NDKデンタル真法院

藤原 秀樹院長

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「NDKデンタル真法院」は、JR環状線桃谷駅から西南へ徒歩5分の住宅地にある。N=Narrow(狭い、細かい)、D=Decent(きちんとした、適正な)、 K=Kind(親切な)を医院名に冠し、精密で的確な治療、心のこもった治療を基本姿勢としている。院長の藤原秀樹先生は、歯学部を卒業した後、大学院で生理学を学んだ経験を持ち、歯科医師としての技術だけでなく、医療従事者としての知識も磨いてきた。医院では藤原先生に加え、歯周外科やインプラントに通じたドクターと、大学で入れ歯の研究に取り組んでいるドクターも加わり、それぞれの得意分野を生かして幅広い領域でレベルの高い歯科治療を提供している。日々多忙に過ごす藤原院長に、歯科治療にかける思いやこだわりを語ってもらった。
(取材日2017年5月29日)

技術だけでなく理論もわかる歯科医師をめざした

―医療を志したきっかけを教えてください。

母親が病気がちで、物心ついた頃にはずっと入院している状態でした。お世話になっている医師をはじめ医療関係者に感謝していて、私にもいつも「医者になってほしい」と言っていたので、いつの頃からか自然に医者をめざすようになったのだと思います。母親をなんとかしてあげたいという子どもらしい気持ちもあったし、母のような病気の人の役に立ちたいという思いもあったのでしょうね。大学は医科でも歯科でもよかったのですが、現役の時に合格したのが歯科大学でした。浪人して医学部をめざそうかなとも思ったのですが、祖母が「浪人はよくない」と(笑)。それで歯学部に入学することになりました。

―歯学部を卒業後、大学院へ進学されました。

大学院で生理学を研究しました。人間の体において、どんな状態が「正常」で、どんな状態が「異常」なのか、それを見極めるための研究をしたかったのです。歯科医として仕事に就くと、生涯にわたって歯科医師をすることになるのだし、すぐ仕事を始めるのではなく、人間の体の最も基本的なところから学んでおきたい、歯だけでなく体全体について考えられる歯科医でありたいという思いがありました。ちょうどその当時、味覚や咀嚼(そしゃく)、感覚器の研究において世界的に知られる船越正也教授が大学院におられたので、研究をするならこの先生について学びたいと思い、専攻したのは「咀嚼」です。昔から、「噛む」ことのメリットはあれこれ言われていましたが、それを理論的に実証するための取り組みですね。

―大学院終了後に歯科医師になられたのですか?

基本的にはそうなのですが、実は大学院在学時代も歯科医として働いていました。教授との最初の取り決めで、研究ばかりしていて、現場で手を動かすことのできない歯科医になってしまうといけないので、歯科医として働くことが条件だったのです。治療もできて、理論もわかる医師になりなさいと、教授に先輩の開業医を紹介していただいて、週に1~5日働かせてもらいました。そのクリニックは地元密着型で、大半の患者さんが虫歯治療など保険治療の方でした。歯科医院の少ない地域だったので、1日に100人ぐらいの患者さんが来られるものすごく忙しいクリニックで、実践で鍛えられましたね。

―いろいろな患者さんを担当されたのですね。

そうですね。忙しいクリニックで働いたことで、たくさんの重篤な症状の患者さんを診療しました。その結果、「こういう状態になる前にやるべきことがある」ということに気づきました。ひどくなってから治療するのではなく、そうなる前の予防の大切さを実感したわけです。それで、大学院修了後は大学の口腔衛生学、予防学の教室で、助手として研究と後進の育成に取り組みました。歯科治療は行いませんでしたが、学校に行ってフッ素を塗布する取り組みなどを通して予防について学びました。



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