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鈴木 航 院長の独自取材記事

加藤歯科医院

(川崎市川崎区/小田栄駅)

最終更新日:2019/08/28

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一人の人間として患者と接し、どんな人柄なのか、何を望んでいるのかを知ることを大切にしていると語る「加藤歯科医院」の鈴木航院長。技術的に良い治療をすることはもちろん、気持ちの面でも満足してもらえることをめざしているのだという。院長がそう考えるようになったのは、未熟な面もあった研修医時代に患者からもらった1通の手紙がきっかけだ。院長の丁寧な対応を感謝する言葉が綴られた手紙を読み、人間同士として接することの大切さを実感した。得意とするのは補綴(ほてつ)。特に義歯は、大学病院でのやり方を取り入れ、手間をかけても精度の高いものを作るように心がけている。さらに院長に就任してからは地域の人々の歯を守るため予防歯科にも力を入れると語る鈴木航院長に、その熱い思いを聞いた。
(取材日2018年10月5日)

明るく開放的な雰囲気に改装し、衛生管理を徹底

どのような経緯で院長に就任されたのでしょうか?

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こちらのクリニックは30年ほど前、2代前の院長先生が開院されました。それから先代の院長が十数年以上前に引き継いだそうです。こちらは分院にあたり本院が別の場所にあるのですが、ちょうど分院を閉めようという話になっていたときに、引き継がないかというお話をいただきました。引き継ぐにあたり加藤歯科医院という名前を残したのも、この名前で地域に根付かせてきた先代の先生の功績を残したいという思いと、長く愛されてきた医院であることから、患者さんにもクリニックが変わったという余計な心配をおかけしたくなかったという思いからです。研修医のときに前院長のもとでお世話になり、こちらでの診療経験もあったので、なじみがある場所ではありますが、ゼロから始めるという気持ちで取り組んでいます。

先生が院長になられてから、変わった部分や力を入れるようになった部分を教えてください。

力を入れているのは、衛生管理の徹底です。院内感染を防ぐため、使い捨てを基本とし、患者さんのお口に入る器具は毎回しっかり消毒・滅菌しています。診療的なことでは、予防への関心を高めてもらえるように意識づけをしています。口腔内ケアに気をつけている患者さんも多いので、歯科衛生士が中心となって歯磨き指導などの基本的な予防もお伝えしています。「こんなに丁寧に指導してもらったことはなかった」と喜んでくださる患者さんのお声を聞くことが多く、求められていたのだなと感じます。あとは待合室が少し暗かったので、壁紙と入り口のドア、そしてインテリアを変え、明るく開放的かつ清潔感がある雰囲気にしました。さらに待合室と診察室の間に少し大きい段差がありご高齢の方が苦労されていましたので、手すりを付け楽に移動していただけるようにしました。

通われている患者さんはどのような方々ですか?

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ご近所の方が中心です。院長に就任した当初はご高齢の方が多かったのですが、最近若い患者さんも増えてきました。今は赤ちゃんから大人の方、ご高齢の方と満遍なくいらっしゃっています。ご高齢の方は義歯が中心ですが、若い方とお子さんは、虫歯になって痛みや腫れが出てから来院される方が目立ちます。虫歯になって痛みがでる前に、ぜひ定期健診としていらしていただければと思いますね。

手間をかけて作る精度の高さにこだわった義歯が特徴

先生が得意とされている治療について教えてください。

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大学院で補綴という、クラウンやブリッジ、義歯など欠損に対する治療について学んだので、補綴が得意です。見た目をきれいに仕上げることはもちろん、しっかり噛めることも重視しています。入れ歯は良し悪しがダイレクトに伝わるので、入れた瞬間から「これは自分にとって良いものなのか」がすぐにわかります。義歯を入れて、患者さんが満足されたことがわかるのがうれしいです。歯科医師として治療していて一番やりがいを感じる瞬間は、お口の中がボロボロだった患者さんが虫歯を全部治療し、お口の中がきれいになって「ちゃんと噛めた」という瞬間です。それを感じられる治療が好きですね。

