仁慈礼クリニック

仁慈礼クリニック

東宮 範周院長

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共に悩み、解決法を考える

―薬での治療で気を付けていること何でしょうか?

薬物療法では、なるべく治療を続けられるように、弱めの薬で最大限の効果が得られるように処方しています。症状に合わせ、効き目があるものを患者さんが望む形で出せるように心がけています。西洋薬に抵抗がある方には漢方薬も処方しています。私自身が重度の皮膚疾患にかかった時に、西洋医学では治療の効果が少ないことがわかり、漢方治療や日常生活の徹底的な見直しで数年間かけて徐々に症状が改善された経験があります。そのときに西洋医学で9割の人に効果があることでも、残りの1割の人には何の意味もないことを感じました。西洋医学以外の診療も取り入れているのは、残りの1割の患者さんに対してもなるべくカバーできないものかと思っているからです。

―日々の診療でとても忙しいと思われますが、リフレッシュ法などはありますか。

休日は映画を観たり温泉に出かけたりと、何も考えないように過ごしています。健康のために気功もしているんですよ。開業してからが医師として一番充実しているように思います。年齢層も職業もさまざまな患者さんが来院され、責任を持つという意識が高まりましたね。勤務医のときは他にもドクターがおり、頼ったり相談したりすることができたのですが、今は一人ですし、緊張感が違います。せっかく来てくださった患者さんですから、少しでも良くなってもらいたい、役に立ちたい。そうでなければ存在意義がありません。責任者としてクリニック全体のこと、働いてくれるスタッフのことも考え、責任を持って医師をやっているという実感が大きいです。

―診療における思いと将来の展望をお聞かせください。

今後は西洋医学だけでは解決につながらない人のためにも、代替医療や予防医学などを含めたさまざまな分野を学び、健康を維持する方法を取り入れていきたいと思っています。今は多くの患者さんが来てくださっていて、長い時間お待たせしてしまうことがあります。待ち時間を短くできるようにも努力しておりますので、どんな悩みでも気軽にお越しください。来院することで患者さんの不利になることは起きません。安っぽい言葉に聞こえるかもしれませんが、完全な人間などいないと思います。働き過ぎで限界を迎えてしまう多くの人は、自分も周りも頑張っている中で勝ち抜いてきた人たちです。気持ちは痛いほどわかりますので、限界ですよ、などと気軽には言えません。共に悩み、解決法を考え、少しづつでも改善するように、できる限りのお手伝いをさせていただきたいと思います。



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