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古谷 達之 院長、古谷 恵里 副院長の独自取材記事

大森ふるや眼科クリニック

(大田区/大森駅)

最終更新日:2026/05/01

古谷達之院長、古谷恵里副院長 大森ふるや眼科クリニック main

2016年11月に開院した「大森ふるや眼科クリニック」。エレベーターを降りた先にあるエントランスホールには鮮やかなステンドグラスがはめ込まれ、明るく開放的な雰囲気だ。受付カウンターに3つ並んだ丸形の照明や、待合室の一角にあるスタンド席などはまるでカフェのようで、「病院」という言葉の持つ緊張感をそっと和らげてくれる。夫婦で診療にあたる古谷達之院長・古谷恵里副院長は、大学病院や地域の基幹病院で臨床経験を積み知見を深めてきたジェネラリスト。「疾患による得手不得手はない」と、幼児から高齢者まであらゆる年代のさまざまな症状に対応する。柔和な物腰と誠実な対応だけでなく、医療に対する真摯な姿勢もよく似た二人が「地域のかかりつけ医」となる日は、そう遠くないだろう。

(取材日2016年10月31日/情報更新日2026年4月27日)

幅広い診療経験をもとに、地域の目の悩みを見極める

1階の「観音通り中央医院」は、恵里先生のお父さまの医院だそうですね。

古谷達之院長、古谷恵里副院長 大森ふるや眼科クリニック1

【恵里副院長】はい。当院の開院工事に伴って、父の医院とは併設という形になり、全体的にリニューアルをしました。内覧会には250人もの方がいらしてくれたのですが、中には父の患者さんも多く、「待っていましたよ」と言ってくださる方もいてとてもうれしかったですね。父が患者さんから慕われていることを改めて実感して誇りに思いましたし、私たちも頑張らなければと気持ちを新たにしました。
【古谷院長】いくつか候補地を見ましたが、義父の存在もとても心強いですし、幅広い年齢層の方がお住まいで、培ってきた知識と技術で地域医療に貢献したいという私たちの思いに適した土地だと思い、この場所に決めました。

開業までの経緯をお聞かせいただけますか?

【古谷院長】大学を卒業後、東京女子医科大学病院眼科学教室に入局し、済生会栗橋病院、オリンピア眼科病院、獨協医科大学、済生会川口総合病院眼科主任部長を経て開業しました。栗橋病院では、初診の患者さんの診断から治療方針の立案、治療まで一貫して携わりました。川口総合病院は手術件数が非常に多い病院だったため、白内障手術、硝子体手術だけでなく、緑内障や斜視、網膜剥離といった難しい手術まで、ほとんどすべての手術を経験しました。
【恵里副院長】東京女子医科大学を卒業後、初期は臨床研修を経て東京女子医大眼科学教室に入局しました。その後、オリンピア眼科病院、若葉眼科病院、済生会栗橋病院、済生会川口総合病院、至誠会第二病院と大学の関連病院で経験を積みました。

さまざまな症状や手術を経験されてきたご経歴は、患者さんにとって大きな安心材料ですね。

古谷達之院長、古谷恵里副院長 大森ふるや眼科クリニック2

【恵里副院長】そうですね。それぞれに特徴がある病院で、そこでしか積むことのできない経験を積み、知識を深めることができたと思います。とくにオリンピア眼科病院は、甲状腺眼症の方が7割、緑内障の方が3割というとても特殊な病院でしたから、数多くの甲状腺眼症の患者さんを診療し、甲状腺眼症を見る目を養うことができました。様子を見るべきか精密検査をすべきかの判断もできるので、必要があればオリンピア眼科病院に紹介しています。また、蒲田にある若葉総合病院では、3年半にわたり多くの手術を手がけ、それ以降も各病院で手術経験を積んできました。

子どもから大人まで年齢で変わる目の悩みを丁寧に診療

こちらで対象とされる疾患について教えてください。

古谷達之院長、古谷恵里副院長 大森ふるや眼科クリニック3

【古谷院長】開業前は高齢の方が多い印象でしたが、実際にはお子さんも多く、総合的な診療が求められるエリアだと感じています。もともと、専門分野に特化するのではなく、あらゆる疾患を診ることができるジェネラリストでありたいと思っていたので、白内障から糖尿病網膜症、黄斑変性、小児眼科まで幅広い疾患に対応していきたいですね。中でも白内障に関しては多くの手術を経験しており、地域のお役に立てると自負しています。標榜している病院が少ない小児眼科も得意としていますので、お子さんの目に関しても気軽にご相談いただければうれしいですね。
【恵里副院長】目に関することなら、ここに来れば何とかなると思っていただけるような医院にしていきたいですね。

