全国のドクター8,943人の想いを取材
クリニック・病院 160,842件の情報を掲載(2021年6月24日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 相模原市緑区
  4. 橋本駅
  5. 医療法人社団由穂会 やじま泌尿器科クリニック
  6. 堤 久 院長

堤 久 院長の独自取材記事

やじま泌尿器科クリニック

(相模原市緑区/橋本駅)

最終更新日:2021/06/02

17871 top

相模原市緑区橋本、JR線と京王線の両線が利用できる橋本駅の北口から歩いて3分ほどの場所に「やじま泌尿器科クリニック」はある。腎臓から膀胱に至る泌尿器を専門とするクリニックとして、2002年の開院以来地域に根差した診療を提供する。明るい日差しが差し込む診察室で迎えてくれたのは、2020年11月から同院の院長を務める堤久先生。「体のトラブルは一人で抱え込まず、とにかく相談することが大切。気軽に相談できるクリニックで在りたい」と笑顔で語る。老若男女問わず尿に関わる悩みから、前立腺疾患、勃起障害(ED)まで、泌尿器科を軸に幅広く診療する同院のめざす医療について、診療の合間にじっくり話を聞いた。
(取材日2021年4月27日)

排尿トラブルや前立腺疾患、性感染症などに幅広く対応

昨年から院長を引き継がれたそうですね。

1

矢島通孝先生が開設しました当院の院長を、2020年11月に継承いたしました。私は聖マリアンナ医科大学病院泌尿器科の出身で、矢島先生は医局の先輩。大学病院勤務時代には同じチームで診療にあたってきた間柄です。そうした縁から、医局を辞し、家族とベトナムに渡って3年ほど現地の邦人向けクリニックで診療を担ったのちに帰国した私に声をかけてくださいました。

クリニックの特徴を教えていただけますか。

男女問わず腎臓から尿管、膀胱、尿道に至る尿路と、前立腺、精巣を対象に診る泌尿器科の診療を軸に展開しています。予約制なので患者さん同士の対面や接触をできるだけ避けることができ、感染症やプライバシーを気にされる方でも安心して受診していただけるのが特徴だと思います。駅に近くアクセスしやすい立地ですが、院内空間は十分広く確保できており、車いすで来られる方や、ご家族の付き添いでいらっしゃる方にも余裕を持ってゆったりと受診していただけます。

どのような患者さんが多くいらしていますか。

%ef%bc%92

お子さんからご高齢の方、女性から男性まで幅広い方々にご来院いただいています。高齢男性に多い前立腺肥大症の診断や治療、前立腺がんに対するエコー検査や腫瘍マーカーの測定など、専門的な検査も行っていますが、女性やご高齢の方に多い頻尿や尿もれなどのおしっこにまつわる悩みの相談が圧倒的に多くなっています。お子さんではおもらしやおねしょ、若い世代では膀胱炎のほか淋病、クラミジア性尿道炎など性感染症のご相談もお受けしています。お子さんの包茎や中高年の勃起障害(ED)などに関わるご相談も多くあります。

頻尿や尿失禁は、治療とともに生活習慣の見直しも大切

近年の傾向として相談が増えている症状があれば教えてください。

%ef%bc%93

40代、50代からの頻尿や尿失禁など、排尿にまつわるご相談は増加傾向にあるように思います。こうした排尿トラブルは、昼間であれば外出に不安を覚えてしまったり、夜間であれば睡眠の妨げになってしまったりと、生活の質(QOL)を著しく低下させてしまうこともあります。「年を取ったから仕方がない」と諦めている方も多いようですが、背景に前立腺肥大症やがん、糖尿病などの重篤な病気が隠れていることもあります。近年では医薬品やサニタリー用品のメーカーCMなどの貢献により病気の啓発も進み、ご相談いただくケースも増えています。「こんなことならもっと早く相談しておけばよかった」と言っていただくことも。おしっこの相談は恥ずかしいと躊躇する方も多いようですが、一人で悩む時間を少しでも短くするためにも、気軽にご相談いただければと思います。

