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池永 法史 院長の独自取材記事

いけなが矯正歯科クリニック

(福岡市中央区/西鉄福岡(天神)駅)

最終更新日:2021/10/12

池永法史院長 いけなが矯正歯科クリニック main

西鉄福岡(天神)駅から徒歩約5分の場所にある「いけなが矯正歯科クリニック」。2015年の開業より、歯並びや噛み合わせなどの悩みを持つ多くの患者に寄り添い、専門性を生かした矯正歯科診療を提供している。九州歯科大学大学院を修了し、矯正歯科分野で研鑽を積んできた院長の池永法史(のりふみ)先生は、日本国内だけではなく海外の勉強会にも参加し、新しい知識の吸収、治療技術のアップデートを続ける。「装置の見た目が気になるからと、矯正を躊躇する方が少なくありませんが、今は裏側矯正やマウスピース型装置を用いた矯正という選択肢があります。矯正を希望される方の不安を解消していくことも私たちの務めです」とやわらかな口調で話す池永先生に、クリニックの特徴や診療のスタンスなどについて聞いた。

(取材日2021年2月10日)

目立ちにくい矯正など多様なニーズに応える

まずはクリニックの特徴からお聞きします。

池永法史院長 いけなが矯正歯科クリニック1

自分の歯並びはきれいに整えたいけど、人の目を引く金属の装置をつけるのは気が引けるという方は少なくないのではないでしょうか。そんなお悩みをはじめ、さまざまな希望に応えられるよう当クリニックでは、目立ちづらい裏側矯正、ハーフリンガル矯正、マウスピース型装置を用いた矯正、一般的な表側矯正といった幅広い矯正方法に対応しています。それぞれにメリットがあるので、期間や手間、費用面など、患者さんの希望に応じて4つの方法から選んでいただき、専門性を生かしてオールマイティーに行っているのが大きな特徴です。

大切にしている診療のポリシーは何ですか?

矯正歯科の専門クリニックとして、科学的根拠に基づいた診療を提供すること。かみ砕いて言うと、当たり前のことを当たり前に実践することです。特に審美性と機能性の両立を重視し、歯並びと噛み合わせを正しく整えていくことに力を尽くしています。矯正後にしっかりと物が噛めるのはもちろんですが、大切に捉えているのは口元と横顔との調和。矯正で歯が動くと、横顔の変化が顕著になりますので、精密に進めていく必要があります。検査で得たデータのみではなく、患者さん一人ひとりに合ったバランスを見ながら、横顔の美しさを追求していくようにしています。

無料のカウンセリングを行っているそうですね。

池永法史院長 いけなが矯正歯科クリニック2

矯正は、年単位の長期間にわたるものになります。矯正装置をつける負担がかかるため、患者さん本人のモチベーションも不可欠です。そこで当クリニックでは、患者さんとのコミュニケーションを大切にして診療計画の共有を丁寧に行い、十分に納得していただいた上で進めていくよう徹底しています。初診では、歯並びや噛み合わせ、舌、口腔周囲筋の状況を診させていただき、口腔内写真をモニターで確認しながら、カウンセリングを行っています。その後、希望を踏まえてオーダーメイドの矯正プランを熟考し、ご提案していきます。患者さんにご安心いただくため、時には矯正後のシミュレーション画像をお見せしながら時間をかけてご説明することもあります。

矯正装置の見た目を気にする多くの患者に寄り添う

患者層を教えていただけますか?

池永法史院長 いけなが矯正歯科クリニック3

性別で言うと女性の方が圧倒的に多く、全体の約9割ではないでしょうか。ボリュームゾーンは20~30代で、特に25歳前後の方が多いです。比率は下がりますが、40~50代の方も受診されています。当クリニックがあるのは、福岡の都心である天神エリア。患者さんの大半が働かれている方なので、仕事中に矯正装置が目立つのを避けたいというニーズが高く、約8割の方がハーフリンガルを含めた目立ちづらい矯正を望まれる傾向にあると思います。これまでには、「10代の時から歯並びを治したかったけど、費用面で諦めるしかなった」「大人になって、経済力を身につけたから受診しました」といった思いで来院される方が多数いらっしゃいました。昨今は、マスク生活の定着で一般的な表側矯正を希望される方のほか、マウスピース型の装置を用いた矯正を選択される方も徐々に増えてきている印象です。

