全国のドクター14,366人の想いを取材
クリニック・病院 156,874件の情報を掲載(2026年8月07日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 東大阪市
  4. 荒本駅
  5. 荒本眼科こじまクリニック
  6. 小嶋 健太郎 院長

小嶋 健太郎 院長の独自取材記事

荒本眼科こじまクリニック

(東大阪市/荒本駅)

最終更新日:2026/07/23

小嶋健太郎院長 荒本眼科こじまクリニック main

荒本駅から徒歩1分のビル2階にある「荒本眼科こじまクリニック」。白とブルーを基調にした清潔感ある院内は、前院長が11年大切にしてきた空間をそのまま受け継いだものだ。2026年4月に同院を継承開業した小嶋健太郎院長は、京都府立医科大学卒業後、同大学眼科学教室に長年在籍し、大学病院や京都第二赤十字病院などで網膜硝子体疾患を専門に診療・研究に従事。京都府立医科大学眼科学教室では助教・講師を歴任し、現在は客員講師を務める。前院長と専門分野が一致し、スタッフも全員が残っていることから、以前からの患者も安心して通い続けられる。新たな機器も導入し、多焦点眼内レンズを使用した白内障手術も対応可能に。「新しい医療を少しでも安全に届けたい」と穏やかに語る小嶋院長に、継承の経緯や診療への思い、今後の展望を聞いた。

(取材日2026年7月1日)

変わらない専門性と、さらに広がる治療の選択肢

まずは、こちらのクリニックを開業された経緯をお聞かせください。

小嶋健太郎院長 荒本眼科こじまクリニック1

当院はもともと、「荒本おいだ眼科」として11年間診療を行われていたクリニックです。院長が体調を崩されて閉院されることになり、後継者を探されていたところ、たまたまご縁を頂きました。直接の面識はなかったのですが、共通の知り合いの先生が複数人いましたし、何より私と同じ網膜硝子体疾患がご専門だったことが、継承を決意した大きな理由です。院長が注力されていた白内障手術と網膜硝子体手術への対応を含め、今まで通ってくださっていた患者さんにも、引き続き安心して通っていただけると思います。スタッフも全員残ってくれて、おかげさまでスムーズに診療を続けることができています。

先生が眼科を専門に選ばれたきっかけを教えてください。

幼少期にアメリカに住んでいた経験から英語が得意で、海外からの研究者が多く英語が飛び交っている国際色豊かな医局に惹かれたのがきっかけです。私自身、近視や乱視があって眼科が身近でしたし、マイクロサージェリーの美しさにも魅力を感じました。大学卒業後は高知県の病院や大学院を経て、京都第二赤十字病院や京都府立医科大学附属北部医療センターなどで幅広い眼科診療に携わりました。大学病院ではのべ10年以上にわたり、網膜硝子体疾患を専門に診療・研究に従事してきました。人が得る情報の約8割は目からといわれますから、患者さんの日々の生活に直結する部分に寄り添える眼科は、やりがいのある仕事だと感じています。目は小さな組織ですがとても奥深い、やればやるほど深みにはまっていくような分野なんですよ。

継承にあたって、新たに整えた設備があれば教えてください。

小嶋健太郎院長 荒本眼科こじまクリニック2

こだわって導入したのは3つの機器です。1つ目は広角眼底撮影装置で、瞳孔を開くための散瞳検査をしなくても眼底の約8割を撮影でき、患者さんの負担を軽減できます。2つ目は前眼部OCTという、目の前方の構造を断層写真で精密に捉える装置です。これにより多焦点眼内レンズなどを用いる高度な白内障手術の術前評価がしっかりと行えるようになりましたし、将来的に導入予定のオルソケラトロジーや眼内コンタクトレンズ手術にも対応しやすくなります。3つ目がヤグレーザーで、後発白内障に加えて、緑内障の治療にも対応が可能です。荒本おいだ眼科の専門性をしっかり維持しながら、より幅広い患者さんのニーズに応えられる体制をめざしています。

多焦点レンズも飛蚊症も、画像を見ながら丁寧に

手術面で、こちらならではの特徴や強みを教えてください。

小嶋健太郎院長 荒本眼科こじまクリニック3

継承後の大きな変化は、白内障手術において多焦点眼内レンズに対応できるようになり、患者さんのニーズにお応えできるようになったことです。前眼部OCTを導入したことで精密な術前評価が可能になり、乱視対応レンズや老眼対応レンズを含め、選定療養での白内障手術にも幅広く対応できるようになりましたので、安心してご相談いただけたらと思います。また、私の専門である硝子体手術も行っておりますので、増殖糖尿病網膜症、網膜出血、黄斑前膜、黄斑円孔、黄斑浮腫、網膜剥離や、難しい白内障を含めた幅広い症例をお受けすることができます。広角眼底カメラにより負担の少ない眼底評価も可能になりましたので、内科の先生からの糖尿病の目の検査紹介にもしっかり対応していきたいと考えています。

飛蚊症に悩む方も少なくないと思いますが、こちらではどのような対応をされていますか?

