佐川 信正 院長の独自取材記事
綱島さがわ歯科
(横浜市港北区/綱島駅)
最終更新日:2026/03/19
綱島駅東口からすぐそばの「綱島さがわ歯科」。幅広い年代の歯と口の悩みに対応できる技術を持つ佐川信正院長のもとには、3世代で通う家族も多い。治療に伴うCT検査や抜歯も院内で完結できるほか、最近ではより精密な治療を行うために新型のマイクロスコープを導入したという。「口腔の健康を保つには、患者さんに自分の口腔内の状態を理解してもらい、治療やメンテナンスのために歯科医院に通う必要性を実感していただかなければなりません。なぜ痛いのか、どうすれば改善につなげられるのかを丁寧に説明していますが、マイクロスコープはその一助としても活躍すると思っています」。そんな佐川院長に、診療の特徴や方針を詳しく尋ねた。
(取材日2025年12月4日)
丁寧な説明をモットーに、多様な症状に対応
小児から高齢者まで幅広く診療しているそうですね。

当院では虫歯や歯周病の治療はもちろん、インプラント治療や矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科、予防歯科、ホワイトニングなどさまざまなお悩みに対応しています。お子さんをきっかけにご両親、さらに祖父母へと紹介がつながっていくことも多いんですよ。県外からの患者さんや、海外へ移住した後も一時帰国を利用して通ってくださる患者さんも少なくありません。幼少期からなじみ深い綱島で「3世代を診ることができるかかりつけ医になりたい」と思って開業したので、こうやって世代を超えて長く通ってくださるのはとてもうれしいことです。当院は1階と2階に分かれており、1階は高齢の方、ベビーカーで来院されたお母さんにもスムーズにお入りいただける構造ですから、気軽に受診していただきたいですね。
治療に伴う検査やその後のメンテナンスも院内で受けられるのでしょうか?
もちろんです。検査から治療、必要に応じた抜歯、定期健診やメンテナンスまで対応できることは、当院の大きな強みです。例えば、私の専門であるインプラント治療では事前のCT検査が、矯正などでは抜歯が必要になることがあります。こうした場合、必要な技術や設備を備えていないと、大学病院や総合病院で処置をしてから当院に戻ってきていただかなければなりません。当院では患者さんの負担を減らすため、このような治療もワンストップで対応できる体制を整えています。最近では、検査や治療の精度をさらに高めるべく、新型のマイクロスコープも導入しています。従来のようにレンズを通して口腔内を確認するのではなく、画像がモニターに映し出され、患者さんと一緒に確認できるシステムなので、今後は治療前後の説明やメンテナンスなどにも活用していきたいと思っています。
説明に力を入れていらっしゃるのですね。

実は私自身、説明が不十分な状態で歯科治療を受け「何をされているかわからない」と感じた経験があるのです。何のために治療をしたのかがわからないまま治療が進んで不安でしたし、その後のケアの必要性も実感できず、通院を続けようとも思えませんでした。そこで当院では、患者さん自身にお口の状態を知ってもらうことを何よりも大切にしています。エックス線写真を見ながら検査結果を丁寧に説明し、歯周病の進行状況や歯を支えている骨の状態などについても詳しくお話しすることで、皆さんに興味を持って聞いていただければと思っています。言葉で伝わりにくい部分は画像をお見せしたり、治療方法を解説するアニメーション動画を活用したりしています。患者さん自身が口の中の状態を理解することで、主体的に通院していただけるように努めています。それが結果として良好な口腔状態の維持につながります。
豊富な経験が支えるメリットの多いインプラント治療
先生のご専門はインプラント治療だと伺っています。

