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奥田 剛 院長の独自取材記事

日暮里レディースクリニック

(荒川区/日暮里駅)

最終更新日:2019/09/30

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2016年6月に開院した「日暮里レディースクリニック」。明るく優しいクリーム色と緑の椅子が30脚ほど並び、窓から明るい日差しが柔らかく降り注ぐ待合室には、患者の気持ちを少しでも明るくしたいという奥田剛院長の気持ちがあふれている。奥田院長は、難治性の患者の治療にも親身になって応えてきたベテランのドクター。「他院ではなかなか授からない方も、あきらめずに当クリニックにお越しいただきたいですね。たとえ結果が思わしくなかったとしても、悔いの残らないよう精いっぱい務めます」と語る。不妊治療というデリケートな分野を専門とした医師らしく、細やかな心遣いが感じられるインタビューとなった。
(取材日2016年6月23日/情報更新日2019年9月30日)

婦人科、生殖医療の知識が豊富なベテラン医師

院内は、明るくて広々としていますね。内装でこだわったところはありますか?

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全体の色合いや調度品などについては妻に任せておりまして、女性ならではの視点が生かされているかもしれませんね。患者さんの多くは女性だと思いますから、居心地の良さを感じていただければうれしいです。私自身がこだわったのは、動線です。内側に診察室や処置室、培養室などを設け、その周りを囲むように待合室や通路を配置しました。こうすることによって、スタッフの移動距離が短くなり仕事が効率的になりますし、患者さんには明るい窓側に長くいていただけます。当クリニックにせっかくお越しいただいたのですから、少しでも明るいお気持ちになっていただきたいと思っています。

昭和大学医学部をご卒業後から開院されるまでの経緯について、教えてください。

全般的な治療に携わりたいと思い、救命救急の科に入局しました。しかし、広く浅くよりも専門性を持ちたいと思うようになり、昭和大学藤が丘病院にて外科系の研修を受けることにしました。修了後、本来ならどこかの外科に身を置くべきところでしたが、産婦人科の知り合いから声をかけられまして、若い方からご高齢者まで幅広く診ることができることに魅力を感じ、産婦人科にて勤務するようになりました。産科、婦人科、生殖科などすべて含めて携わり、色々な経験をさせていただきました。津田沼にあるクリニックでお世話になっていた頃、院長先生から開院したらどうかと背中を押していただきまして、今まで学んできたことの集大成を発揮するべく開院することにしました。

医師をめざすようになり、なぜ不妊治療に携わるようになったのか、教えてください。

私は北海道の出身なのですが、子どもの頃に一緒に住んでいた祖父が歯科クリニックを開業しておりまして、医療を身近に感じていました。そして高校生の時に、歯だけでなく命に関わるような全身を診る医師になりたいと思い、医学部を受験したのが、医師へのステップの第一歩でした。その後のことは、先ほどお話したような流れですね。不妊治療に携わるきっかけになったのは、産婦人科にて勤務している途中でカリフォルニアの大学病院へ留学したことです。そちらでラボの仕事に携わる機会を得て、研究の面白さにすっかり魅了されてしまいまして(笑)。ラボワークが一部にある生殖医療に関する仕事がしたいと思い、不妊治療を専門分野に選びました。実際の臨床の中でラボワークはありませんが、培養士と卵の状態についての話し合いもスムーズに進みますので、その当時の経験が生かされていると思います。

この地を選ばれたのは、どうしてでしょうか?

