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山中 智哉 院長の独自取材記事

麻布モンテアールレディースクリニック

(港区/麻布十番駅)

最終更新日:2020/08/07

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麻布十番駅から徒歩3分。六本木方面へ続く商店街沿いにある「麻布モンテアールレディースクリニック」は、不妊治療を専門とするクリニックだ。10年以上の不妊治療のキャリアがある山中智哉院長は体外受精をメインに、患者一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療を提案している。妊娠しやすい体に整えるアドバイスや処置も積極的に行っており、不妊に悩む女性をトータルにサポートしている。また、夜間診療や土日・祝日の診療にも対応し、明確な料金の開示も行うなど、患者が安心して通院できるさまざまな取り組みをしている。物腰が柔らかく患者にやさしく接する姿が印象的な山中院長に、診療の特徴や将来の展望など幅広く話を聞いた。
(取材日2017年9月21日)

体外受精がメインの不妊治療専門クリニック

どのような治療を提供しているのでしょうか?

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当院は、体外受精がメインの不妊治療専門クリニックです。体外受精全般に幅広く対応しており、体外受精に特化した設備・環境の中での不妊治療をご提供しています。また、卵巣や子宮などの機能を維持し良質な卵子を育てるために、体のコンディションを妊娠しやすい状態に近づけることも重要です。そのためのアドバイスや処置なども行っています。今後は、最新の知見に基づいた新しい検査や治療法などによるさまざまなアプローチで、不妊に悩む女性や妊娠を考える女性をトータルサポートしていきたいと考えています。

どのような患者が来院していますか?

私は今年の9月より、前任の院長から引き継いで院長として診療しています。以前勤めていた不妊治療のクリニックでは、年齢が高く妊娠しにくいとされる方の担当になることが多かったこともあり、42~45歳の女性が多いですね。前院で診ていた患者さんが当院に引き続き来てくださっていることも多いんです。あとは30代で卵巣機能が低下していて治療が必要な方もいらっしゃいます。また、当院は体外受精がメインのクリニックとなりますので、タイミング法や人工授精といった不妊治療のステップを踏んできた方が中心になりますね。

診療方針について教えてください。

一人ひとりの患者さんに合わせたオーダーメイドの診療を提供することです。オーダーメイドというのは、患者さんの卵巣機能や子宮の状態に応じてという治療的な側面においてその人に合ったものを提供するというのはもちろんなんですが、患者さんの状況やご希望に合わせて、ということも大切にしています。例えば、仕事が忙しくてなかなか通院ができない方の場合、通院回数が少なく済むような方法に切り替えたり、また、通院せずに自宅で排卵誘発の処置ができるような処方にしたりということをしています。患者さん一人ひとりの生活をできるだけ変えずに、治療を受けられるように配慮しています。

これから不妊治療を検討されている方へ向けて、伝えたいことはありますか?

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これから不妊治療を検討されている方の中には、すでに食事に気をつけたり鍼灸などを取り入れたりして妊娠しやすい体づくりに励まれている方もいらっしゃるかと思います。その取り組みは、体外受精を始めてもぜひ継続していただきたいですね。不妊治療は体のコンディションが十分に整ってこそうまくいくものです。医療技術だけでどうにかなるものではありません。体外受精がすべてを解決してくれるわけではないので、体のコンディションも同時に整えていっていただきたいですね。

患者が安心して不妊治療に向き合えるように

患者が安心して通院できるようなさまざまな取り組みをされているとか。

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もともと診療時間が17時までだったんですが、現在は土日・祝日も含め毎日診療しており、火曜日と木曜日は20時までの夜間にも対応しているんです。会社勤めの方でも無理なく通院していただけるようにしています。また、料金に関して不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。治療内容によって総費用は変わりますので、最初からご提示することは難しいのですが、ホームページなどで明確に料金を提示して、できるだけ治療の初めに全体像がわかるように努めています。さらに、採卵・受精といった各ステップでの成果に応じて料金を変動させており、場合によっては減額の措置もとるなど経済的な負担をできるだけ解消するような配慮もしています。

今後、取り組んでいきたいことはありますか?

さらに体外受精での妊娠率を上げるための取り組みをしていきたいと思っています。妊娠に至らなかった場合に「卵子の状態が悪いから」としてしまえばそれまでなんですが……。そうではなくて、条件が悪い中であっても妊娠率を上げるための可能性、妊娠を妨げている要素を常に探っていきたいと思います。例えば、子宮内膜には着床しやすい時期・しにくい時期というのがあり、それは検査である程度わかります。患者さんの中には何度体外受精を繰り返しても妊娠しにくい方がいますので、そういう方には卵子を迎え入れるのに最適な内膜の時期を見極めて体外受精をするというアプローチなども行っていきたいですね。

治療する上で心がけていることはありますか?

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同じ内容を伝えるにしても、言葉のチョイスによって患者さんの感じ方や捉え方は変わります。もちろん治療上お伝えしなければいけないことははっきりと申し上げますが、患者さんに過度の不安や誤解を与えないように丁寧に明確に伝えるように配慮しています。また、治療説明の際にはわかりやすさを重視しています。治療内容や治療結果についてわかりやすく伝えるために、図やイラストを用意してご説明しています。ただ口頭で治療方法を説明するよりも、図やイラストの用紙があって、それに描き足しながら説明していくと、患者さんに理解していただきやすくなるようです。

妊娠につながるようなプラスアルファのアプローチも

医師を志したきっかけを教えてください。

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私は理系で、もともと建築家とかになりたいと思っていたんです。ただ両親から医師になってほしいという希望がありましたし、自分の技術を身につけることで人の役に立てることは良いことだと幼い頃から思っていたので、高校生の時に医師になることを決めました。医学部卒業後は外科の中で少し内科的なアプローチもできる科を希望していたので、産婦人科の道に進みました。婦人科の外科手術や分娩、未熟児の治療などを幅広く経験しました。その中で、不妊治療に特化しようと思ったのはまだまだ未知な部分が多く、これから開拓していけるのではないかと思ったからです。

医師としてのやりがいを教えてください。

やっぱり患者さんが妊娠された時はうれしいですね。すごく妊娠しにくい方が妊娠した時には喜びはひとしおです。「本当に良かった」と思うとともに、それまでうまくいっていないということも、その患者さんの治療に対しての重要な情報だとあらためて感じます。他院での治療でうまくいかなかった原因や問題点を見極めて、違うアプローチで治療を進めることも大切ですね。不妊治療は教科書通りではうまくいかないことがあります。患者さん一人ひとり状態が微妙に違うわけですから、それを正確に把握し、柔軟な発想で取り組んでいくことが大事ですね。

最後に、今後の展望と患者へのメッセージをお願いします。

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当院の良さであるアットホームな雰囲気を保ちながら、より多く患者さんを診ていきたいと思います。患者さんの負担が少なく妊娠率を上げられるように、体外受精の技術だけでなく妊娠につながるようなプラスアルファのアプローチもどんどんしていきたいです。個人的にはブログや他のメディアで、不妊治療についての情報発信もしていきたいですね。また、子宮や卵巣に病気がなく健康な状態を保つことが、将来的な妊娠につながると思うので、今すぐ妊娠を考えていない方でも婦人科検診を定期的に受けていただきたいです。女性にとって妊娠・出産は一つの大きなライフイベントです。自分のライフスタイルの中で妊娠をどういうふうに考えているのか、一度真剣に考えてみると良いでしょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

体外受精/36万円~
※採卵~胚培養~胚移植を含む

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