求人情報ON
後藤歯科医院

後藤歯科医院

後藤哲哉 院長
頼れるドクター掲載中

17439 df 1 main 1437009141

4代にわたって通う患者もいるという「後藤歯科医院」。開業から60年と聞いていたので昔ながらの外観を想像していたが、古さを感じさせない特徴的な円柱状の建築が街の一角にたたずんでいる。陽光があふれる3階建ての院内で、2代目院長の後藤哲哉先生と長男の哲人(あきと)先生に話を聞いた。歯科医師を志した理由も、研さんを積んできた医療現場も違う2人だが、地域医療にかける思いに関してはどちらも同じぐらい力強いエネルギーを帯びている。60年にわたり地域から信頼され続ける同院。慕われる理由とは何なのだろうか。
(取材日2015年4月24日)

開業から約60年。口腔を通じ全身を診る医療をこころがける

―もともとは哲哉院長のお父さまが開業されたクリニックだそうですね。

【哲哉院長】はい。開業は1957年で、もう60年近くになります。中には初めて来たとき20歳で、それから60年通ってくださって今80歳という方も。4世代にわたって来院してくださっている方もいて、大泣きしながら治療を受けていたお子さんが大人になって、今はご自分のお子さんを連れて来られるなんてことも多いんです。時の流れを感じますね。父から受け継いだ患者さんも含め、この地域の方がどんなことでも相談できるホームドクターとして、幅広く診療できる体制を整えてきたつもりです。また、私も長男も口腔外科出身で、虫歯や入れ歯などの一般的な歯科治療のほかに、親知らずの抜歯や、腫瘍などの口腔内のできもの、事故や怪我による外傷治療といった外科的治療から顎関節症や口腔乾燥症などを得意としています。また、口腔外科は歯科の領域の中でも全身疾患との関連が深い事が多く、常に口を通じて全身を診る習慣があるという点が、幅広い診療を実現している秘訣だと言えると思います。

―歯科の道を志したのはお父様の影響ですか?

【哲哉院長】私の場合は、父の背中を見て自然と……とは少し違うんです。歯科大学には進まずに一般大学の経営学部に進学しました。そして大学卒業後には2年半ほどサラリーマンを経験、というかなり異色の経歴なんです(笑)。そんな私が会社を辞め歯学部に入り直したのは、社会貢献をしたいという思いが強くあったからです。実は私は学生運動に参加していた経験があり、「社会に貢献する生き方」をしたいと常に思っていました。そうした中で、仕事をしていることで社会の役に立つ医療の魅力にあらためて気付き、サラリーマンから転身したというわけです。当時はまだ行政も動いていなかった障害者の方の歯科治療を受け入れたり、普及していなかった在宅診療などにも率先して取り組んだりしてきたのも、「社会に対して自分ができることは何か」、その考えが常に私の歯科医療のベースとしてあるからだと思います。

―そんな哲哉院長が、先代から受け継いだものというと何でしょう?

【哲哉院長】受け継いだ一番大切なものは、やはり患者さんですね。普通、開業したときは患者さんにどうやって来院して頂こうかと頭を悩ませるものですが、幸いなことに私がここでの診療に加わったときにはもうかなりの患者さんが来院されていたので、私はその方たちからの信頼を深め、より満足いただけるような体制を固めることに集中することができました。私が診療の際に最も心がけているのは、患者さんが何を求めて来院されたのかをいち早く把握することです。診療を重ねるうちに、だんだんと患者さんの要求も変化してきますから、それをきちんと受け止め応えていくことが大事ですよね。治療において患者さんの意見を尊重するのはもちろんですが、時には「それはできない」とお断りしたり、「そうするべきではない」とはっきり反対意見を言うことも大切。それにはやはり患者さんとの信頼関係がなくてはなりません。「歯科治療は痛くて怖い」という患者さんも、結局は心理的要素が大きく、きちんと信頼関係が築けていれば、同じ治療でも痛みを感じないことだってありますからね。コミュニケーションを大事にして信頼関係を築けるようこれからも努めていきます。



Access