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藤原 秀樹 院長の独自取材記事

NDKデンタル真法院

(大阪市天王寺区/桃谷駅)

最終更新日:2019/08/28

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「NDKデンタル真法院」は、JR環状線桃谷駅から西南へ徒歩5分の住宅地にある。N=Narrow(狭い、細かい)、D=Decent(きちんとした、適正な)、 K=Kind(親切な)を医院名に冠し、精密で的確な治療、心のこもった治療を基本姿勢としている。院長の藤原秀樹先生は、歯学部を卒業した後、大学院で生理学を学んだ経験を持ち、歯科医師としての技術だけでなく、医療従事者としての知識も磨いてきた。医院では藤原先生に加え、歯周外科やインプラントに通じたドクターと、大学で入れ歯の研究に取り組んでいるドクターも加わり、それぞれの得意分野を生かして幅広い領域でレベルの高い歯科治療を提供している。日々多忙に過ごす藤原院長に、歯科治療にかける思いやこだわりを語ってもらった。
(取材日2017年5月29日)

技術だけでなく理論もわかる歯科医師をめざした

医療を志したきっかけを教えてください。

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母親が病気がちで、物心ついた頃にはずっと入院している状態でした。お世話になっている医師をはじめ医療関係者に感謝していて、私にもいつも「医者になってほしい」と言っていたので、いつの頃からか自然に医者をめざすようになったのだと思います。母親をなんとかしてあげたいという子どもらしい気持ちもあったし、母のような病気の人の役に立ちたいという思いもあったのでしょうね。大学は医科でも歯科でもよかったのですが、現役の時に合格したのが歯科大学でした。浪人して医学部をめざそうかなとも思ったのですが、祖母が「浪人はよくない」と(笑)。それで歯学部に入学することになりました。

歯学部を卒業後、大学院へ進学されました。

大学院で生理学を研究しました。人間の体において、どんな状態が「正常」で、どんな状態が「異常」なのか、それを見極めるための研究をしたかったのです。歯科医として仕事に就くと、生涯にわたって歯科医師をすることになるのだし、すぐ仕事を始めるのではなく、人間の体の最も基本的なところから学んでおきたい、歯だけでなく体全体について考えられる歯科医でありたいという思いがありました。ちょうどその当時、味覚や咀嚼(そしゃく)、感覚器の研究において世界的に知られる船越正也教授が大学院におられたので、研究をするならこの先生について学びたいと思い、専攻したのは「咀嚼」です。昔から、「噛む」ことのメリットはあれこれ言われていましたが、それを理論的に実証するための取り組みですね。

大学院終了後に歯科医師になられたのですか?

基本的にはそうなのですが、実は大学院在学時代も歯科医として働いていました。教授との最初の取り決めで、研究ばかりしていて、現場で手を動かすことのできない歯科医になってしまうといけないので、歯科医として働くことが条件だったのです。治療もできて、理論もわかる医師になりなさいと、教授に先輩の開業医を紹介していただいて、週に1~5日働かせてもらいました。そのクリニックは地元密着型で、大半の患者さんが虫歯治療など保険治療の方でした。歯科医院の少ない地域だったので、1日に100人ぐらいの患者さんが来られるものすごく忙しいクリニックで、実践で鍛えられましたね。

いろいろな患者さんを担当されたのですね。

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そうですね。忙しいクリニックで働いたことで、たくさんの重篤な症状の患者さんを診療しました。その結果、「こういう状態になる前にやるべきことがある」ということに気づきました。ひどくなってから治療するのではなく、そうなる前の予防の大切さを実感したわけです。それで、大学院修了後は大学の口腔衛生学、予防学の教室で、助手として研究と後進の育成に取り組みました。歯科治療は行いませんでしたが、学校に行ってフッ素を塗布する取り組みなどを通して予防について学びました。

3人の得意分野を生かしたレベルの高い歯科治療

開業されたのはいつですか?

