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渡邊 裕香 先生の独自取材記事

みずほ眼科

(葛飾区/京成立石駅)

最終更新日:2022/03/30

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京成立石駅近くにある「みずほ眼科」。同院は、診療室、待合室、手術室など全体的にゆとりのある造りになっていて、とても開放的な雰囲気だ。トイレにおいても、子ども連れや車いすの患者などが利用しやすいように広めの設計となっており、おむつ交換台も用意。「診療は幅広く、できるだけ専門的なご要望にもお応えし、地域の方たちが通いやすいクリニックをめざしたいです」と話す渡邊先生。丁寧に言葉を選んで、わかりやすく伝えようと話してくれる様子から、地域への温かな思いを感じさせる。そんな渡邊先生に、医師になったきっかけや診療モットーなど、さまざまな話を聞いた。

(取材日2022年3月15日)

診療の幅広さも専門性も十分なクリニックをめざす

クリニックの特徴を教えてください。

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多焦点レンズを用いた白内障手術と網膜硝子体の手術に力を入れています。特に網膜硝子体の手術は、受け入れている病院も少ない専門性の高い治療です。当院では田邊樹郎先生が主に手術を担当しています。同じ眼科医の自分から見ても田邊先生の手術は素晴らしいと思います。豊富な治療経験をお持ちで、高い技術を有していらっしゃるため、みずほ眼科以外にも複数の施設から手術の依頼があり手術に行かれています。ただ、当院では、そういった特定の病気に偏ることなく、幅広く、それぞれの分野を深めた診療を行っていきたいと思っています。現在、当院には非常勤を含め複数のドクターが勤務しています。目の病気というと、ひとくくりに考えてしまいがちですが、目という組織の中に細かい専門が存在します。必要に応じてそれぞれ専門のドクターが対応することで、より詳しい症状の分析と適切な治療を、より早く患者さんに届けていけるよう心がけています。

先生の診療モットーは何ですか?

患者さんが「来て良かった」と思えるようなクリニックづくりを心がけています。私自身、病院に行くのはあまり好きではなく、大きな病気と言われたらどうしよう、先生が怖かったら嫌だな、と緊張する気持ちがよくわかります。そんな不安を抱えた方たちに、少しでも安心してほしい。その気持ちが私の診療の柱です。もちろん、診療や治療に間違いがないのは大前提ですが、聞いてもらえて安心した、説明を受けて納得できたというプラスアルファが大事だと思っています。当院では、不安な気持ちへのフォローやケアも大切にしていきたいと思っています。

診療の際に心がけていることはありますか?

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不安や緊張感から、普段気になっていることを医師に聞けなかったという患者さんもいらっしゃると思うので、できるだけリラックスしていただける雰囲気づくりをしています。お話しいただくことで、意外なところから診断の手がかりになることもあります。また、病気と一口に言っても、すぐに治るような病気もあれば長期間付き合っていかなければならない病気もあります。今の医学では完治が望めず現状維持に努めなければならない病気などさまざまです。病気のご説明をする際には、患者さんに納得していただくことが一番大事だと思っているので、患者さんの年代や、話している途中の反応を見ながら、一人ひとりの患者さんに合わせてお話しします。現状をご理解いただくことで、日常生活で気をつけられることが増えたり前向きに捉えられたりすると思うんですよね。なにかしら手助けができたらと思いながら診察にあたっています。

「人が好き」そのシンプルな気持ちが医師になった理由

なぜ医師をめざされたのでしょうか?

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高校生になった頃はまだ、医師になろうとは思っていませんでしたが、漠然と人と関わる仕事をしたいと思っていました。進路指導の先生に相談をする中で、「医師が向いているのではないか」と言われましたが、医師家系でなかった私は、それまで医療関係はまったく視野に入れていませんでした。自分なんかがなれるだろうかという気持ちがありましたが、調べるにつれ医師という職業に惹かれていき、その後悩んでいた私の背中を親友が押してくれたこともあって、医学部をめざそうと決めたのです。実際に医師になった今では、心からこの職業を選んで良かったと感じています。いいアドバイスをくれた先生と親友に感謝ですね。

では、その中でも眼科を選ばれたのはなぜですか?

