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新井 聖一 院長の独自取材記事

新井歯科医院

(足立区/綾瀬駅)

最終更新日:2021/10/12

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綾瀬駅から徒歩5分の立地にある「新井歯科医院」は、患者の未来を見据えて治療を行うクリニックだ。新井聖一(あらい・まさかつ)院長は、神経を抜くと「治療→再発に気づかず悪化→治療」と負のスパイラルに陥りやすくなることから、神経を抜かない治療を提唱。実績を重ねてきた。また、患者の経済的負担にも心を砕き、質の高い保険診療を実現すべく院内技工室も完備している。「患者さんとのコミュニケーションを大切にしたい」と話す新井院長は、「お話の日」という独自のシステムをつくり、「患者の話を聞く」時間を重視。丁寧にゆっくりと話す姿勢からも、新井院長の誠実さが伝わってくる。診療理念や今後の展望などを聞いた。

(取材日2016年11月30日)

神経を抜かない虫歯治療に注力した診療を実施

「神経を抜かない治療」に力を入れているそうですね。

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はい。当院では虫歯と歯周病の治療に力を入れているのですが、この2つの疾患は歯を失う理由の80%をしめているといわれています。つまり、この2つをきちんと予防・治療していけば、歯を失わずに済むはずなのです。その具体的な方法として、私は虫歯治療の際に「神経を抜かないこと」を大切にしています。歯を抜きたくないとおっしゃる方はいますが、神経について意識している患者さんは多くないのが現状。ぜひ皆さんには、神経を抜くとかぶせ物の下の再発に気づけず、虫歯が悪化し、最終的に抜歯する可能性が高まることを知っていただきたいです。もちろん必ずそうなるということではありません。ですが、最終的に自分の歯を守れるのは自分だけ。歯と治療内容に興味を持ち、ご自分の意志で治療を進めてほしいと思います。

「お話の日」にはどのようなことをされているのですか?

希望者の方だけに、治療日とは別に治療内容の説明や疑問点へのお答えなど、30分の相談時間を設けています。診療中にもお話はさせていただいているのですが、治療中は私もできる限り丁寧な治療をしたいためお話に集中できないですし、治療されている患者さんも聞きそびれてしまうことがあると思うんです。治療のどのタイミングでも「お話の日」をご予約いただけますので、不安や気になることはどんどん聞いていただきたいです。また、患者さんのお口の中の状態によっては、治療が始まってから診療方針を調節する場合もあります。そんなときは一度「お話の日」を設け、ご理解いただいた上で治療を進めています。

院内に歯科技工室があるのは珍しいですね。

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そうですね。当院では患者さんにとって最良と考えるものをオーダーメイドで作るため、技工室を設けています。当院では自由診療、保険診療の技工物に限らず一つ一つ丁寧に仕上げています。また、保険のかぶせ物では生活に不便があるのではと心配される患者さんがいらっしゃいますが、精度にこだわった技工物なら保険適用の素材でも噛む機能は十分なんです。当院の自由診療は、そこに審美的なプラスアルファやさらなる快適さをプラスしたものと考えていただけるとよいかと思います。

曽祖母のために抱いた将来の夢

そもそも、先生はなぜ歯科医師をめざそうと思われたのですか?

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3人兄弟なのですが、私だけがなぜかひいおばあちゃん子で、小さい頃はいつも一緒にいました。その曽祖母が「入れ歯が合わない」とよく言っていて、「大人になるとみんなこうなるのかな」、「大きくなったら自分が歯を治してあげたい」と思っていました。この漠然とした気持ちが固まったのは高校生3年生、進路を決める時期でした。家族が医師家系だったので、自然と医師を志す気持ちは芽生えていましたが、医科か歯科かどちらに進むべきか迷っていました。この時期に曽祖母が亡くなり、当時の夢を思い起こしました。歯について悩む人の声を間近で聞いてきた私だからこそ、できることがあるのではないかと思ったのです。この出来事が歯科医師をめざすきっかけとなりました。

特に力を入れて学んできた分野は何ですか?

