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楊 昌憲 院長、田川 清一 さん、田川 麻紀 さんの独自取材記事

よう整形外科クリニック

(福岡市博多区/吉塚駅)

最終更新日:2022/06/13

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JR鹿児島本線の吉塚駅前にあるマンションの2階に入る「よう整形外科クリニック」は安心・親切・丁寧をモットーに、膝や肩、腰などの関節痛に対して背骨に着目した診療を提供している。リハビリテーションにおいてはガラス張りの施設で、スタッフ、設備ともに充実を図り、機能回復だけではなく痛みの予防までを考慮したトレーニングを展開。筋肉量のバランスや栄養状態を評価し、治療の経過を確認しながら取り組んでいるという。楊昌憲(よう・よしのり)院長は「膝、肩、腰の悩みから、スポーツの故障まで、さまざまな障害に対応可能です」と話す。今回のインタビューでは、楊院長をはじめ、リハビリ科長で理学療法士の田川清一さん、受付主任の田川麻紀さんの3人に、クリニックの特徴などについて話を聞いた。

(取材日2021年4月9日)

主訴のみならず全身をチェックし痛みの根本から解決を

先生が医師をめざしたきっかけや整形外科を選んだ理由を教えてください。

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【楊院長】父が整形外科の開業医だったので、その背中に憧れたというのが医師をめざした大きな理由です。私自身テニスをやっていたので、けがを治すという領域に挑戦したいと思いました。大学卒業後は九州大学病院の整形外科に入局し、救急なども経験させていただく中で、膝・肩・腰などの関節外科という分野に興味を持ちました。変形性膝関節症、半月板損傷、肩腱板断裂といった外科的治療が必要な症例に携わり、人工関節の手術にも対応してきました。それから市中病院に赴任し、腰痛や肩こりなどの治療にもあたったのですが実際には内服薬による治療が中心。これでは患者さんを治すことができない、治療しきれないというところにジレンマを感じ、クリニックの開業に至りました。

JR吉塚駅前ということもあって、交通アクセスが便利ですね。

【楊院長】吉塚は鹿児島本線と福北ゆたか線の停車駅なので、いろいろな場所から来やすいところです。福岡市東区や飯塚などの病院で働いていたため、患者さんの通院の利便性を考慮してこの場所に決めました。オフィス街の印象が強かったのですが、実際には古くから暮らしていらっしゃる地域の方もいれば、周辺のマンションに住む若い世帯など、想定していたよりも幅広い世代の方にご利用いただいています。また駅近なので福岡市外からおみえになる患者さんもいらっしゃいますよ。クリニックの近くには大きな病院もたくさんあり外傷など緊急を要する来院は少ないのですが、腰痛や肩こり、膝の関節痛といった身近で慢性的な症状の相談が多いですね。

クリニックの診療方針について聞かせてください。

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【楊院長】診療において最も大切にしていることは診断です。膝が痛いから膝を見る、腰が痛いから腰を見るのではなく、なぜその痛みにつながったのか根本的な原因をしっかりと見極めて治療することが重要だと考えています。クリニックには診療放射線技師が在籍しているので、精度を追求したエックス線検査、骨密度検査、エコー検査が可能ですし、MRI検査やCT検査も必要に応じて提携病院で行います。初診で来られた際には、頭から足先までメディカルチェックを行い、痛みの原因を患者さんに説明し、納得いただいた上で治療を進めるようにしています。一方で整形外科領域ではたいへん重要なリハビリテーションにも注力し、理学療法士、トレーナーといったスタッフをそろえています。看護師による栄養指導にも力を入れており、治療して終わりではなく、治療後の予防にも協力したいと思っていますからね。

予防を考慮した幅広いリハビリメニューを考案

広いリハビリ室が特徴的ですが、大切にしているポイントはありますか?

