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村松 弘康 理事長の独自取材記事

むらまつ歯科

(西宮市/香櫨園駅)

最終更新日:2020/11/10

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香櫨園駅と打出駅、それぞれから歩いて約10分の住宅地の中にある「むらまつ歯科」。理事長を務める村松弘康先生は、患者が通いやすい環境を追求し続け、2019年5月にクリニックを全面リニューアルした。また、1日に数回は院内消毒を行うなど、感染症対策も怠らない。そんな松村先生がめざしているのは、患者に「総合的な歯科治療」を提供すること。常に治療を受ける側のことを考え、一人ひとりの生活背景に合わせた治療方法を提案する村松先生に、注力している診療内容や感染症対策などについて、たっぷりと語ってもらった。
(取材日2019年10月2日/再取材日2020年10月14日)

先進機器を積極的に導入し「総合的な歯科治療」を提供

診療内容について教えてください。

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当院は幅広い診療に対応し、「総合的な歯科治療」を提供しています。というのも、もしも矯正歯科専門のクリニックで治療をしている期間に虫歯になってしまったら、並行して一般歯科のクリニックに通院しなければなりません。しかし、当院はどちらにも対応していることから、複数のクリニックに通う必要がなく、1箇所で治療を完結することができるのです。これは理想の「総合的な歯科治療」のかたちで、患者さんの通院負担も軽減できるのではないでしょうか。

注力している診療内容はありますか?

幅広く対応している中でも、特にマウスピース型装置を用いた矯正に注力しています。専用の機器に口腔内写真を送ると、矯正を開始して3ヵ月後の歯並びのイメージを自動的に構築することができます。矯正後の仕上がりが事前に目に見えてわかるため、矯正を始めるハードルを下げることにつながっているんですよ。また、矯正期間が短いことに加え、ワイヤーブラケットを用いた方法よりも費用を抑えられます。食事や歯磨きをする際に取り外しができることも利点ですね。そのため、幅広い世代にニーズがあると感じています。歯列矯正を検討されている方は、気軽に相談していただければと思います。

なぜ注力しているのですか?

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理由は2つあります。1つ目は、マウスピース型装置の強みとして、定期的に装置を交換できる点です。ワイヤーブラケットを用いた方法だと、長期間同じ装置を装着することになるのですが、マウスピース型装置の場合は、1週間ごとに新しいものに交換して徐々に歯を動かしていきます。衛生的ですし、破損などのトラブルもほとんどないといわれています。2つ目は審美性です。ワイヤーブラケットを用いた矯正は、「笑ったりお口を開けたときの見た目が気になる……」という声が多い一方で、マウスピース型装置は矯正中も目立ちません。見た目を気にされる女性にとっても敷居が低く、矯正を始めやすいと思います。

先進の口腔内スキャナーも導入されたそうですね。

導入した理由は、従来の機能に虫歯探知機能が追加されたからです。虫歯の診断をする際は歯科用エックス線撮影が有用ですが、撮影時は微量の放射線が発生します。体への影響がほぼないとはいえ、患者さんの中には被ばくを心配される方もいらっしゃると思い、エックス線撮影の前に一次スクリーニングができる口腔内スキャナーを導入しました。スクリーニングの結果、問題なければ治療に移り、虫歯の疑いが認められたらそこで初めてエックス線撮影を行います。不要な被ばくを減らせるため、安心して受診していただければと思います。あとは、エックス線だと歯科医師による操作になりますが、口腔内スキャナーを用いることで、歯科衛生士によるスクリーニングも可能になりました。スタッフ教育や個々の成長という点においても、非常に有用だと感じています。

クリニックと患者が協力して行う感染症対策

院内の感染症対策についてお聞かせください。

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新型コロナウイルス感染症が流行している中なので、院内の感染症対策は徹底しています。1日2回実施している院内消毒に関しては、来院数に応じて回数を増やすなど、柔軟に対応しています。これまではスタッフによる検温を受付で実施していたのですが、エラーや漏れが発生していました。そのため、よりスムーズな対策につなげられるように、サーマルカメラを導入したんです。患者さんは、来院したら必ず受付に来ていただきますから、その際にカメラの前に立っていただくことで、受付をしながら体温目安測定を済ませられます。あとは、新型コロナウイルス感染症が流行するよりも前に導入した自動釣銭機も、結果的に接触機会の減少につなげられています。