虫歯治療です。実は、大学入学後は歯科治療のあり方にずっと疑問をもっていました。例えば、私の父は皮膚科の医師で、幼い頃から「薬で治す」という治療を近くで見ていました。同じ「菌」が原因となって生じた疾患にも関わらず、なぜ虫歯は削ったり抜いたりすることでしか治せないのか、もっと他のやり方はないのか、と感じていたんです。歯科医師になりたての頃はその思いを抱えたまま教科書どおりの診療を行っていました。ですがある時、その治療ではいつか歯を失うための悪循環しか生まないことに気づきました。治療をしているのに悪循環、そんな状態が患者さんにとって最良のはずはないと思い、もっといい方法はないものかと探したことがきっかけで神経を抜かない治療にたどり着いたのです。勉強を始めた当時はまだ世の中でも新しい治療法で、専門の先生に直接指導を受けました。今では、神経を抜かない治療が当院の柱になっています。

どんな時に歯科医師としてのやりがいを感じますか?

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他院で神経を抜かなければならないと言われた患者さんの神経を抜かずに、短期間で治療を終えられたときです。ホームページなどで見ていらっしゃるのか、当院にはそうした患者さんが大勢駆け込んできます。きちんと治療して喜んでいただけたとき、もっとたくさんの方の力になりたいと意欲が湧きます。そういった意味では、日々やりがいを感じさせていただいているといえるのかもしれません(笑)。ただ、残念なことに神経を抜かない治療を行っているクリニックはあまり多くありません。ぜひお家の近くで専門のスタディーグループに加盟しているクリニックを探し、歯をいたわる治療を受けていただきたいと思います。

めざすのは、信頼と安心の人のためになるクリニック

先生のご趣味を教えてください。

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月に2回、フットサルをすることです。小学生の頃からサッカーを続けてきたので、本当はサッカーをしたいんですけどね。社会人ではなかなか人数が集まらないため、フットサルに転向しました。体を動かすことそのものももちろん楽しいのですが、さまざまな職種の社会人が集まる今のチームは、自分の知らない話を聞き、たわいもなく騒げることが心のリフレッシュになっています。サッカー好きが転じて、今では地元・山口県のプロサッカーチームのオフィシャルスポンサーにもなってしまいました(笑)。特に教えたわけではないものの、娘もサッカーが好きなようでそれが少しうれしいです。

今後の展望を教えてください。

技術をさらに向上させていくことは当然とし、もっと患者さんとのコミュニケーションを深めたいと思っています。私は診療に入ると治療に集中してしまい、寡黙になりがち。決して患者さんとお話をしたくないわけではないのですが、精密な治療をしようとするあまり、手元に集中してしまうんです。治療をおろそかにしないことはもちろん重要なのですが、やはりそれだけでは患者さんとの信頼関係は育ちません。「お話の日」だけでなく、今後は治療の技術以外にも患者さんが通いやすくなる取り組みをしていきたいです。皆さんの中にある「歯科は痛い、怖い、行きたくない場所」のイメージを変えていけたらと思っています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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今ある歯を維持するためには、虫歯と歯周病を予防することが第一です。当院ではこの2つの治療に重きをおき、定期検診、歯の磨き方のご指導などもさせていただきます。皆さんの歯の健康を守るサポート役になれたらうれしいです。また、虫歯治療の際に神経を抜いてしまうと、今後の歯の健康に負のサイクルを呼び込みやすくなることから、当院の治療では「虫歯で神経を抜き、根の治療をする」ルーティンはほぼゼロです。過去に神経を抜かなければならないと言われた方の多くも、神経を抜かずに治療を終えています。どんな治療がその方にとって最良かは一概に言えません。しかし、このまま治療を進めて本当にいいのだろうかと疑問に思ったら、一度相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックのかぶせ物/7万4800円~

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