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勝股 奈津子 院長の独自取材記事

なつこデンタルクリニック

(瑞浪市/瑞浪駅)

最終更新日:2020/04/01

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瑞浪駅から車で約10分、小里川に近い緑豊かな場所にある「なつこデンタルクリニック」。勝股奈津子院長が2015年3月に開院した。院内は白色で統一され、音楽が流れる落ち着いた空間。子ども連れの患者も安心して通院できるよう、待合室の一角に小さく仕切られたスペースが用意されているなど、女性目線のこまやかな気遣いが随所にあふれている。大学病院や総合病院の口腔外科で研鑽を積み、親知らずの抜歯や外傷の治療なども得意とする奈津子院長。笑顔でハキハキと話す気さくな人柄で地元の幅広い年代の患者から慕われている。「治療をするからには患者さんと心を一つにして進めていきたい」と熱く語る院長に、これまでの歩みや患者への思いを聞いた。
(取材日2019年2月22日)

口腔外科で経験を積み、地元で開院

口腔外科を専門とする歯科医師になられたきっかけを教えてください。

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祖父と父が医師で、父は今でも近隣でクリニックを営み土岐医師会の会長を務めています。2人の姿を見ながら育ち医療を身近に感じていました。また幼い頃から独立心が強く、自分の腕1本でできる職業に就きたいという思いが中学生の頃からありました。具体的に歯科医師を志したのは大学受験を目前にした時期です。愛知学院大学歯学部を卒業後、2年間の研修を経て口腔外科の医局に残りました。親の後を継ぐという同級生もいましたが、私は自分の意思で将来を決められる立場で、まずは口腔外科で技術を徹底的に身につけようと考えました。手術も好きでしたし開院した際に診療の幅が広がると思ったんです。とにかく手術の経験を積んで技術を身につけ、ある程度自分の実になるところまで達したら独立しようと考えていました。

開院まではご苦労もあったと思います。

大学病院と関連の総合病院、歯科クリニックで合計7年半ほど勤務した後、開院しました。大学病院、総合病院の口腔外科は当直も、夜間の呼び出しもありました。そんな中で少しずつ開院準備を進めていました。開院するまで女性が一人で開業する苦労はありましたが、自分がやってきたことを地元の人のために役立てたい、自分の腕1本でどれだけやれるか試してみたいという思いが強かったからこそ、自分がめざす診療を実現するクリニックを開くために頑張れたのだと思います。どのくらい患者さんが来てくださるか予測もできない中、やらずに後悔するよりはやってみたほうがいいという、最後は結局勢いでした。

外観も内装もすてきですね。

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きれいで居心地の良い空間にして患者さんのストレスをなくし、スタッフも私も気分良く働ける場所にしたいと考えました。外観や内装の造りはすべて私の趣味ですね。待合室もいわゆる昔ながらの歯科医院っぽくはしたくなくて、テレビも時計も置いていません。患者さんの年齢層なども考えながら私の気分で毎朝選んだ音楽を流しています。時計がなくても時刻は皆さん携帯電話やご自身の時計で確認できますしね。ゆったりと心地良い時間を過ごしていただきたいと考えて造りました。

スタッフと連携し、人々の口腔内の健康を守る

どのような患者さんが多く来院されますか。

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男性の患者さんが多いのが特徴だと思います。一般的には30~50代の男性というのは最も歯医者に行かない層だともいわれています。仕事が忙しく時間がとれない場合が多いですし、わざわざ痛い目に合いたくないですからね。私がはっきりものを言う男っぽい性格だから気軽に来ていただけるのかもしれません(笑)。悪いものは悪いと言いますし、患者さんがやる気がないなら私はやりませんと言いますよ。歯科医師だけが頑張るのではなく、患者さん自身にも口腔ケアを頑張ってもらう。一緒に治療していくというスタンスで患者さんと信頼関係を築くことが一番大切なんです。信頼関係ができてくると患者さんがお知り合いに勧めてくださることもあるので、その時はとてもうれしいですね。