頻尿や尿失禁などの排尿トラブルにはどんな治療を行うのでしょうか。

症状を引き起こしている病気が特定できれば、まずはその治療を行います。しかし、女性の方に多い頻尿や尿失禁を引き起こす過活動膀胱では、原因が特定できないことも。薬を使って膀胱の過剰な収縮を抑えることを図るのに加え、例えば夜間頻尿では寝る前の水分摂取を抑えるだけで、トイレの回数を一回減らせると言ったように、生活習慣を見直すことも大切になってきます。また、骨盤底筋を鍛えるトレーニングもお勧めしています。患者さんのライフスタイルに合わせて治療以外のアプローチもいろいろと提示することができますので、まずはご相談いただきたいですね。

前立腺がんについても教えていただけますか。

4

近年、患者数が増加傾向にある前立腺がんですが、比較的ゆっくり進行する傾向のがんで、高齢で発症した場合には寿命に関わらないと判断されれば治療を行わないケースもあります。しかし、若くして発症するとリンパ節や骨、肺や肝臓などに転移することも。早期に発見すれば治癒をめざすことも可能なので、罹患率が高まる50歳を過ぎて未検査の方はぜひ検査を受けていただきたいと考えています。前立腺がんは進行すると血尿や痛みなどの症状が出ることもありますが、多くの場合早期では自覚症状はありません。採血のみでリスクを判定することができるPSA検査は、人間ドックや自治体検診のオプションとして選択可能なことも多いので、ぜひご検討ください。

相談を受け止め、子どもから高齢者まで頼られる医師に

診療にあたり、心がけていらっしゃることはありますか。

%ef%bc%95

患者さんのお話をよく聞いて一緒に考え、わかりやすく説明することは大切にしています。泌尿器科は幅広い年齢層の患者さんを診る診療科ではありますが、やはり高齢の方が多いので、ゆっくりと大きな声で、ご理解いいただきやすい言葉でお話しするように心がけています。実は以前、お恥ずかしながら医師である私の母親が、飲み忘れた薬を自宅にためてしまっているのを見つけたことがあります。その時、理由を聞くと先生に申し訳ないとの事でした。その話を聞いて、とにかく話しやすい雰囲気をつくることを大切にしたいと思いました。疑問や質問などあれば、どんな小さなことでも遠慮なくお話しください。

医師を志されたきっかけがあれば教えてください。

父が産婦人科の医師ではありましたが、特に医師の道を勧められた記憶はありません。当時忙しく働いていた父と直接ふれあう時間は多くありませんでしたが、近所の人に「お父さんに赤ちゃんを取り上げてもらった」とか「手術してもらった」とか言われるたびに、どこか誇らしく感じていたのかもしれません。医学部に進んで実際に医療を学ぶと、産婦人科ではなく泌尿器科を専門として選びました。これは、お子さんからお年寄りまで幅広く診る診療科であるということと、内視鏡による治療が進んでいたことを魅力に感じての選択でした。

余暇の気分転換にはどのようなことをしていらっしゃいますか。

6

学生時代バスケットボール部に所属していましたが、現在はもっぱら観戦のみ。最近、日本人選手の活躍も著しい北米のプロバスケットリーグには注目しています。他には、通勤電車で動画を見ることでしょうか。サスペンス系の物語が好きで、韓国ドラマにはまっています。小中学生の娘が2人いますので、休日には送迎などに時間を使うことも多いですね。3年間をハノイで過ごした娘たちはいい経験ができたと思いますし、将来は何かやりたいことを見つけてくれることを期待しています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

病気を見つけることに限らず、皆さんを支える立場でお役に立てればと考えています。インターネットなどを活用すれば多くの情報にふれることができる良い時代になりましたが、ご自身に必要な情報を取捨選択することは意外に難しいもの。医療の専門家として、情報提供なども通して皆さんがご自身の体を知り、良い方向へと調整するお手伝いをしていければと思っています。体のお悩みは一人で抱えることなく相談するのが改善への近道です。ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

勃起不全治療薬/1錠1200円〜(別途診察料がかかります)

Access