飛蚊症に関しては、私自身が企業と連携して研究に携わっていた経験があるため、専門的な診療を提供できると自負しています。飛蚊症で一番大事なのは、網膜剥離や網膜裂孔、眼底の出血といった重篤な病気が隠れていないかを見極めることです。まずはそこを最優先に精密検査を行います。特に見える影が急に増えたり、見え方に大きな変化が出たりしたときは、早めに眼科を受診していただきたいですね。

患者さんと接する際に大切にされていることを教えてください。

小嶋健太郎院長 荒本眼科こじまクリニック4

眼科は画像データで診断するケースがとても多い分野ですので、なるべく検査で得られた画像を患者さんと共有するよう心がけています。いきなり専門的な画像を見せられても戸惑うと思いますので、眼底写真やOCTの画像を一緒に見ながら、「ここはこうなっていますね」と所見を一つ一つ丁寧にお伝えするようにしています。説明図なども活用して、ご自身の目の状態をできるだけ理解していただけるよう工夫しています。検査をたくさん受けても、その内容がわからないままだと不安が残りますよね。治療の必要性や今後の経過についても、画像や図を通じて一緒に確認しながら、患者さんに納得していただいた上で進めていくことを大切にしています。

患者との関係性を育み、先進的な医療を地域へ届けたい

これまでに印象に残っている患者さんとのエピソードを教えてください。

小嶋健太郎院長 荒本眼科こじまクリニック5

開業してまだ数ヵ月ですが、勤務医時代にお付き合いしてきた患者さんから受診や手術の相談をいただくことがありまして、とてもうれしいですね。こちらから開院の案内はしていないのに、ご自身で調べて連絡をくださるんです。もう一つは研修医の頃に子どもの患者さんを担当したことがありまして、約20年たって、成人してまた大学病院にいらっしゃったんです。その時、患者さんのお父さんが「あの時の小嶋先生ですね、お願いします」と覚えていてくださっていて、手術を任せていただきました。研修医時代のことを覚えていてもらえて、成長した自分が手術をさせてもらえる。そんな関係性を築くことができたのは本当にありがたいことです。医師になって良かったと今でも心から思っていますし、これからも地域の皆さんの信頼を得られるよう努力を積み重ねていきたいです。

今後、力を入れていきたいことや展望をお聞かせください。

今後は、お子さんの近視進行を抑えるための目薬の処方を近々導入予定ですし、オルソケラトロジーという就寝時に装用するコンタクトレンズでの近視矯正も準備中です。まぶたが下がる眼瞼下垂に対する目薬治療や、近視矯正の眼内コンタクトレンズの導入も見据えています。眼科は狭い分野に見えて日々スピーディーにアップデートされていますので、新しい知見や治療をしっかり地域の患者さんに届けられるよう、一つ一つ着実に進めていきたいですね。重篤な疾患に関しては大学病院などと連携して対応してまいります。プライベートでは、2人の息子がおりまして、一緒にスキーや自転車を楽しんでいます。家族と過ごす時間が一番のリフレッシュですね。開業すると代わりがきかない立場ですから、自分自身の健康管理にも気をつけていきたいと思っています。

最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

小嶋健太郎院長 荒本眼科こじまクリニック6

荒本おいだ眼科が担われてきた網膜硝子体の専門分野に関しては、引き続きしっかりと対応してまいりますので、以前から通ってくださっている方も安心してご来院いただけたらと思います。その上で、新しい機器の導入によって多焦点眼内レンズを用いた白内障手術、レーザーによる緑内障の治療など、より幅広い治療に対応できる体制を整えました。大学病院で積んできた経験も生かして、地域の皆さんに先端の医療を少しでも安全にお届けできるよう、そして信頼を得られるよう努めてまいります。検査の画像や図を一緒に見ながら、治療の必要性や経過をわかりやすくお伝えすることも大切にしていますので、目のことで気になる症状があればぜひ気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術(レンズ費用)/28万6000円~