訴えが多い症状はどのような内容ですか。

噛めない、食べられないと言って来られる方が多いですね。歯周病も虫歯もずっと放置してこられて深刻な状態で来院される方もいます。そうなると治療は1年がかりのことも。でも1年たって「きれいになった」との実感につながると、二度と昔の状態には戻りたくありませんから、3ヵ月に1回必ず定期検診に来られるようになるんです。歯周病の状態が口臭の変化にもつながってきますし、虫歯をしっかり治療すれば見た目の変化も期待できます。きちんと治療してその後自分でもちゃんとケアすることが大切だと理解されて、意識の変化につながるのだと思いますね。地域の皆さんのお口の健康を守るという意味で貢献できているのかなと感じます。

歯科衛生士さんが果たす役割も大きいのではないでしょうか。

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当院では、歯科衛生士が患者さん一人ひとりに合わせて歯ブラシを選んでお勧めしているので、歯ブラシだけを買いに来る方もいらっしゃいます。このサイズのこれで磨くのが良いですよと。合わない歯ブラシで磨くと歯茎を傷つけてしまうこともあるので、ご自分に合った道具でしっかり磨いていただくことが大切ですね。この地域ではまだまだ予防への意識が十分とはいえないと考えていますので、歯科衛生士の丁寧な対応が患者さんのお口の健康への関心を高めるきっかけにもつながっていると思います。また、開院当初から勤務してくれているスタッフは、私が時間に追われる中で患者さんへの説明も的確にやってくれて、信頼関係の構築に力を貸してくれています。

口腔外科に強いクリニックとしてさらなる地域貢献を

先生が得意とされている治療について教えてください。

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親知らずの抜歯や外傷の処置ですね。他の歯科医院からの紹介で抜歯だけ当院に来られる患者さんもいらっしゃいますし、前歯が折れた、転んで顔に傷ができた、唇が切れたといったときにもお役に立てると思います。口腔外科に長く携わってきて高血圧、糖尿病、膠原病などの有病者も多く診てきましたので、薬の調整をしながらの治療もある程度のことは可能です。また、患者さんの中には、治療した歯の色が他の歯の色と異なり、不自然な見た目になってしまったとお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか? 私はどんな治療をするときも機能面だけでなく審美面にも配慮して治療しています。ちょっとした前歯の色のくすみなども気にしながら、治療したのかわからないくらい自然な仕上がりになるよう心がけているので、お心当たりのある方は気軽に相談してください。

診療ではどのようなことを心がけていますか。

丁寧な説明を怠らないことですね。治療前には「この歯を治療します」、治療後には「この歯を治療しました」と前後に必ずお見せして確認していただいています。とにかく必ず最初に説明することですね。それが信頼関係につながります。どんな治療をしているのかご理解いただいていれば患者さんの安心にもつながります。また時代が変われば歯科治療も変わりますので、最新の歯科の知識、技術を学ぶためにできる限り勉強会に行ったり新しいものを取り入れたりしています。新しいものが必ずしも良いとは限りませんが、知った上で選択することでより良い診療につながると考えています。

今後の展望をお聞かせください。

患者さんが院内で過ごす時間の質を上げ、今よりもさらに「来てよかった」と思っていただける空間にしたいですね。今は診察室が半個室でプライバシーを守りつつ私が院全体を把握できる造りになっていますが、近い将来、完全個室を1つ設け、周囲を気にせずに治療の話をじっくりできるようにしたいと考えています。また、父の医科と私の歯科との連携、情報共有が相互にどう作用しているのか、今後はしっかり検証していきたいですね。そして地域の皆さんに健康にもっと関心を持っていただけるような診療をめざしていきたいです。例えば歯周病と持病との関係についてお話しすることによって患者さんの意識が変わり、両方の改善につながれば一石二鳥ですからね。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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「検診に行きましょう」ということです。検診に行けば、歯科だけでなく他の病気の早期発見につながることもあります。当院でも喉頭がんが見つかり、すぐに総合病院の口腔外科に紹介したというケースがありました。できれば半年に1回、少なくとも年に1回は歯科検診に行かれることをお勧めします。何も異常がなくても時間がたてば歯石はたまりますし、いろいろなケアをするきっかけにもなりますからね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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