患者さんも協力的だと伺いました。

当院の感染症対策は、スタッフ一人ひとりの努力だけでなく、患者さんの協力があってこそ成り立っています。手洗いとうがい、消毒・体温目安測定にも快く応じてくださいますし、何より皆さんとても元気な状態で来院してくださるんです。待合室が密にならないよう気遣ってくださる方もいて、本当に感謝しています。われわれ医療従事者の努力だけではどうしても限界がありますから、患者さんときちんとコミュニケーションが取れていること、さらに患者さん一人ひとりが意識してくださっていることもまた、対策につながっているのだと感じています。地域全体で徹底できているのは、これまでに築いてきた信頼関係があるからこそだと思うので、当院の自慢ですね。

そのほかにはいかがですか?

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当院は数年前から診察券をペーパーレスにして、スマートフォンアプリを活用しています。予約の前日にお知らせしたり、お子さんの受診日を親御さんにお伝えしたりと、アプリを通してさまざまな通知をお送りできて便利なんです。また、支払い方法が多様であることも特長の一つかもしれません。クレジットカードに加えて、各種キャッシュレス決済にも対応していることから、選択肢の幅が広がるのではないでしょうか。診察券と決済、どちらに関してもスマートフォンがあれば解決できますし、利便性が高く助かっています。

外来と送迎、そして往診を通して「長いお付き合い」を

クリニックの特徴を教えてください。

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患者さんが通院しやすい環境をつくるために、送迎車を運行していることです。実は、高齢の患者さんから「クリニックまでのちょっとしたゆるやかな坂を歩くのが大変」という声をたくさん聞いていたんです。また、訪問歯科診療を通して「通院は難しいけれど本当は外に出たい」と思っている方が多いことを知り、驚きました。それなら患者さんを迎えに行こうと思い、車いす対応の送迎車を導入しました。利用してくださる方が増え、喜びの声もいただいていることはうれしい限りですね。ただ、このサービスを知らずに利用できておらず、困っている方はまだたくさんいます。地域の方にさらに活用いただけるよう、福祉施設への情報共有や当院での広報活動にも積極的に取り組んでいきます。

本当の意味での「長いお付き合い」につながっているとか。

外来診療だけだと、患者さんが通院できなくなってしまったときに歯科診療を提供することができません。送迎車の運行と訪問歯科診療を実施することで、本当の意味での「長いお付き合い」が実現できると私は考えています。さまざまな理由で通院が難しくなってしまっても、歯科診療を受けていただけますからね。先日、開業時から通院してくださっていた患者さんがお亡くなりになられました。最初は外来に通っていただいていたのですが、足が悪くなったことから送迎を、その後通院が難しくなったことから往診を利用されていたんです。十数年にわたるお付き合いができ、ご家族もとても感謝してくださって……。さみしい気持ちもありますが、地域貢献や患者さんに寄り添う診療について改めて考える機会となったので、今後も送迎と往診は継続していきたいと思っています。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

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まずは働く環境を整えて、スタッフみんなに楽しく、気持ち良く働いてもらうことを目標としています。働く環境が良くなかったり、不満を抱えていたりしていると、自然な笑顔は生まれません。患者さんに良い治療を提供するために、スタッフの笑顔はとても大切だと考えています。また、注力しているマウスピース型装置を用いた矯正に関しては、私やスタッフも実際に経験しています。どんなに良い治療でも、歯科医師目線だけで感じることだと意味がありませんから、実際に体験することで、患者さん目線に立った説明につなげています。そのほかの診療内容においても、より専門性の高い治療が必要だと判断したら先生を紹介していますので、相談窓口の一つとして当院を活用していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/28万円~、インプラント治療/25万5000円~、メタルブラケット/50万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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