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木林 伯文 院長の独自取材記事

きばやしファミリー歯科

(町田市/鶴川駅)

最終更新日:2021/02/25

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鶴川駅から車で10分ほどの場所にある「きばやしファミリー歯科」。ガラス張りになった待合室には、明るく開放感のある空間が広がる。「受付はラウンド型にしました。事務をする上での使い勝手は良くないのですが、やわらかな雰囲気を出すことを優先させました」と院長の木林伯文先生。そんなこだわりの背景にあるのは、「歯医者が怖かった」という幼い頃の思い。そのため同院では、「歯医者が怖い」と感じる人も通いやすいよう、痛みの少ない治療も心がけている。プレイスペースも含む個室のファミリールームを2部屋備えているのも、家族そろって安心して通ってほしいから。気さくで親しみやすい木林院長に、開業の経緯や院内のこだわり、力を入れている診療などたっぷり語ってもらった。
(取材日2020年3月5日/更新日2021年2月17日)

家族そろって安心して通えるクリニックをめざす

まずは開業の経緯をお聞かせください。

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日本大学松戸歯学部を卒業後、埼玉県のクリニックで7年間、一般歯科の治療だけでなく、インプラント治療や訪問診療の経験も積みました。そうした経験を通して、生涯にわたる治療計画を立てて、患者さんのお口の中をメンテナンスして差し上げたいという気持ちが強まっていったんです。実は、原宿で開業している父のクリニックを継ぐことも考えていました。しかし、都心では転勤される方も多く、治療計画を立てても最後まで診られないケースも多々あります。それで、ファミリー層の多いこの場所で開業することを決意。院名に「ファミリー」とつけたのも、ご家族全員を診たいという思いからです。

どんなクリニックをめざしていますか?

「歯医者が怖い」という方は潜在的に多くいらっしゃると思うのです。私もそうでした。父に歯を診てもらっていたのですが、震えながら治療を受けていましたから(笑)。だからこそ、そんな方々も通いやすいクリニックをめざしています。「歯医者が怖い」と感じる大きな理由は、痛み。痛いと通いたくなくなりますよね。ですから、表面麻酔や細い注射針を使用して痛みを少なくするよう工夫しています。時間をかけて麻酔を施すこともポイントですね。お子さんの場合、「麻酔」という言葉も使いません。「光をあてると魔法がかかるから目を閉じててね」などと声をかけつつ、麻酔を施します。初診時のカウンセリングで、麻酔が苦手かどうかなど細かく確認するようにも心がけていますね。

院内の造りにもこだわっていらっしゃるようですね。

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ご家族そろって通っていただけるよう、個室のファミリールームを2部屋備えています。診療ユニットの近くに椅子やプレイスペースを配置。親御さんが治療を受けている間は、スタッフがお子さんを見守ります。また何人かお子さんがいるなら、順番に治療を受けていただけます。ほかに、おむつ替え用のベッドを備えた授乳室もご用意。私の妻もそうでしたが、小さなお子さんを持つお母さんは歯科に通いにくいですよね。しかし、女性はホルモンの影響で口内環境が男性に比べて悪化しやすいというデータもあります。育児期間中に歯周病や虫歯が進行し、治療を受ける頃には神経を取ったり抜歯したりせざるを得ないといった状況にならないためにも、通いやすい環境づくりが大切だと思うのです。

生涯にわたる健康を視野に入れて、予防に力を入れる

患者層はいかがですか?

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お子さんからご年配の方まで幅広い世代の患者さんが来院されています。特にこの地域には若いファミリー層の方が多く、院名のとおり「ファミリー」で通ってくださっていますね。お母さんたちの意識も高く、「子どもには私のような歯にならないでほしい」という気持ちが強いように感じます。検診やフッ素塗布を希望される方もたくさんいらっしゃるんです。また、この辺りには昔から住んでいる方々も多く、60代以上の患者さんもいらっしゃいます。そうした方々からは入れ歯のトラブルなどをご相談いただいていますね。

