仁慈礼クリニック

仁慈礼クリニック

東宮 範周院長

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精神療法と薬物療法の二本柱で治療

―診療において心がけていることはありますか。

診療の際には患者さんの話の要点をなるべく早くつかみ、治療へ直結する精神療法ができるように心がけています。カウンセリングという分野では、時間をかけて話を聞き、原因を追究しながら共に歩んでいくことが治療の方向性ですが、精神療法では多くの情報からその人のポイントになる物事を探し出し、できるだけ早く本質を見極め、それに対して短い言葉で後押しをするということが理想とされています。本質であればあるほど短い言葉で大丈夫なことが多いのです。できるだけ正確に見て、必要があれば薬の処方をする。精神療法と薬物療法の二本柱で治療をしていく。あまり集約しすぎてはいけませんが、診療時間内で少しでも原因、結論に近づき、治療につなげることが理想です。

―患者層を教えてください。

基本的には成人を対象としていますが、ときどきお子さんや学生も来院します。主訴としては不登校や学校への不適応で来院されることが多いでしょうか。ただ、小学校低学年までは集中力がなく落ち着きがない、かっとなって手が出るなんて、子どもなら当たり前のことですから。ですが、10歳前後は子どもの適応が一番良い年齢です。小学3年生くらいの頃はみんなと仲良く、学校での適応がうまくいく場合が多いんですね。この時期に周囲に適応できないなどの症状があるかどうかは一つのポイントになります。また、これらの症状は大人にもあり、職場や家庭でも困ってしまっている方がいらっしゃいます。

―大人にもあることなんですね。どんな治療をしていくのでしょうか。

学生の間は何とかなってしまい、そう困ることが起きずに気づかなかったことが、社会に出てから仕事に支障をきたし、本人も自信を失って受診されるケースがあります。凡ミスや忘れてしまうことが多い、何かがあると意識がそちらにいってしまい集中できないなどの症状で、日常的に困ってしまう。これらのことは生活上の工夫で症状が治まることも多いので、診療の際にアドバイスとしてプリントをお渡ししています。例えばADHDといった発達障害がある場合、耳で聞いて行動を起こすのが難しいんですね。聴覚だけに頼らず視覚も入れるように、メモを取る、スマートフォンを活用する、仕事をパターン化するなどで、日々の暮らしがずいぶんと違ってきます。また薬物治療も有効で、集中力や仕事の成果が上がる、という効果が出ています。



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