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三浦 大周 院長の独自取材記事

赤坂三浦クリニック

(港区/溜池山王駅)

最終更新日:2020/06/29

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2016年開院の「赤坂三浦クリニック」は、乳腺・内分泌疾患の診療に特化した専門クリニック。院長を務めるのは、虎の門病院の乳腺・内分泌外科で25年にわたり診療を行ってきた三浦大周先生だ。「患者さんの目をしっかり見て、誠実に向き合うようにしています」という先生は、開院後も虎の門病院と強固な連携体制を築き、症例に応じて患者を紹介するほか、2018年より虎の門病院での手術を再開。豊富な知識や経験を生かし、幅広い症状・悩みを抱える患者に良質な医療を提供する。そんな三浦先生に、力を入れている乳がん検診のことや診療姿勢、今後の展望などを聞いた。
(取材日2019年8月22日)

乳腺・内分泌疾患の専門家による医療を提供

まずはクリニックの特徴について教えてください。

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私は乳腺・内分泌を専門とする外科医師で、これまで虎の門病院で多くの手術に携わってきました。長年勤務医として経験を積み、今後はより良好な環境で患者さんたちに還元したいと思い、開院したのがこのクリニックです。この地を選んだのは、虎の門病院との連携のしやすさを考えてのこと。開院当初から私が虎の門病院で手術を担当していた患者さんが多く、中には深刻な病状の方もいらっしゃいます。今でも緊急性を要すると判断した場合はその場で病院と連絡を取っています。乳腺と内分泌に特化した専門性の高いクリニックであると自負しております。

内分泌外科の専門家でもあるそうですね。

はい。もともと内分泌外科を専門とする医師は少なく、その中でも日本乳癌学会乳腺専門医の資格を所持している医師はさほど多くはありません。内分泌疾患の中には診断が難しいものもあり、複数の医療機関を転々とされてきた患者さんも少なくありません。私はそうした患者さんたちの診療や手術にも携わってまいりました。内分泌学や乳がんの治療などに興味を持った理由は、手術だけでなく薬物療法などによっても治療を行える分野だからです。適切な治療によって、治癒を期待できるものも多くあります。当院は専門のクリニックですので、他院からのご紹介の患者さんも多くいらっしゃいます。一人でも多くの患者さんに笑顔になってもらいたいですね。

患者さんと接する時に、どのようなことを心がけていますか?

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できるだけ患者さんの目を見てお話しすることです。カルテやエックス線写真など、診察室にはたくさんのモニターや資料がありますから、ややもすればパソコンの画面ばかりを見て話すことになってしまいます。だからこそ、患者さんをしっかり見ることを意識しています。また、話がぶれずに、一貫性を持たせることも大事です。例えば3ヵ月前には「そろそろ服用を止めましょう」と言っていたのに、最近になって「飲み続けましょう」と言われたら、患者さんからの信頼を失うでしょう。医療は日進月歩で、科学の上に成り立っているものですので、科学に基づいたお話を患者さんにするように心がけています。現状わからないことであれば、「今はわからないが、1年後にははっきりするかもしれない」などときちんと伝えることが大事だと思っています。

虎の門病院と連携し、乳がんや甲状腺腫瘍手術に対応

こちらでは、乳がん検診にも力を入れているそうですね。

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当院には、人間ドックや健康診断で精密検査の指示を受けた患者さんが多くいらっしゃいます。しかし報告書を見ても「左胸に腫瘍の疑いあり」などと書かれているのみで、詳しい位置や大きさまでは不明確なことが多々あります。病気の早期発見も大切ですが、まだ診断が確定していない患者さんに「大丈夫ですよ」と声をかけ、異常のないことをしっかり伝えることも乳腺専門医の重要な役割だと考えています。そのためには精密な機器や、検査・診断の技術、そして学術的根拠が欠かせません。マンモグラフィ検査も、専門知識を持つ放射線技師が行い、また虎の門病院時代からともに仕事をしてきた看護師もいて、メンタルケアを含めた看護を担います。専門分野においてはすべて総合病院に劣らないレベルの医療が提供できるように努めています。

