荒田内科クリニック

荒田内科クリニック

荒田 浩久院長

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新丸子駅から2分。駅前の便利な場所でありながらも騒がしくはなく、近隣にはマンションも多いという住み心地の良さそうな地域に「荒田内科クリニック」は位置している。内科と循環器内科の診療を行う荒田浩久院長は、近隣の総合病院での11年間にもわたる勤務を経て同院を開院した。外観は黒を基調にした落ち着いた雰囲気を醸し出しているが、中に入ると白を中心にした内装の柔らかさが院内を包む。荒田院長は、院の外で植物に水をやっていれば「きれいな花ですね」、休日に出勤していれば「今日はお休みなのにどうしたんですか」と気軽に声をかけてくれる町の人たちの明るさが好きだという。診療に対しての考え方を聞いた。
(取材日2016年6月9日)

専門分野の外にも関心を持つようになった修業時代

―医師になるきっかけは何でしたか?

父は耳鼻科の勤務医で、私が通う小学校の校医もしていました。ただ、最初は自分の就く職業として、医者は敬遠していたんです。なぜなら、父は忙しく、休日にどこかに連れていってくれることもあまりありませんでした。また緊急時に備えて自宅待機する宅直の役目も回ってきて、学校から帰っても「今、お父さんは眠っているから、外で遊んできなさい」なんて言われることがよくありまして(笑)。でも、中学、高校と年齢を重ねるうちに、友達が父に診てもらったと感謝していたり、父がたまに「昨日は大変だったけれど患者さんの病状が良くなってほっとした」と言ったりするのを聞くと、医師の仕事もいいなと実感するようになったんです。そして次第に、自分も医療の道をめざしたくなりました。

―循環器内科の専門を深めたプロセスはどのようなものでしたか?

循環器を専門にしたのは、これからの医師は心電図が読めた方が良いという父の勧めに対し、大学時代の実習を経てそのとおりだと感じたからです。循環器内科の専門家となるべく、狭心症や心不全などの現場で症例を重ねました。ただ、研修医の時に印象的だったのは、専門の外にも興味を持つことの大切さだったんです。ついていた教授の方針から、私は当時、専門外の診療にも積極的に関わったのですが、例えば、ネフローゼ(高度の蛋白尿により低蛋白血症をきたす腎臓疾患群)ならステロイドを中心とする薬物療法と食事療法ですが、細かな微調整の仕方は、腎臓内科の先生にお話を聞かないと難しいなど、専門外の知識の浅さを痛感しました。「分野どうしをつなぎ、連携を促す存在も必要だろう」「専門を深めると同時に、他科とのやりとりに開かれている医師でありたい」と思うようになったんです。

―循環器内科の技術の進歩が目ざましい時期を、現場で目撃された面もあっただろうと想像します。

私は大学の医局では狭心症や心筋梗塞の研究に従事していました。15分ほど血液の流れが止まると一時的に心肺機能が低下する状態を動物実験を通して研究し、3日ほどで元の状態に戻るというデータを得て、学会で発表したこともあったのです。当時は血管の中に細い管(カテーテル)を入れた検査や治療が一般化しておらず、血液の流れが止まった状態を治療する方法はほぼありませんでした。しかし、カテーテル治療ができるようになり、血液の流れが止まった後も回復が見込めるようになると、患者さんたちはやはり3日ほどで元の状態に回復していったのです。基礎研究で調べていたデータは後に臨床で生きるものなのだな、と医療の進化に関わることの醍醐味を実感しました。



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