こちらのクリニックならではの治療はありますか。

精度の高さにこだわって義歯を作っています。義歯を作るときに、1回型採りをして作るのと、1回型採りをしたものをもとにその方の専用のトレイを作り、もう一度トレイで型採りをして義歯を作るという、2段階の型採りをする方法があります。一般クリニックでは2回型採りをしているところはそれほど多くないと思いますが、2段階で型採りをすると、その分患者さんのお口に合う義歯へと近づけていけるんです。むしろ、2段階の型採りで作らないと、精度が良い義歯にならないと私は思っています。当院では2段階で型採りをして義歯を作っていて、多くの患者さんが義歯を入れたときに納得してくださいます。

患者さんに接するとき心がけていることを教えてください。

一方通行にならないことです。自分の考えだけで進めるのではなく、患者さんの希望をしっかりくみ取るようにしています。何に困っているのか、どこまで治療したいか。僕らが一番良いと思っている方向と患者さんが望む方向がずれていたら、どれだけ良い治療をしても患者さんは満足できません。そのため、しっかりコミュニケーションを取りたいと思っています。対話を重視するのは、お人柄を知りたいという理由もあります。どんな方かわからずに治療するのは、僕としても本意ではないのです。技術的なことはもちろん、気持ちの面でも患者さんに満足してほしいと思っています。

そうお考えになられるようになったのには、何かきっかけがあったのでしょうか。

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研修医の時に担当したある患者さんがきっかけです。経験も少なかったため、なかなか治療がスムーズに進まずとても時間がかかってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。義歯が入り治療がすべて終わったとき、その患者さんが手紙をくれたんです。そこに「よく見てくれてありがとう、いつも会えるのを楽しみにしていました」と綴られていました。それがとても意外でしたし、うれしかったんです。僕の技術は未熟でしたが、毎回治療計画をお話しし、しっかりコミュニケーションを取ることは心がけていました。意思疎通して、その方自身を見ることの大事さを実感しました。

矯正歯科にも取り組み、歯並びの悩みを解決したい

歯科医師をめざしたきっかけや、忙しくされている中でのリフレッシュ方法を教えてください。

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家族や親戚に医師や歯科医師が多い家系で、将来は自分も医療系に進もうと思っていました。実家で犬や猫を飼っていたので獣医師をめざそうとも考えていたのですが、動物相手よりも人間相手に仕事をして、人に還元できたほうが良いのではと思い歯科医師になる道を選びました。医科は生命に関わる要素が多く、歯科はそれよりももう少し手前、生活に関わる要素が強い医療で、その人自身の生活の質の向上につながります。人とふれあえるのは楽しいですし、人と話すのも好きなので、歯科を選んで良かったと感じています。普段休みのときは、ゴルフや映画、あとは幼い子どもがいるので、子どもと遊んでいます。映画はいろいろなジャンルを見ますが、SFやアクションを選ぶことが多いです。

今後の展望を教えてください。

これまでは専門である補綴歯科で、入れ歯やかぶせ物の治療に重きを置いていましたが、予防の重要性を考えるたびに、歯並びの大切さも痛感し始めたため、歯並びをきれいにする矯正治療も手がけ始めています。矯正治療は自分にとっては新しいことで、とても面白く興味を惹かれ、勉強を始めました。当院の患者さんでも若い世代の方から、歯並びについての質問を受けることが多いので、やる価値があると感じました。歯がない人には義歯を、歯がある人には矯正を、両方できるクリニックになれば良いなと思っています。

読者の方へメッセージをお願いします。

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痛みが出てから来る方も多いのですが、虫歯が酷くなる前に検診を受けて早いうちに発見できると良いです。3ヵ月から半年くらいの間隔で、定期的に検診に来ていただくと、虫歯があってもひどくなる前に治療できます。検診はもちろん大事ですが、僕たちがお口の中を見られるのは数ヵ月に1回なので、セルフケアも忘れずしっかり歯磨きしていただきたいです。1日に3回磨くのが良いのですが、お昼は難しいという人もいると思います。夜は丁寧に磨く、フロスを使っていただくなど、工夫されると良いですね。それから、ただ磨くだけでなく、自分で「歯の調子はどうかな」と気にかけていただくことが大事です。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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