デンタルパーク いけだ歯科醫院

デンタルパーク いけだ歯科醫院

池田 忠幸院長

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院内に1歩入った瞬間に目に入る街灯やベンチ。映画のセットのような造りに思わず歓声を上げてしまう患者も多いと評判なのは、2016年5月に開院したばかりの「デンタルパーク いけだ歯科醫院」。院長の池田忠幸先生は、歯科という枠にとどまらず、さまざまな疾患や生活環境などもふまえながら全身の健康状態をサポートする包括的診療で注目の歯科医師だ。患者を包み込むような穏やかな笑顔と、じっくり相手の言葉に耳を傾ける姿から、とことん患者に寄り添う真摯な姿勢が伝わってくる。そんな人間味あふれる池田先生に、セントラルパークをイメージした内装への思いから歯科医師をめざしたきっかけまで、熱い思いをじっくり聞いた。
(取材日2016年11月22日)

亡き父への思いが支えた包括的診療への道

―セントラルパークをイメージした歯科医院というのはユニークですね。小物使いもステキです。

学生時代から海外を周るのが好きで、バックパック1つで夜を明かしたセントラルパークが私にとって世界への興味を広げてくれたきっかけの場所となりました。セントラルパークは町の憩いの場としていろんな人が心を休めに集まる場所です。開業にあたって、ただ治療するだけでなく、都会の雑踏の中で心のやすらぎを求めている方がふらっと立ち寄って、ベンチに腰掛けて小説を読んだり、スタッフと会話したりすることで少しでも笑顔になれる場でありたいという思いを込めて、セントラルパークをイメージした内装にしました。天井の青空と開口部のグリーン、そして街灯やベンチに癒やされると言ってくださる患者さんも多くてほっとしています。

―先生が歯科医師になったいきさつを教えてください。

私はもともと手先が器用で、プラモを作ったりこまかい作業をしたりするのが大好きな子でした。大きくなったら歯科医師になりたいという夢を抱いていたのですが、実際には家業を継ぐために家電メーカーの研究開発に携わることになりました。社会人として多忙な日々を過ごす中、どうしても歯科医師になりたいという思いを抑えきれなかった私は、ある日思い切って父にそのことを打ち明けました。父なりに複雑な思いがあったと思うのですが、父は私の思いを受け容れてくれました。そんな父だったからこそ、いつか自分が父の歯の治療をして恩返しをしようと一生懸命勉強していたのですが、残念ながらその前に父は病気で亡くなってしまいました。今思い出しても、本当につらいですね。

―お父さまの死が、歯科だけではなく全身の健康を考えたいという患者への思いへつながったのですね。

それは大きいと思います。私は鶴見大学の歯学部を卒業後、大学院では内科の先生に指導を受けました。たいへん厳しい指導のもと、歯というのは体の中の臓器のひとつで、必ずしも口の中だけでくくれるものではなく、体全体の情報を口の中につなげながら全身の健康を考えることが大切だということを学びました。専門は高齢者歯科学で、お口の中だけでなく糖尿病や高血圧など患者さんの全身疾患や生活環境、さらには精神的側面などもみながら歯科診療にあたるので、脈や血圧も測ります。小さな変化を見逃さないことは根本的原因の解明につながるだけでなく、大きなトラブルや医療事故を防ぐことにもつながります。実際、血圧に異常がみられた患者さんの治療を中止して病院を紹介したところ、そのまま入院となって一命をとりとめたという患者さんも少なくありません。



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