勤務医時代にインプラント治療を専門とする歯科医院で7年ほど研鑽を積み、開業後も関係する研究会や勉強会に積極的に参加して学んできました。インプラントを埋入するには顎骨に十分な骨の量が必要ですが、そのままでは骨の量が足りず、治療が難しい場合も、顎の骨を補う骨造成などで対応できることがあります。他院で断られた患者さんにも、ぜひご相談いただきたいですね。ただし、骨の状態や、合併している内科的疾患によってはインプラント治療が適さないケースもあることはご理解ください。当院では、患者さんの希望や検査結果を踏まえて総合的に治療方針を検討し、入れ歯やブリッジも含めてベストな治療をご提案するようにしています。
インプラント治療について、患者さんに知っておいてほしいことはありますか?
インプラント治療は、技術や機材、材料の進化により、安全性が高まってきています。しかし「顎の骨にドリルで穴を開けるなんて危険極まりない」「そんなことをするべきではない」といった考えを持つ人は、歯科医師も含めていまだに少なくありません。しかし、インプラント治療に精通した歯科医師が行えば、決して危険なものではないのです。入れ歯やブリッジに比べて周囲の歯に負担をかけにくく、自分の歯のような噛み心地や見た目もめざせるというのも大きなメリットです。歯を失って悩んでいる方には、インプラント治療をする・しないに関わらず、まずは相談をしに来てほしいですね。
その他に、力を入れていることはありますか?

マスクを外す機会が増えて以降、口元の見た目を気にする方が多くなり、矯正や審美歯科の需要が増えてきました。矯正には、審美的なメリットだけでなく、予防的にも大きなメリットがあるんですよ。歯並びが整っていれば口の中の清掃がしやすく、口臭や虫歯、歯周病の予防、ひいては将来的に歯を残すことにもつながるからです。また、お子さんの場合、乳歯が隙間がなくきれいに並んでいても、永久歯のほうが大きいため並びきらず、生え替わりのタイミングでガタガタになってしまうことがあります。こうした場合、顎の骨の成長を促すために拡大床という装置を使った方法を当院では取り入れています。6歳臼歯が生え始める段階でぜひ相談にいらしてください。ワイヤーブラケットによる矯正や小児矯正は定期的に矯正専門の歯科医師が診療していますし、マウスピース型装置を用いた矯正に関しては、私自身も対応することもあります。
常に新しい知見を取り入れる姿勢と痛みに配慮した治療
診療の際に心がけていることを教えてください。

井の中の蛙にはなりたくないので、常に新しい情報を取り入れ、患者さんに還元することを心がけています。医療の世界は日進月歩。基本的なことは変わらなくても、日々技術はブラッシュアップされています。医師同士の勉強会や、歯科医師会の会合などには積極的に参加し、他の先生方との情報交換を通して学びを深めていきたいですね。こうしたコミュニケーションによって、地域の基幹病院の先生方とのつながりも生まれ、スムーズな紹介と治療のための連携強化につながっています。
治療に伴う痛みにも配慮されていると聞きました。
抜歯をする前日の夜は眠れないという人もいるくらい「歯科医院は怖い、痛い」というイメージが強いですよね。私の目標は、治療で患者さんに痛い思いをさせないこと。ですから、治療を始める前には緊張や恐怖心がほぐれるような言葉をかけ、麻酔にも気を配ります。麻酔注射の痛みを軽減するために表面麻酔を使用している歯科医院もありますが、私はあまり使いません。知識や経験から注射をする場所を選んで、電動麻酔器を使ってゆっくりと麻酔液を注入していくことで痛みの軽減を図っています。親知らずの抜歯などは、できるだけ短い時間で終えるよう努めています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

インプラント治療やセラミック治療など、削ったり失った歯を補うための方法はいくつかありますが、やはりご自身の歯に勝るものはありません。仕事や子育てで忙しく「歯医者さんは後回し」という方も多いと思いますが、痛みや違和感がなくても問題が起きていることは珍しくありません。早期ならば軽く済む治療も、ひどくなってからでは期間や費用がかかってしまい、患者さんの負担も大きくなってしまいます。美容院に行くような感覚で、定期的にクリーニングや検診にいらしてください。当院は綱島駅東口の目の前にあり、平日は19時30分、土曜は16時、日曜も15時まで診療しています。CT検査や抜歯だけのために大学病院に行く必要もありません。かかりつけ医として定期的に利用していただけるとうれしいですね。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/38万5000円~、骨造成/5万5000円~、ワイヤーブラケット矯正/67万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/42万円~、小児矯正/25万円~、ホワイトニング/1万3200円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

