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山田 はづき 院長の独自取材記事

大塚山田 眼科クリニック

(豊島区/大塚駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR山手線大塚駅近くのビル5階にある「大塚山田 眼科クリニック」。中に入ると、ビル内とは思えないほど開放的な待合室やキッズスペースが広がっている。「私も病院に行くと緊張してしまうので、できるだけくつろいでいただける空間になるよう意識しました」とほほ笑む山田はづき院長。女性目線の気づかいがあふれる室内は居心地がよく、女性や子どもの患者が多いというのも納得だ。一人ひとりの患者に対して十分に対応したいという思いから、土曜日も診察を行っている。「眼科診療だけにとどまらず、地域の皆さまの健康を守りたい」と話す山田院長に、クリニックの特性や治療方針などについて聞いた。
(取材日2018年6月29日)

子どもから高齢者までが通いやすい温かな雰囲気

開院にあたり、この地を選んだ理由と、こだわったポイントを教えてください。

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私は九州出身なのですが、研修医時代からこの地域にはなじみがあり、温かい人柄の方が多くて大好きな場所です。手術が必要な場合などには、近くの都立大塚病院と連携がしやすいことからもこの地を選びました。お子さんの視力検査や、眼精疲労からくる頭痛などでお悩みの社会人の患者さんが多いですね。どちらかと言うと女性の割合が高いです。また若い方も意外に多く、ドライアイ、コンタクトレンズのトラブルもよく診ます。内装に関しては、待合室はなるべく広く、キッズスペースを設けることにもこだわりました。待合室から診察室まで、車いすやベビーカーのまま移動することもできます。また眼底検査を行う際は瞳孔を開く目薬を差すため、照明がまぶしく感じやすくなるので、照度は落としつつ暗くなりすぎない空間づくりを心がけました。

クリニックの特徴を教えてください。

OCTという眼底三次元画像解析検査の機器を導入しています。網膜を詳細に観察することができるため、緑内障の早期発見などが可能です。また視能訓練士という視力検査のスペシャリストが常駐していますから、お子さんの視力検査も視能訓練士が担当させていただきます。同じビルの3階に主人の脳神経外科クリニックがあり、そちらでMRIやCTの検査が可能ですので、連携して診察を行うこともあります。実際に、視力低下を主訴に来院された方に脳腫瘍や脳梗塞が見つかったこともあります。逆に、頭痛で脳神経外科を受診した人が眼科受診を勧められ、自覚症状のない緑内障が見つかったというケースもあります。脳神経外科が近くにあるからこそ来てくださる患者さんも増えたようです。同じビル内にあるので時間を調整して同じ日に両方受診することも可能ですから、患者さんにとってもメリットが大きいのではないでしょうか。

医師を志したきっかけや、ご経歴を教えてください。

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父が内科の医師だった影響が大きいです。自宅敷地内に病院があり、診察や調剤の様子、患者さんが安心して帰って行かれる姿を見て、子どもながらに素敵だと思っていました。東京女子医科大学に入学した当初は専攻を決めかねていましたが、実際に患者さんの目を見た時に「なんてきれい!」と感動して……。目は小さい臓器ですが、機能が集約されていて精巧です。そういった点でも興味を持ち、眼科の医師になろうと決めました。卒業後は東京女子医科大学東医療センターに10年在籍し、その後主人の転勤に伴って静岡に移り、地元の眼科クリニックに勤務しました。それから東京に戻って東京北医療センターで8年間勤務した後に開業しました。

丁寧な説明を心がけ患者に寄り添う診療を

患者さんと接する際に気をつけていることは何ですか?