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【楊院長】体の中心にあるのが背骨。だからこそ姿勢が悪い方、柔軟性が悪い方などには関節の障害が起きてしまいます。背骨はたくさん骨があり、動きの良いところと悪いところのバランスが取れていないことで痛みにつながるケースもあります。痛みがある関節だけに注目するのではなく、まずは背骨自体を評価して、硬軟のアンバランスさを解消していくためのリハビリテーションを行うことが重要だと考えています。
【理学療法士田川さん】背骨は3次元的に動く関節なので、丸まったり、伸びたりしていないかをチェックし、前後左右やひねりを加えながら1本ずつ評価していきます。背骨の柔軟性がないとほかの関節も硬くなり、結果としてさまざまな関節の障害を引き起こしてしまいますから。

予防という面でもリハビリを重視されているとお聞きしました。

【楊院長】そうですね。実際に患者さんと向き合う中で、痛みがなくなった後の予防のニーズが高いことを知りました。そのため痛みが引いた後のリハビリにも注力しています。基本的に理学療法士が機能回復のためのリハビリを実施していますが、予防面においても理学療法士が司令塔となり、患者さんの体を評価した上でトレーナーが予防トレーニングを提供していくスタイルです。
【理学療法士田川さん】まずは基礎的な部分をトレーニングメニューとして決定しますが、さらに患者さん一人ひとりの普段の動作に合わせてメニューを検討していきます。機会を見て体組成計を使った患者さんの筋肉量のバランス解析や栄養状態のチェックを行い、経過を確認しながらトレーニングを続けていきます。

スポーツ分野のリハビリにも取り組んでいらっしゃるそうですね。

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【楊院長】私自身スポーツに打ち込んでいましたし、理学療法士やトレーナーがそれぞれ経験を生かして競技に合ったリハビリメニューを準備しています。開業当初はスポーツ分野でいらっしゃる方は少ないのではないかと思っていましたが、実際には中高年の愛好者の方の来院が多く、年を重ねても楽しく運動ができるように応援していきたいと思っています。
【理学療法士田川さん】スポーツ経験のあるスタッフがたくさんいるので、スポーツの面でもしっかりとケアができるように心がけています。トレーニングスペースを広く確保していますので、走ったり、投げたり、蹴ったりという動作の指導も可能ですよ。

スタッフはもちろん外部との連携で提供するチーム医療

患者さんとの対応で気をつけているポイントはありますか?

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【受付田川さん】安心・親切・丁寧が当クリニックのモットーなので、スタッフ全員が笑顔でのあいさつを徹底しています。お子さんやお年寄りの患者さんに対しては、それぞれの視線に合わせてお話を伺ったり、誘導したり、患者さん一人ひとりの立場に立ち対応するよう心がけています。スタッフ同士も和気あいあいとしているので、気軽に相談にいらっしゃることができるのではないでしょうか。
【楊院長】親切で丁寧な対応が安心につながると思っていますし、私一人の力では患者さんを治すことはできません。これからもスタッフ全員でチーム医療を提供していきたいと思います。

看護師による栄養指導を行い、リウマチなどは外部の先生を招かれているのも特徴ですね。

【楊院長】関節に障害があったり、骨粗しょう症を患っていたりする患者さんの多くは、タンパク質が不足しているので、トレーニングや内服薬による治療をしても、筋肉や骨が強くなりにくいのです。そこで、看護師により、タンパク質を摂取でき、カロリーにも配慮したレシピを考案しています。旬の食材を使ったレシピにこだわり、SNSにアップしたりするほか、個別に栄養指導が必要な患者さんに対しては時間を取りアドバイスをするようにしています。また、リウマチや上肢の中でも特に指関節は治療の難易度が高いため、高い専門性を持つ先生に来ていただき精度にこだわった治療を提供しています。これもある種のチーム医療。相談に来ていただいた患者さんは、できる限り治療したいですからね。また手術を要するケースでは提携病院で私が手術を行い、退院後の経過観察やリハビリは当クリニックで対応、継続するようにしています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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【楊院長】当院は「透明性」というのも重視しています。建物の2階に位置していますが、中の様子がわかり、来院ハードルが少しでも下がればという思いでリハビリルームもガラス張りにしています。そして、膝・肩・腰の痛みに関しては、悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。例えば肩凝りや疲労感などで来院しても良いか、と相談を受けることもありますが、どんどん来ていただいて構いません。その症状の原因を追求し、患者さんも一体となったチーム医療で一緒に解決していきましょう。

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