最初のきっかけは、眼科が自分にとって一番なじみのある科だったためです。中高生の時から近視があり、よく眼科に通っていました。とはいえ、大学生の頃はまだ選択肢の一つでしかなく、いくつかの科との選択に迷っていました。そんな私に、「やっぱり眼科医になりたい」と思わせてくれたのが、研修医としていろいろな科に携わらせてもらっている中で見た、眼科の手術。その時に見た眼内の美しさに感動してしまったんです。それから、眼科で研修させていただいているうちに、目という小さな組織は、それ1つで完成された機能・構造を持っていることを知りました。知れば知るほど奥の深いその勉強も、私にはとても魅力的でしたね。また、眼科は患者さんご自身が治療の結果を実感しやすく、笑顔をたくさん見られる科でもあります。治療することで人に喜んでもらえる、そんな眼科医は、まさに私がめざした医師の姿だったんです。

これまでに、印象に残っている患者さんとのエピソードはございますか?

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研修医の時に、白内障の重篤な症状で大学病院にいらっしゃった方がいました。その方はたいへん難しい病状で、手術をしたからといって結果につながるとはいえない状態でした。指導医の先生が手術を担当しましたが、その方への病状や手術の説明は私も一緒にさせていただきました。結果的には手術は無事に終わり、その翌日に病室へ伺うと「先生、見えます!」と私の手を握り、涙ながらに喜んでくださったんです。その姿を見て、患者さんが抱えていただろう不安や見えないことでの不便、同時に眼科の素晴らしさや、やりがいを再認識しました。診療を続けていれば、うれしいエピソードはたくさんあります。けれど、その最初の感動は今でも忘れられません。

人と人を結ぶコミュニケーション豊かな診療が第一

お休みの日はどのように過ごしていますか?

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7歳と4歳の子どもがいるので、休みの日はもっぱら公園などで遊んでいます。新型コロナウイルス感染症の流行もあり、すぐには難しいですが、いずれは家族で旅行などもしてみたいです。もともと旅行は好きで、長期の休みがあれば国内外に出かけていました。お気に入りの場所は、沖縄やハワイなど暖かくて気持ちがゆったりする場所。何度でも行きたくなる大好きな土地なので、いつか子どもたちも好きになってくれたらうれしいです。

お子さんがいらっしゃる先生ですと、ママたちも安心できそうですね。

わが家の上の子は、病院受診の際にすごく泣く子どもだったんです。受診どころではなくて、親としては申し訳ない気持ちに何度もなりました。なので受診の際にお子さんが泣いてしまっても、親御さんは申し訳ないとか、泣きやませなきゃなどとは思わずに、焦らずリラックスしていただきたいです。お気持ちもよくわかりますし、どのお子さんもわが子にくらべると泣き声も小さく感じます(笑)。

今後の展望を教えてください。

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もうすぐ開業して6年になります。ありがたいことに毎日多くの患者さんにお越しいただけています。来ていただいた患者さんが直接お知り合いに紹介してくださったり、他のクリニックや病院の先生から治療のために紹介いただいたりと、当初想定していた以上に遠方から受診していただくことも増えています。今後は、サテライトクリニックなどで間口を広く設けたり、連携施設を増やしていくなど、当院での治療をより多くの患者さんに受けていただけるようにさまざまな方法を模索しながら今まで以上に地域に貢献できるよう努力していきたいと考えています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

痛みやかゆみなどを自覚されている時は誰もが病院に行くはず。でも、弱い症状や視界が少し見えづらいくらいでは、病院にかかるタイミングがわからず、我慢している方が多くいらっしゃいます。違和感を覚えたら、まずは相談だけでもいいので、早めに医療機関にかかることをお勧めしたいです。目の病気の中には、症状が出にくいものもあります。ある程度年齢を重ねた方は特に、今自分が何も感じていなくても、健診のつもりでクリニックへ通っていただきたいと思います。病院に行きたくない気持ちは私も同じ。だからこそ、通ってもいい、通いたいと思っていただけるクリニックをめざします。いつでもご相談にいらしてください。

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