にはどうしてもディスプレーを見る必要があります。そこで、ディスプレーを見ながら、同時に患者さんのほうにも向くことができるよう形を工夫した机を作ってもらったのです。また、座っている時間が長い職業でもありますので、椅子にもこだわっていますね。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

高須博院長 西大沼皮フ科クリニック6

開院以来、治療機器なども積極的に充実させてきました。これらの設備を生かして、これからも地域に貢献できる皮膚科診療を続けていきたいと考えています。そして、ニキビのケアやアトピー性皮膚炎をはじめ皮膚の病気や症状は、間違った知識で対処したことで、症状を悪化させてしまうケースが意外に少なくありません。インターネットなどに情報はあふれていますが、中には間違った情報もありますから、皮膚のトラブルは、ぜひ皮膚科を専門とする医師にご相談いただきたいと思います。当院では、皮膚に関わる病気や症状であれば、どんなことでも気軽に相談してほしいと思っていますので、ぜひご活用いただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

Qスイッチルビーレーザー/1cm四方 5000円

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