裏側矯正のメリットについてご説明ください。

裏側矯正は、ブラケットという装置を歯の裏側に装着して行う治療方法で、人の視線を気にすることなく矯正を行っていけるのが大きな特徴です。表側矯正でも裏側矯正でもブラケットをつけるので、最初は違和感を覚える方が多くいらっしゃいます。早ければ1週間程度、長くて1ヵ月くらいで慣れていく方が多いですね。オーダーメイドで矯正装置を作っていくため、表側矯正よりも費用がかかりますが、目立つ上の歯は裏側矯正をして、あまり目立たない下の歯は表側矯正にするハーフリンガル矯正という方法で費用を抑えていくことも可能です。当クリニックでは、患者さんのご希望に合わせてどのようにするか、選んでいただいています。

マウスピース型の装置を用いた矯正のニーズも上がっているそうですね。

池永法史院長 いけなが矯正歯科クリニック4

マウスピース型の装置ですと食事中は外すことができるため、その気軽さから人気が高まっています。洗浄や歯磨きもいつもと同じように行える点を魅力に感じる方も多くいらっしゃいます。基本的にブラケットやワイヤーを使用しないので、口の中が傷つきにくく、歯を動かす痛みはあまり大きくないようです。シミュレーションソフトで、治療前に歯がどのように動いていくのかを視覚的にわかりやすく確認できるのも選ばれる理由の一つです。普段のマウスピース型装置のつけ外しは、自己管理が大切ですので、その重要性をしっかりと理解してもらうよう徹底しています。このマウスピース型の装置を用いた矯正においても、幅広い知識と専門性を生かして診療を進めています。

専門性を発揮して、想定外のトラブルも適切にリカバー

矯正専門のクリニックとしての強みは何ですか?

池永法史院長 いけなが矯正歯科クリニック5

端的に言うと、想定外のトラブルが起こったとしても、治療計画を変更しての対応が可能なところでしょう。例えば、先ほどのマウスピース型の装置の場合、ごくまれに矯正中に奥歯が倒れてきてしまう場合があります。その際は、ワイヤーで奥歯の傾きを修正していくのですが、こうした柔軟な対応ができるのが矯正歯科専門のクリニックならではの強みではないでしょうか。専門性を深めるには、多くの経験と幅広い知識の習得が必要です。大学や大学院、国内外の勉強会などで研鑽を積みながら培ってきた知識や技術を駆使して、心から安心・納得いただけるような診療を提供することが私たちの務めです。

歯科医師を志したきっかけや仕事のやりがいを教えてください。

子どもの頃、歯を矯正している友人がいました。その矯正装置や硬い歯が動く事実に興味を持ったことが大きなきっかけです。年を重ねて成長し、将来を考え始めると、手に職をつけて働ける仕事がしたいと思うように。さらに、人の役に立ち、健康を支える医療に意義を感じようになり、高校生の時に歯科医師をめざそうと決めました。仕事をする中で、特に手応えを実感するのは、矯正装置を外した瞬間の患者さんの笑顔。心から喜ばれている姿を目にすると歯科医師をやってきて良かったと心底思いますね。矯正歯科の専門性を発揮して、一つ一つの仕事を達成していくたびに、もっとより良い治療を提供していかなければと身が引き締まります。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

池永法史院長 いけなが矯正歯科クリニック6

歯並びは、一生もの。ご自身の歯や口元が気になるのであれば、治療は早いに越したことはありません。装置が目立つことが気がかりで、治療を躊躇する方も少なくないと思いますが、目立ちづらい表側矯正やマウスピース型矯正装置であれば、それも軽減できるでしょう。理想的な歯並びと噛み合わせで、しっかり物を噛み、見た目の審美性も手に入れることで、自然と自信がついていけるようになるといいですよね。当クリニックでは、さまざまな主訴に対応する幅広い矯正方法を提供していますので、まずはお気軽にご相談ください。治療開始時に治療費総額をご提示し、それ以外の追加料金がかからないような料金システムを採用し、費用面でも安心していただけるよう配慮しています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

表側矯正/88万円~、裏側矯正/132万円~、ハーフリンガル矯正/106万7000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/93万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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