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小坂 博久 院長の独自取材記事

おさかクリニック

(東大阪市/東花園駅)

最終更新日:2019/07/17

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近鉄東花園駅北出口すぐのロータリー前にある「おさかクリニック」。院長の小坂博久先生は消化器内科・内科・外科・肛門外科とさまざまな分野の診察を行っている。小坂先生は総合病院などでの長い勤務経験を生かし「苦痛の少ない治療や検査」をモットーに検査や治療を行っている。内視鏡による胃や大腸の検査や、土曜の検査にも対応。更に在宅医療にも注力し、自宅での診察や看取り、患者以外の家族のケアなどの実現のため、看護師とともに訪問・往診にあたっている。「自分にできることは何でもやりたい」と穏やかに語る小坂先生に、病院での経験や在宅医療にかける思い、今後の展望についてたっぷりと語ってもらった。
(取材日2019年6月13日)

多くの経験を生かし「苦痛の少ない検査」をめざす

まずは患者層を教えてください。

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地元の人が多いです。幅広い年齢層の患者さんが来院します。内科や外科のかかりつけにしてくださる患者さんもいますが、緊急のけがや体調不良で来院される患者さんもいらっしゃいます。私は開業前、若草第一病院の外科で手術を行っており、開業時はその時の患者さんからスタートし、クチコミで患者さんが増えていきました。クチコミでの来院や、家族ぐるみで受診してくださることはとてもうれしいですね。

開業前の若草第一病院では内視鏡外科部長を務めていたのですね。

はい。胃がん、大腸がん、胆石症などに対し、腹腔鏡手術を行っていました。また、胃・大腸内視鏡検査も行っていました。苦痛の少ない検査ができればと思い、麻酔を使用した内視鏡検査を行っていました。胃や大腸の検査は苦しいといったマイナスイメージを持っている患者さんが多いです。僕自身、胃カメラを飲んだ時にとても苦しくて(笑)。麻酔を使用すれば、いつ検査を行ったのか覚えていないくらいの感覚で検査を受けられますからね。検査がつらかったから、二度としたくないと思われるのは患者さんにとっても、良くないと思います。

麻酔を使用した内視鏡検査はメリットが多いのですね。

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寝ている間に検査を行いますので、楽に内視鏡検査を受けることができます。皆さん、検査をしたことをほぼ覚えていないです。検査終了後は回復室でゆっくり休んで帰っていただきます。ただし、検査を受けた日は、回復室で休んでも、車やバイクの運転はできません。検査当日に、どうしても車の運転をしないといけない方には、鼻から細い内視鏡を使って検査をするようにしています。苦しさやつらさが軽減されれば、気軽に内視鏡検査を受けていただけるのではないかと思います。当院では早期発見・治療のために早めに検査を受けてもらえるよう、土曜日の検査も行っています。

「自分にできること」を合言葉に在宅医療も行う

肛門疾患の治療や手術にも対応していらっしゃいますね。

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自分ができることをやろうと思い、幅広く対応しています。いぼ痔・切れ痔・痔ろうといったおしりの病気は生活の質も下げてしまうので、これに対しても苦痛の少ない治療が提供できるよう心がけています。当院で日帰り手術ができればと思い、試行錯誤しながら始めました。日帰り手術は、手術を行ったその日のうちに帰宅できるので、仕事や家事、育児などで忙しい方には気軽に受けていただきやすいかと思います。

他にも、在宅医療に取り組んでいらっしゃいます。

僕自身、外科医師として多くのがん患者の手術を行っていましたが、3、4年たつと再発する可能性もあります。終末期を家で最期まで過ごしたいと考えている患者さんもいらっしゃいます。そのような患者さんを自宅で看取ることができれば、という思いから在宅医療を始めました。訪問診療を行う患者さんは、僕自身が手術した人もいますし、大きな病院から在宅医療を依頼された人もいます。患者さんを最期まで看取ることは、僕一人では容易ではありませんが、当院のスタッフとともにチーム医療を行っています。患者さんだけではなく、もちろんご家族の方の不安も拭えるよう、スタッフ全員でサポートしています。

在宅医療の課題点は何でしょうか?

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一番は訪問看護の体制が充実しているかという点ですね。訪問看護師や介護職員との連携が重要だと考えます。当院も、最初は他の訪問看護ステーションを利用して在宅医療や看取りを行っていましたが、今日こんなことがあった、症状が悪化したなどの情報が伝わってこず、うまく連携を取ることができないこともありました。そこで、充実した訪問看護を提供するには、やはり自前の訪問看護ステーションが必要だと思いました。当院は現在、事務員5人、常勤の看護師4人と、パート看護師で訪問看護を行っています。クリニック内の診療でも在宅診療でも、僕一人では患者さんに満足してもらえる診療はできないと思いますので、スタッフ全員でのチーム医療を心がけています。

他院と連携を取りながらより良い医療を提供したい

患者と接する際に心がけていることは何でしょう?

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きちんと話を聞いて説明することです。忙しいからといって話を聞かないという態度は、患者さんにも伝わってしまいます。病院に勤務していた時もたくさんの患者さんが来ていましたが、夜遅くなってもどれだけ時間がかかっても、できるだけ時間を取って話を聞くよう心がけていました。そういったことが医師と患者との信頼関係や安心感につながるのではないかと思っているので、現在も患者さんが来院されてから帰るまでに時間がかかっても、納得して帰ってもらえることを大切にしています。たとえ僕が診察する時間が短くても、看護師やスタッフと話したり相談に乗ったりできるよう、スタッフにも患者さんのケアをお願いしています。

どういった症状や悩みを持った患者に来院してほしいですか?

おなかの痛みや血便などの消化器症状から、おしりの悩み、そして内視鏡検査、一般内科疾患などの患者さんが来院されています。初めて来院される患者さんの中には、緊張しているせいか、症状がつらいせいか、なかなか心を開いてくれず診療が難しい方がおられるのですが、何回か通院してお話ししていくうちに、怖い顔から笑顔を見せてくれるようになった時はうれしく感じます。症状や悩みはさまざまなので、自分ができることであれば何でも診察・治療を行っています。まずは話を聞き、治療ができる場合は自分で、できないことは病院への紹介をしていきます。紹介したりされたりと連携をとりながら、その人に合った診療を行い、紹介先は患者さんの希望に応じて紹介しています。なので、病気以外のどんなことでも気軽にご相談いただければと思いますね。スタッフもチーム一丸となり、今後も地域の患者さんを支えていきたいと思っています。

最後に今後の展望と、メッセージをお願いします。

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今できることを継続して行いつつ、在宅医療にも力を入れていきたいです。在宅医療を行うには、僕だけでなく看護師、介護職員の力も重要になってきます。医療・介護の連携をとっていくことで、質の高い在宅医療が行えると思っています。一人でも多くの患者さんを診られるように、徐々に規模を大きくしていきたいとも考えています。あとは自分の健康に気をつけながら、僕にできることを行ってクリニックを継続していきたいと思います。駅前で便利な場所にあり、幅広い分野の診療をしていますので、どんどん利用してほしいです。当院では、じっくり話を聞くことをモットーに診療を行っています。待ち時間が長くなったとしても、それぞれのスタッフが対応することにより、待ち時間を感じさせない診療を続けていきたいです。地域の皆さまの健康を守り、愛され、信頼できるクリニックをスタッフ一丸となりめざしていきます。

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