全国のドクター8,884人の想いを取材
クリニック・病院 161,496件の情報を掲載(2020年1月19日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 狛江市
  4. 和泉多摩川駅
  5. 岡本歯科医院
  6. 岡本 美世子 院長

岡本 美世子 院長の独自取材記事

岡本歯科医院

(狛江市/和泉多摩川駅)

最終更新日:2019/08/28

18044 %e5%b2%a1%e6%9c%ac%e6%ad%af%e7%a7%91%e5%8c%bb%e9%99%a2

小田急線和泉多摩川駅から徒歩30秒という好立地の「岡本歯科医院」。クリニックはモダンな外観のビルの2階にある。ドアを開けると、外の暑さを癒やしてくれるような涼しげな花が迎えてくれた。明るく清潔感ある診療室、赤いソファが印象的な待合室、院内には女性らしいセンスと細やかな心配りが感じられる。誰もがリラックスして診療が受けられる空間である。院長の岡本美世子先生は歯科医師になって31年、開業して26年のベテランで、地域に密着した診療を行っている。クリニックの取り組み、めざす歯科医師像、現代ならではの課題などについて熱く語ってもらった。
(取材日2018年8月28日)

口腔ケアに積極的に取り組んで、健康寿命を延ばす

クリニックの概要を教えてください。特に力を入れている治療はありますか?

1

一般歯科、小児歯科、口腔外科、予防歯科など歯科全般を診ています。予防歯科にも力を入れています。受診いただいたことをきっかけに、毎日のケアの大切さをお伝えできればと思っています。患者さんの層は小さいお子さんから高齢の方までと幅広く、狛江市・川崎市多摩区・東京都世田谷区・東京都調布市から来院されています。開院したのは1992年。父が開業した神田の歯科医院で5年間勤めた後、育児と仕事を両立するために自宅のある狛江の町で開業しました。

予防歯科は、具体的にどのようなことをされていますか?

小さいお子さんには「できるだけ虫歯をつくらないようにすること」、高齢の方には「できるだけ長く、お食事ができる口にすること」をめざすようお話ししています。口腔ケアの基本は歯磨きですが、歯科衛生士に指導をしてもらっています。まずお口の中を見て今の状態をチェックし、そのあと衛生士が患者さんの歯を実際に磨きます。きれいになったことを体感してもらい、歯磨きの気持ち良さを感じてもらっています。

口腔ケアについて、これまでと変わってきたことはありますか?

2

今まで、「自分の歯を残せるように頑張りましょう」とお話ししていましたが、「人生100年時代」を迎えた今、例えば、90歳になって抜歯をしなければならなくなることもあります。なので患者さんには、親知らずの抜歯などは元気なうちになさった方がいいですとお話するようになりました。健康で丈夫な口腔内環境をつくるために、食生活を見直したり、やわらかい食べ物ばかりではなく噛み応えのある食べ物も取るようにお話ししています。また、舌が上手に動かせないと、嚥下障害を引き起こす可能性があるので、「あいうべ体操」などの“健口”維持のための運動をすることをお勧めしています。

女性の特性を生かし、温かい雰囲気のクリニックに

歯科医師を職業に選ばれたのは、どうしてでしょう?

3

父は神田で歯科医院を開業していました。父に憧れ、尊敬する父と同じ歯科医師という仕事を選びました。大学卒業後は父の体調が思わしくなかったので、すぐに父の医院へ入りました。2ヵ月ほど一緒に働きましたが、私が歯科医師免許を取得したと同時に、父は入院してしまいました。末期の大腸がんだったため、父はそのまま現場に戻ることはありませんでした。しかし、父が自分の生涯をかけて、大切に歯科医院を残してくれたおかげで、父が亡くなった後も継続して来てくださる患者さんがたくさんいらっしゃいました。本当に患者さんにも父にも、感謝の気持ちでいっぱいです。

先生やスタッフが患者さんと接する際に大切にしていることを教えてください。

父はいつも「患者さんの話をよく聞くように」と教えてくれました。今もその言葉を心に、「患者さんの話をよく聞き、わかりやすい説明、納得いただける治療を」をめざしています。当院はスタッフも全員女性ですので、常に「患者さんが気軽に足を運んでいただけるような、温かい雰囲気のクリニック」であるよう心がけています。

院内にも患者が快適に過ごせる工夫をされていると伺いました。

4

空気清浄機を完備し、加湿器も2台設置しています。治療中はずっとお口を開けていなければならない時も多くあります。空気が乾燥しているとお口の中がカラカラになってしまいます。暖房を使う冬の間はとくに院内の湿度に配慮しています。また、感染予防のためにも口腔外バキュームを導入しています。

障害のある子どもたちの歯科治療の可能性を広げる

今後力を入れていきたいことは何でしょうか?

5

ほとんどの方は、治療が終了して調子が良くなると、それで通院をやめてしまわれます。当院では、それぞれのお口の状態に応じて、1ヵ月・3ヵ月・半年・1年と検診の間隔をご提案し受診いただくことをお勧めしています。年に1度、人間ドックの検診を受けられるのと同じ感覚で、歯科医院を利用していただけたらうれしいです。歯の健康は、全身の健康にもつながっているため、歯科医院で定期的に検診をすることで、糖尿病・心臓病・高血圧などのリスクから身を守ることができます。

自閉症や発達障害の子どもたちの治療について教えてください。

自閉症や発達障害の子どもたちは、削ったり詰めたりといった治療は専門の医療機関で受けることが多いですが、口腔ケアやメンテナンスは、地域の歯科医院で行うことが可能です。一連の治療の様子が描かれたカードを見せて、これからどんなことをするのか理解してもらうなど、口腔保健センターと連携しながら活動しています。絵カードは、小さな子どもたちの治療にも活用することができます。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

6

専門家に診てもらうと問題点が見つかることがあります。定期的な検診は大切です。年齢を問わず、虫歯にならないための適切な歯の磨き方や、日常のケアを覚えるために、定期的なチェックをお勧めします。夜寝る前や食後のブラッシングが効果的です。ぜひ、毎日の習慣にしてください。

Access