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大学の助手をするうちに、自分でも治療に当たりたいという思いが強くなって、大学のある岐阜で1991年に開業しました。以来18年間にわたって、地域に根差して治療してきたのですが、祖父の体調が悪くなり、母も入院しているので地元の関西に帰ることにしました。まずは先輩のクリニックを手伝って、岐阜とは微妙に違う関西の歯科治療を学ばせてもらい、その後、2015年に現在地に開業したのが「NDKデンタル真法院」です。周辺は住宅地で昼間より夜間の人口が圧倒的に多く、夜の診療を希望される方が多いので、診療時間は22時までにしました。22時以降は歯科医師会の夜間診療が利用できます。しかし、一般的なクリニックが終了する19時とか20時から2〜3時間の空白の時間帯があるのでそこをカバーしようと思いました。

どんな訴えが多いのですか?

患者さんで多いのは、この周辺エリアにお住まいの40代の女性ですね。ご夫婦ともに働いておられて、子育ての一番忙しい時期を終えて、これまでかかってきた歯科医とは違う、ワンステップ上の治療を求めて来られるようです。すぐに治療が必要な痛みの処置などがあれば迅速に対応しますが、インプラントや矯正、セラミックのかぶせ物といった自費診療を希望される割合も高いので、納得いただける治療を実践するために、念入りな問診とカウンセリングを行うようにしています。

3人の先生で治療されていますね。

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幅広い症例でワンステップ上の治療を提供すべく、各分野のスペシャリストに協力してもらう体制を整えました。私は保険治療や小児歯科を主に担当しています。子どもの場合、痛みがあったり、嫌がってしまったりすると治療が困難になるので、コミュニケーションを取りつつ、できるところまでを無理なく進めるようにしています。口腔外科を担当してもらっている佐藤医師は岡山で自身も開業されていて、月に2回こちらに来てもらっています。歯周外科とインプラントに通じておられ、丁寧な仕事が気に入って協力をお願いしました。おかげさまで、患者さんからの高い評価をいただいています。もう1人の西山医師は大阪歯科大学の老人歯科で研究に取り組んでおられる方です。歯の詰め物や義歯を扱う補綴が専門分野で、まだ若いドクターですが入れ歯のエキスパートです。現在は訪問歯科を中心に担当してもらっています。

丁寧で真心込めた治療を実践していく

訪問歯科はいつから始められたのですか。

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祖父の影響で、岐阜の時代から個人宅の訪問歯科に取り組んでいます。祖父は、私が歯科医になったときから「歯医者は将来、車に機材を積み込んで患者さんのところに行くようになるで」と言っていました。当時は、「そんなはずないよ」などと思っていたのですが、その後、高齢化が急速に進んで、今では「おじいちゃんが言っていた通りになった」と感心しています。祖父は旅館の旦那で歯科医とはまったく関係がないのですが、サービス業の本質をわかっていたのだと思います。現在では、当院内で行える検査や治療は、訪問先でもほぼ提供できるようになっています。

先進機器の導入にも積極的ですね。

歯の根っこを対象にした根管治療に必要なマイクロスコープ、患者さんに正確に歯の状態を視覚的に理解してもらえるCT、嚥下内視鏡などもそろえています。例えば、治療したのに痛みがある場合は、歯に目で見えないような小さなヒビが入っているケースもあり、そんな時にはマイクロスコープが役立ちます。嚥下内視鏡は鼻から挿れるタイプで、訪問歯科でうまく飲み込めない原因などを探る際などに使っています。また、先進機器ではありませんが、セラミックのかぶせ物については利益度外視で承っています。金属アレルギー対策としてもっと普及させる必要がありますからね。

お忙しい毎日の中での息抜きや健康法を教えてください。

食べたり飲んだりするのがリフレッシュ法で、唐揚げや餃子などヘルシーとはいえないものもためらいなく食べます。岡山から先生がいらした時や土曜日の診療が終わった後には、スタッフと飲みにいくこともあります。ただし、食べて飲むだけでは体に良くないので、休みの日には歩くことにしています。この周辺には四天王寺などの名所もあるし、繁華街にも近いので、気づいたら結構歩いているということもありますね。

今後の目標を聞かせてください。

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同じ志を持った歯科医師に来ていただいて、今の医院を広げていくことが当面の目標です。それから、他の場所で同じコンンセプト、つまり丁寧なコンサルティングをして、各分野のスペシャリストがハイレベルな治療を提供する歯科医院を開業したいと考えています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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