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松村俊男 院長の独自取材記事

マツムラトシオ歯科

(世田谷区/千歳烏山駅)

最終更新日:2020/04/01

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京王線千歳烏山駅西口改札北の駅前のビル3階に、2015年6月にオープンした「マツムラトシオ歯科」。歯をかたどったピンクとホワイトのやわらかいデザインのロゴが目印だ。松村俊男院長は、自治医科大学歯科口腔外科医局長をつとめた後、都内のインプラントセンターや審美歯科に勤務。これまで積み重ねてきた経験や知識を基軸とし、「患者さんの体と心にやさしい診療」をモットーに幅広い診療科目に対応する。子連れの患者にやさしいキッズスペース、手術後ゆっくり休めるリカバリー室、女性患者のためのパウダーコーナーなど、院内設計ひとつひとつにも「患者さんに安心して治療を受けてもらいたい」というこだわりがつまっている。こんな松村院長に、開業までの経緯や診療ポリシーなどについて伺った。
(取材日2015年6月15日)

モットーは「患者さんの心と体にやさしい診療」

開業場所としてこの地を選んだ理由を教えてください。

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妻の実家が世田谷区でなじみが深く、これまでに何度も足を運んだのですが、世田谷区は住んでいる人達がみなさんエネルギッシュでパワーにあふれているというイメージがずっとありまして、「将来開業するなら世田谷区で」と思っていました。開業することを決めてからは、物件探しも世田谷区を中心に行っていたのですが、ある時ふらっと電車から降りた駅が千歳烏山だったんです。駅の回りをぶらぶら歩いてみたのですが街の雰囲気もよいですし、住んでいる方々のパワーも感じられました。駅の目の前のビル3階のこの物件に出会ったのも何かの縁かと思い、この場所に決め、2015年6月に開業しました。当院では、「患者さんの体と心にやさしい診療」をモットーに、一般歯科、予防歯科、小児歯科、口腔外科、インプラント、審美歯科など幅広い診療科目に対応しています。

院内設計についてはどのようなところにこだわりましたか?

患者さんの治療への不安や緊張をできるだけやわらげるように配慮しました。インプラントや抜歯などの外科処置の際に使用する3Dレントゲン室は、天井を青空がモチーフの壁紙にし、患者さんが部屋に入ってふと上を見上げた時に青空を目にすることで少しでもリラックスしてもらえるよう工夫しました。手術後の患者さんがゆっくり休めるリカバリー室は、落ち着きのあるブラウンを基調にしています。また、トイレにはオムツ交換台を設け、赤ちゃん連れの患者さんも安心して来院していただけるようにしました。待合室の一角にキッズスペースを設けたのですが、親御さんの診療中も、専用のカメラでユニットのモニターからお子さんの様子が見られるようにしています。あらゆる角度から患者さんに安心して治療を受けていただく方法を考えました。

開業に至るまでの経緯を教えてください。

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北海道医療大学歯学部卒業後、栃木県の自治医科大学で口腔外科を専門に診療しながら麻酔科やICU、救命救急センターなどの研修なども受け、さまざまな角度から歯科診療の研さんを積みました。10年勤務後、都内のインプラントセンター、審美歯科に勤務し、オペなども多数行ってきたのですが、勤務医の場合は、診療の途中で他のドクターに申し送りや引き継ぎをしなければいけないケースが多く、一人ひとりの患者さんを最後までじっくり診ることができないことが多いように感じたのです。これまでさまざまな診療経験や勉強を重ねてきて、子どもからお年寄りまであらゆる患者さんのあらゆる症状に対応できるようになりましたので、次のステップとして患者さんと生涯を通じて向き合える開業医という道を選び、今に至ります。

インプラントは歯がなくなってしまった時の治療方法のひとつ

インプラント治療に力を入れていらっしゃるのでしょうか?

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これまでに、数多くのインプラント治療を行ってきましたが、インプラントはあくまでも、歯がなくなってしまった時の治療法のひとつです。ご自分の歯がいちばん大切ですし、なるべく保存していくことを第一に考えながら、一人ひとりの患者さんのニーズに対してベストな治療方法を提案してあげるのが僕の役割だと思っています。たとえ時間はかかっても、患者さんと対話を重ねて患者さんの治療スタイルをまずは見つけてあげて、そこに僕のポリシーを少しずつ入れていきながら、治療計画を立案し、診療を行っていきたいと思います。患者さん一人で話を聞くのが不安だったらご家族を連れてきてもらってもいいし、納得できないことがあれば、治療の途中でも何でも言ってきてほしいと思います。ドクターからの一方的な治療ではなく「患者さんといっしょに治療していく」という、これまで自分なりに積み上げてきた診療スタイルをできるだけ崩さずに患者さんと向き合っていきたいですね。前のクリニックで担当していた多くの患者さんが、引き続き僕の治療を受けたいと、開業して間もなくして来院されました。開業準備で忙しくしていた僕が落ち着くのをずっと待っていてくださったんです。待たせてしまって申し訳なかったのですが、とてもありがたいですね。

入れ歯や被せものについてはどのようにお考えですか?