予防に力を入れていると伺いました。

メンテナンスには力を入れていますね。歯科衛生士を担当制にしているのは、そのほうがお一人お一人の状況を把握してより良くサポートできるからです。予防に関しては、幼い頃から取り組むことが大切。永久歯は生えてから5年ほど未完成な状態なので、高校生くらいまでは虫歯の管理が必要です。小学校低学年くらいまでは親御さんも注意していますが、成長に伴い習い事などの予定が増えると、予防に対するモチベーションが下がることもあります。当院では、単に口頭で伝えるだけでなく、イラストや画像などもお見せしながら予防の大切さを時間をかけてご説明そています。部活で清涼飲料水をよく飲むお子さんに対して、生活指導を行うことも。スタッフ全員が一丸となって患者さんの予防に対するモチベーションを高めるよう努めていますね。

キッズクラブという取り組みについても教えてください。

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0~15歳までのお子さんに向けた予防プログラムです。「予防のために定期的に受診してほしい」という思いから始めました。具体的には、治療を頑張ったご褒美にカプセルトイを楽しんでもらったり、フッ素塗布やフッ素トレー法をお受けいただいたり。フッ素トレー法とは、フッ素を含む液体を流したトレーを噛んでもらい、そこに微弱な電気を流してフッ素をイオン化する方法。フッ素がより歯に定着しやすくなるといわれています。キッズクラブ以外にも、歯質が弱く虫歯のリスクが高いお子さんを対象に、フッ素を含んだ液でうがいするフッ素洗口という自宅でのセルフケアを推奨しているほか、奥歯の溝にフッ素加工したプラスチックを埋め込むシーラントも行っています。

なぜ予防を大切にされているのですか?

勤務医時代に訪問診療も行っていたのですが、患者さんの多くは介護が必要な方。そのほとんどが歯を失っていました。歯を失い噛む力が衰えてくると栄養状態も悪くなり、全身の健康や健康寿命にも悪影響が及ぶことがあります。実体験を通して、予防の大切さを痛感したのです。また、ある先生が講演の中で「子どもの頃に予防することが最も大切」と話されていまして。本当にそのとおりだと思うのです。子どもの頃に虫歯になり削ったり詰めたりすると、再発を繰り返し、将来的に神経を取ったり抜歯したりすることにもつながりかねません。幼い頃からきちんとケアしていくことが何よりも大切なのです。

複数の歯科医師が専門を生かして治療にあたる

複数の先生がいらっしゃいますね。

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現在、私以外に4人の歯科医師が診療しています。小さなお子さんの治療が得意な女性歯科医師が、週に1~2回小児歯科を担当。その他、口腔外科を専門とする先生やインプラント治療を専門とする先生にも来てもらっています。また矯正に関しては、月に2回矯正専門歯科医師を指導する立場の先生に診療を担当していただいています。子どもの場合、乳歯と永久歯が混在している頃は、顎の成長に合わせて治療できる「ゴールデンタイム」ともいわれる時期。お子さんの歯列が気になる方はぜひ一度ご相談ください。

セラミックを用いた補綴治療にも力を入れていると伺いました。

セラミックというと、審美面に目が行きがちですが、虫歯の再発予防にも役立つという大きなメリットもあります。歯を残すには、治療の際に神経を残すことが大切。しかし、保険診療で使う金属の詰め物は膨張率が天然歯と異なるため、温度変化によって年月がたつごとに接着剤がはがれ、虫歯が再発しやすくなります。一方、セラミックは歯と膨張率がほとんど同じで、そのようなことが起こりにくいため、結果的に神経を残すことにつながるのです。私は勤務医時代にセラミックを使った補綴治療で知られる先生のもとで勉強しましたので、技術には自信があります。

最後に読者に向けたメッセージをお願いします。

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入れ歯治療を終えた患者さんにありがとうと言ってもらえるとうれしいのですが、実際には抜歯してしまう前に早くからケアしたほうが時間も費用もかからずに済みます。本来の歯を長く残すことができれば、介助を必要とされる方が減り、社会貢献にもつながると思うのです。皆さんには、生涯自分の歯で食べて、QOL(生活の質)を良好な状態に保ってほしいですね。そのためにも、歯科に定期的に通っていただきたいと思っています。ただ現在当院では、予約が取りづらい状況になっていることをたいへん申し訳なく思っております。地域の皆さんの歯の健康を守るためにも、ご家族全員で通えるような環境づくりを心がけていますので、どうぞ安心していらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/33万円~、成人矯正/66万円~、セラミックインレー/3万3000円~、インプラント治療/38万5000円~、フッ素トレー法/1100円~

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