白内障の日帰り手術も行っているんですね。

【古谷院長】はい。当ビルの2階に手術室を設備し、日帰りで白内障の手術を受けていただくことができます。患者さんからはよく、「痛くないですか?」という質問をいただきますが、我慢できないほどの痛みを感じる人はほとんどいらっしゃらないことや、痛み止めもお渡ししていることをお伝えすると、皆さん安心してくださるかと思います。また、当院では多焦点眼内レンズを用いた白内障手術にも対応しております。近くと遠くの両方にピントを合わせることが期待できるので、術後裸眼で過ごせる場合が多いのがメリットです。

高齢の方の診療についてお聞かせください。

古谷達之院長、古谷恵里副院長 大森ふるや眼科クリニック4

【古谷院長】高齢の方は、「見えづらい」「眼鏡が合わない」という症状を訴えて来院される方がほとんどです。しかし、こうした一見何げない主訴の中に、実は重大な病気が隠れている場合があるので注意が必要です。人間は普段、両眼でものを見ているため、片目が見えなくなってしまっていてもそれに気づかない場合が多いんですよ。目の病気は全身の病気の一症状として発症するものも多いです。万が一、こちらで眼科分野以外の病気が見つかった場合には、別の疾病で受診している病院や自宅から通いやすい病院など希望をお伺いして、速やかにご紹介するようにしています。
【恵里副院長】1階の父の医院とも連携が可能です。眼科から内科、内科から眼科という相互連携によって、患者さんにとっての利便性が少しでも高まればと期待しています。

「一期一会」「初志貫徹」を胸に、基本に忠実な診療を

お子さんの診療において心がけておられることありますか?

古谷達之院長、古谷恵里副院長 大森ふるや眼科クリニック5

【古谷院長】お子さんの目の位置が気になる、見えづらそう、などの気がかりをきっかけに受診できれば良いのですが、実際はお子さん自身が症状を訴えられるようになる6歳、7歳くらいになって初めて気づき来院されるケースが多いです。斜視や弱視は早期発見・早期治療が鍵ですので、保護者の方からみて何となく違和感がある場合には、できるだけ早く受診していたきたいですね。
【恵里副院長】まずは怖がらずに通ってもらうことが何より大切です。嫌がる子には無理強いせず、遊びに来る感覚で何度か通っていただいて、慣れてきたら少しずつ詳しい検査をしていくようにしています。また、自分の言葉で症状を説明できない年齢のお子さんの場合、保護者の方からじっくりお話を伺うようにしていますが、より正確に状態を把握するために、お子さんの症状が発生したときの写真や動画を撮ってきていただく場合もあります。

お忙しい毎日ですが、プライベートはどのようにお過ごしですか?

【古谷院長】休日は、子どもを含めて4人で過ごす時間を大切にしていますね。子どもが生まれて初めて、保護者の方の心情を身をもって理解できるようになり、育児も仕事に役立っています。ふたりの共通の趣味がゴルフなので、緑に囲まれた環境でリフレッシュしてくることも多いですね。
【恵里副院長】幼い頃から父の背中を見て育ちましたが、父はとても忙しく、急患があって夜中に出かけていくこともしばしばでした。そういう姿を尊敬しながらも、妻として母としてライフステージの変化がある女性には難しい働き方だという気持ちがあり、眼科を選んだという経緯があります。家庭や育児と上手に両立しながら、長く眼科医師を続けていきたいですね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

古谷達之院長、古谷恵里副院長 大森ふるや眼科クリニック6

【恵里副院長】座右の銘でもある「一期一会」「初志貫徹」の気持ちを忘れず、人とのつながりを大切に、目的に向かって努力することを諦めず、患者さんにより良い治療を提供していきたいと思っています。
【古谷院長】患者さんの訴えにしっかり耳を傾けて解決法を探り、一人ひとりのご要望に応えられるようベストを尽くす。当然のことですが、そうした基本を忘れずに診療を続けていきたいですね。これまでの経験を生かして、地域医療に貢献できる医院づくりに力を注ぐつもりです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多少点眼内レンズを用いた白内障手術/片眼27万円~29万円