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しっかりと患者さんの顔を見てお話しするようにし、患者さんのお話をよく聞くことを大切にしています。実際に自分が病院にかかる機会があった時に、とても緊張して検査結果が出るまでどんなに不安かを実感したんです。診察を受けるということは患者さんに精神的・時間的な負担をかけていることを実感しましたので、患者さんが話していただきやすいような雰囲気づくりを心がけています。総合病院にいた頃は、お一人ずつの診察時間を長く取ることも難しく、患者さんにうまく説明が伝わらないこともありました。私は患者さんに説明をさせていただく際には、難しい専門用語は控えた丁寧な説明を心がけるようにしています。例えば、正常な状態の目の写真と、症状が出ている患者さんの目の写真を比較しながら説明するなど、ワンズかりやすさを心がけています。そしてご納得いただけるまで寄り添いたいとも思っています。

目の症状から発見される、全身の病気もあるそうですね。

眼底は直接血管を観察できるため、目の病気だけでなく全身の病気がわかることもあります。眼底出血がたまたま見つかった方に高血圧や脳梗塞を起こすリスクが見つかり、内科的治療が必要になる方もいらっしゃいます。現在、発症した病気を治療するだけでなく、病気を予防することも大切だと思います。そのため、内科診療も行っている主人の脳神経外科で、詳しい検査や治療をお願いすることもあります。目に何らかの症状が出ていても、自覚症状があまりないケースは少なくありませんから、そういった意味でも検診はもちろん、気になることがあれば眼科を受診されることをお勧めします。

特に気をつけたい目の病気はありますか?

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緑内障は40歳以上の5%が罹患するといわれていますが、実際に治療する人は少数です。眼科を訪れた際に偶然見つかることも多いですが、運よく見つかっても早期のうちは自覚症状がなく、治療を途中でやめてしまう方もいらっしゃいます。自然治癒することはなく、未治療だと徐々に進行していきますので、治療の必要性をしっかりと説明し、納得していただくことの重要性を改めて感じます。当院にも「昔、緑内障と診断されたが通院が大変で自己中断していた」という患者さんがいらっしゃいましたが、その方は「ここなら脳神経外科に通うついでに受診できる」と治療を再開してくれました。両科が近くにあると家族が同行する場合も楽ですから、この利便性の高さは活用してほしいです。緑内障に限らず、お子さんや高齢の方は症状を訴えないことも多いですから発見が遅れがちです。周囲の方に違和感を感じている方がいらっしゃれば、受診を勧めていただきたいですね。

長期的な目の健康のため眼科検診の促進を

印象深い患者さんとのエピソードはありますか?

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研修医時代に10代の男性患者さんを担当したことがありました。私が不慣れで各検査に時間がかかってしまったのですが、忍耐強く協力してくださいました。再発があり治療も長引きましたが、退院時に「先生の一生懸命な姿を見て、僕も医療従事者になりたい」と言っていただいて。その気持ちがとてもありがたくて、非常に励まされました。また、これ以上の治療方法がなくなり、見え方が不自由な患者さんから「診察時に先生の笑顔を見ると元気が出ます」とお手紙を何度もいただいた時には涙が出ましたね。ちょっとした症状をとても心配し、来院される方も多くいらっしゃいますが、診察後大丈夫だとわかりホッとされ笑顔で帰っていかれると、私もうれしくなりますね。

お休みの日の過ごし方を教えてください。

ゆっくりと過ごすことが多いです。趣味が美術鑑賞なので、美術館に出かけたり、健康維持のために運動をしたりしています。運動といっても家の中ですが、DVDを見ながらヨガやストレッチをしています。普段高齢の方と接する機会も多いですが、やはり体を動かされている方はお元気ですので、私も見習いたいですね。あとは掃除も好きですから、暇があれば、掃除を始めてしまいます。きれいになるのが楽しくてついつい没頭してしまいますね。

読者の方へメッセージをお願いします。

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患者さんに威圧感を与えてしまわないよう、丁寧に笑顔で説明することを心がけています。地域の皆さまが気兼ねなく、あらゆる症状を相談に来ていただける場が私の理想です。「目が疲れている」など些細なことでも遠慮なくお越しください。また診療によっては、気になっていたこととは別の症状が見つかる場合もあります。特に働き盛りの40代からは緑内障のリスクが高くなりますし、近視が強い人や糖尿病、高血圧の基礎疾患がある人は定期的に検査をされた方がいいです。平日がお忙しい方のために、当クリニックは土曜も診察をしています。目の健康に不安を感じることなく快適な日常生活を送っていただけるよう、お手伝いさせていただきます。

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