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不妊治療のクリニックにはある程度の広さが必要なため、開院するにあたり条件に見合った場所を探していました。色々とアンテナを張っていたところ、当地を見つけまして。この建物の4階には日暮里健診プラザが入っており、当クリニックの隣には検査の会社もあって、開院するにはとても恵まれた環境だと思いました。そして、最寄り駅である日暮里駅は、JR、京成電鉄、東京都交通局の日暮里・舎人ライナーなどの路線が通っていますから、さまざまな場所から通っていただけることと、駅から徒歩1分ですから、近くて便利なこともポイントですね。

難治性の症状でもあきらめず、来院してほしい

クリニックの特色について、教えてください。

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タイミング法、AIH、体外受精など、全てのステップを踏まえた上で、どんな症状にも対応します。また、体外受精の場合、採卵後ある程度育った卵を戻していきますが、培養士から患者さんに卵の育つ経緯などについて説明する培養士の専用窓口を設けており、患者さんに、ご自分の状況についてご納得していただけるよう、卵を育てている培養士自身から丁寧にご説明しています。他に、男性不妊治療についてもご相談いただけます。もし検査や治療、手術が必要との判断となった場合は、当院と連携している「銀座リプロ外科」へご紹介しています。

先生は、どのような診療方針をお持ちですか?

妊娠率にこだわるよりは、むしろ妊娠する数、少しでも多くの患者さんを診てさしあげたいと思っています。その一方で、他院でうまくいかなかった難治性の患者さんについても、力を尽くしていきたいと思っています。不妊治療を専門としたクリニックによっては、低刺激や自然周期にこだわったり、体外受精を得意とするところもあると思いますが、当院では自然周期、低刺激、刺激周期、それ以外の特殊な方法を含め、個人にあったオーダーメード医療を心がけまた、その方に合った最善の治療をしてさしあげたいと考えています。その中の1つとして、多嚢胞性卵巣症候群の方のためにIVMも行っております。一般的にIVMは通常の体外受精と比べると成績が落ちるというイメージがありますが、成績はそう大きく変わりません

不妊治療については、夫婦で温度差があるとよく聞きます。

そうですね。特にご主人の理解がないとおっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。男性は女性ほど危機感を持っていないケースが多いですね。できればご主人にもお越しいただいた上でご説明したいのですが、婦人科というのは男性にとっては来にくい場所のようで、なかなかお越しいただけないことがあります。不妊の原因や治療に対して男性にもっと理解を促せるよう、社会全体で働きかけていくべきですね。

診療の際、どのようなことを心がけていらっしゃいますか?

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とにかく、目の前にいる患者さんに対して親身になって、決して手を抜かないということでしょうか。一周期一周期を無駄にせず、いらした時に一番いい治療をご提供できるよう努めています。たとえ最終的に結果が思わしくなくても、患者さんに「ここで診てもらえてよかった。悔いはない」と思っていただけるよう、あらゆる手を尽くしたいですね。

なるべく早い段階で、気軽に相談に来てほしい。

学生時代に打ち込まれてきたことや、ご趣味について、教えてください。

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学生時代はテニス部に所属していました。他に、山岳の医療に携わるクラブに入っていまして、毎年夏になると山梨県にある北岳の診療所でお手伝いをしていました。クラブのOBがドクターをしておりまして、いろいろと教えていただきました。趣味については、少し違うかもしれませんが、小学3年生の娘がおりまして、外で一緒に遊んだり、家の中で本を読んだりしながら過ごすことが本当に楽しいんです。

ドクターズ・ファイルの読者に、メッセージをお願いします。

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不妊治療については、以前ほど行きづらさがなくなってきたかと思いますが、それでもなかなかクリニックを訪ねることができない方もいるようです。ご相談いただいたり、こちらの話を聞いていただくだけでもかまいません。どうぞお気軽にお越しください。原因不明で妊娠されない方もいらっしゃいますが、やはり年齢の問題は大きいですね。特に女性の社会進出は目覚ましいものがありますので、お子さんがほしいと思う頃には治療が難しくなっていることもあります。どうぞ早い時期にお越しいただきたいと思います。そして、できればご夫婦でご相談にいらしてほしいですね。他院にかかっておられてなかなか妊娠しないという方も、あきらめてしまう前に、当クリニックにぜひお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精:17,000円~、体外受精:20万5000円~、IVM:30万円~(すべて税抜)

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