虎の門病院で手術を再開されたと伺いました。

開院後から現在まで虎の門病院と連携しながら治療を進めており、2018年からは、乳腺に関しては私の手術を希望される患者さんに対して虎の門病院での手術を実施しています。診断から術前術後のケアまで同じ医療スタッフが関われるということは、がんが見つかり、不安な思いを抱えていらっしゃる患者さんにとってのストレスは軽減されるようです。また、乳房を切除した患者さん用の下着や、脱毛した患者さん用のウィッグなどへの対応も適切に対処するよう心がけています。当院は予約制であるため、毎朝すべての患者さんに対してのスタッフミーティングにより、当日それぞれが何をすべきかの再確認を行っております。このため、私の指示がなくても各自がそれぞれ行動に移してくれています。

印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

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多くのがん患者さんは、節目ごとに再発がないことを確認する検査があります。再発がないことがわかると、私は「~年のお祝いしてね」と声をかけています。それが患者さんにとても喜んでいただけるんです。スタッフにも深々と頭を下げて、うれしそうな表情でお帰りになる患者さんの姿を見ると、私も心からうれしい気持ちになりますね。また、友人の付き添いを兼ねて検査を受けてみたところ、初期のがんが見つかったという患者さんも印象に残っています。最初はなかなかがんを受け入れることができず苦しい思いをされていましたが、それでも頑張って手術を受け、術後に「検査を受けて良かったです」と言っていただけたときのことは忘れません。受付のスタッフも、これまでの道のりをずっと見てきたので、自分のことのように喜んでいましたね。

乳がんは定期検診でプロに見つけてもらうもの

お忙しい毎日だと思いますが、先生のリフレッシュ法について教えてください。

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食べることが大好きなので、今はおいしいものを食べるために頑張って仕事をしています(笑)。体を動かすことも好きなので、ジムに通って体力維持にも気を配っています。当院の医師は、私1人。仕事もプライベートも充実できるよう、日々の生活の中でメリハリをつけながら、まずは自分自身が健康でいられるよう気をつけています。

今後の展望をお聞かせください。

あれもこれもと手を広げずに、あくまでも専門に特化したクリニックとして進化し続けたいと思います。例えば新薬の導入においても、当院だけでなく近隣の薬局の方たちにもその薬剤についての情報共有が必要なため勉強会などを行ってもらうよう、お願いしています。日々進歩する医療のスピードに遅れないよう研鑽を続け、良い意味で周りを巻き込みながら、地域全体の医療レベルを底上げできたらうれしいですね。また開院当初より、すべてのスタッフとともに試行錯誤しながら、より良い診療を追求してきました。そのかいあってか、以前に比べて患者さんの満足度は上がっているように思います。患者さんのニーズと当院が提供する医療がマッチしてきたことも、クリニックの大きな進歩なのではないでしょうか。今後も歩みを止めず、引き続き皆さんに満足していただけるよう力を尽くします。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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近年、メディアで乳がん検診の重要性が取り上げられる機会が増えてきましたが、それでもきちんと定期的な検診を受けられる方はまだ少ない印象です。「前から胸のしこりが気になっていました」と言って受診される方もいますが、本来は自覚のない状態で、年に1度は信頼できる専門の先生に診てもらうことが大切です。例えば、毎年誕生月になったら専門医師による検診を受け、異常がなかったら1年間安心して楽しく生活する。そういった検診の受け方が良いかと思います。当院では女性の患者さんの気持ちに配慮し、検査着に着替えた後は男性の方と遭遇しないように院内の構造を工夫しておりますので、安心して受診していただきたいですね。乳がんは自分で見つけようと頑張るものではなく、専門家に見つけてもらうもの。そんなふうに思っていただけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳がん検診/9900円~

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