インプラント以外では、入れ歯や被せものにも対応していますが、勤務医時代から長くおつきあいが続いている茨城県鹿嶋市の技工士さんに制作をお願いしています。入れ歯や被せものは、ドクターから技工士さんへの伝え方や技工士さん自身の技術によって、その完成度は違ってくるものです。当院でお願いしている技工士さんも、じつは当院と同じ時期に「デンタルビーンズ」という名前で技工所を開業しました。信頼できる技工士さんと力を合わせ、患者さんの歯並びにフィットし歯磨きしやすい入れ歯や被せものを作ってあげたいと思っています。余談になりますが、「デンタルビーンズ」さんの名刺には、当院とパートナーシップを組んでいっしょにがんばろうという気持ちを込めて、ロゴのところに僕の頭文字の「M」を入れていただいているんです。とてもうれしいことだと思います。

アンチエイジングにも取り組まれているのですね。

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そうですね。勤務医時代、高齢の女性の患者さんが、インプラント治療が終わってすごくかめるようになった反面お口の周りのお肌のはりがなくなってしまったことがありました。このような患者さんのために、完全なしわ取りではありませんが、お肌の状態を少しでも現状より改善させていくようなお手伝いをしていければと思っています。インプラント治療後のプラスアルファの治療ということになりますが、美容外科ではなくかかりつけの歯科医師が対応させていただくことで、患者さんとより長いおつきあいをしていきたいですね。当院では、ホワイトニングやアンチエイジングなどで来院する女性の患者さんのために、大きな鏡のあるパウダーコーナーも設置しました。ここで、知り合いの美容皮膚科オリジナルの化粧品をお試しいただいくこともできます。

患者との対話から広がっていく信頼関係を大切に

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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高校まで栃木だったのですが、進学校にということもあり、卒業後は大学進学が当たり前という感じで、自分の進路はどうしようか考えていた時、歯科医師だった親戚のおじさんに「知り合いのドクターの話を聞いてみないか」と誘われて、話を聞かせてもらったんです。その時は、ただ漠然とその方のお話を聞いただけだったのですが、そのあと家に帰ったら、英語の辞書とドイツ語の辞書に加えて「歯科医学大事典」という本が送られてきたんです。「歯科医学大事典」は版型もとても大きく、歯についてのすべての知識が網羅されている書籍なのですが、その執筆者のひとりが、僕が話を聞いた歯科医師の方だったので驚きました。そこから歯科医師という職業により興味を抱き、歯学部受験を決めた感じです。大学のカリキュラムの中で口腔外科を学ぶわけですが、口腔外科の教科書の執筆もその先生がされていました。ご縁を感じますね。

お忙しい日々の中、休日はどのようにお過ごしですか?

今、日曜日しか休みがないので、休みの日は一家だんらんを楽しんでいます。3才4ヵ月になる娘が一人いるのですが、先日、娘と二人で映画館に足を運び、映画を見てきました。娘と初めてのデートで(笑)、映画館で映画を見るのも初めてだったのですが、ずっと僕の手を握りながら集中して見ていてかわいいなと思いましたね。二人で楽しいひとときを過ごすことができてうれしかったです。妻は都内の病院で外科、乳腺外科の勤務医として働いていますが、隔週金曜日の午後、当院で、外科、乳腺外科、美容外科、内科の診療も行っています。

読者の方へのメッセージをお願いします。

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開業したばかりですので、近くにお住まいの方が、当院を見学がてらふらりと訪れてくれるのがありがたいですね。先日もご高齢の方がいらして、ひとしきり世間話をしたあと、「そういえば入れ歯のお掃除がね……」など、ご自身のお口のことを話されたので、入れ歯のメンテナンスについてお話したところ、診療を希望され、予約をとって帰られました。こういった何気ない対話の中から診療が広がっていくものだと思いますので、これまで通り患者さんとのふれあいを大切にしながら、今思っていることを5年後、10年後も変えずに取り組んでいきたいですね。駅から近いですし、「診療所」という敷居もとりはらって、スタッフとともに「患者さんにやさしい治療」を徹底して行っていくつもりです。世間話だけでもいいので気軽に足を運んでいただければと思います。

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