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松本 郁人 院長の独自取材記事

まつもと歯科クリニック

(京都市北区/北大路駅)

最終更新日:2022/05/17

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「地域のかかりつけ歯科医院として、地域の人のかけがえのない歯を守りたい」。京都北部の公共交通機関の基点、千本北大路バス停留場の目の前にある「まつもと歯科クリニック」の松本郁人院長は、穏やかな笑顔で、思いをそう語る。大学卒業後は、大学の補綴科に入局。その後、規模の大きな歯科医院に勤務しインプラント治療の技術を磨くなど、歯科のさまざまな治療に携わってきた。早期発見、早期治療がかけがえのない歯を守る、という信条のもと、地域のデンタルIQの向上に情熱を注ぐ。キッズスペースや、ベビーカー、車いすのためのスロープの設置など、通いやすさを追求する松本院長の熱い思いを聞いた。

(取材日2020年2月25日)

健康につながる、かけがえのない歯を守るために

歯科医師をめざした理由を教えてください。

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私の家は曽祖父の代から医師でした。小さい頃から、父、祖父の働く背中を見て、私も医療関係に進みたいと思っていた中、「口は健康の入り口」であることを感じ、歯科医師となりました。大学卒業後は大学の補綴科に入局をし、その後、大学の歯周病学講座客員教授が院長を務める、歯周病治療やインプラント治療に力を入れている歯科医院に勤務し、歯科全般の治療に携わり開業に至りましたが、患者さんの笑顔を見るたびにこの仕事を選んで良かった、と思っています。

なぜ開業の地を北区に選んだのでしょうか?

父が伏見で内科を開業しており、その隣で、という計画もあったのですが、その向かいに歯科医院があり、そちらは断念。開業を本格的に考えるようになってから、休みの日を場所探しにあて、京都市内を回っていたところ、当院のある京都の北のエリア、北区紫野周辺には歯科医院が不足していることがわかり、それが大きな決め手となりました。その中でこの場所を選んだのは、京都の北のエリアの公共交通はバスが主流になるのですが、目の前にバスの主要の停留所となる千本北大路があったからです。京都のどこへも行ける便利なところが私自身も気に入っています。

開業をして、勤務医の経験が役立っていることはありますか?

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勤務をしていた歯科医院の院長はとても素晴らしい人で、その院長が行う治療やオペを間近で見られたことは貴重な体験であり、反対に自分の治療やオペを見てもらえたことは自信につながっています。大きな歯科医院でしたので治療の幅も広く、それを満遍なく学ぶことができたことは、今の私の財産となっています。また保険治療のあり方や自費治療のあり方、特に自費専門の治療はとてもシビアであることなど、開業するための基本も教えてもらった気がします。もう一つつけ加えるなら、院長の人柄が素晴らしく、患者さんに対するソフトな対応は、私の手本となっています。

痛みを取るだけではなく、デンタルIQの向上をめざす

開業をして、思いを新たにしたことはありますか?

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街の中とは違い、ここは歯科医院が少ない地域ですので、地域の人の歯を守りたい、守らなくてはならない、と思うようになりました。目標は、地域のデンタルIQを上げることです。当院は、2歳から90代までの幅広い年齢層の人が通院しているのですが、歯がない人がとても多いのです。お年寄りだけでなく、30~40代の方でも歯がないことに驚きました。これは周辺に歯科医院が少なかったことも影響しているのかもしれませんが、意識として「歯科医院は歯が痛くなってから行くところ」であり、「予防のために通う」という意識があまりないように感じています。そうした現状に接し、地域のかかりつけ歯科医院として、予防の啓発に力を入れなくてはならない、という思いを持つようになりました。

そのために心がけていることは何なのでしょうか?

やはり、それは通いやすい雰囲気づくりではないでしょうか。歯科医院は「痛い」、もしくは「怖い」、というイメージがあります。当院は「笑顔で来てもらって、笑顔で帰ってもらう」、を理想としています。治療の方針としては、初診に1時間の時間をかけてしっかりと説明をします。その時間で全体的な流れ、治療のバリエーションなどの話をします。特に元に戻せない場合は、その理由など不安にならないように説明をし、納得をしてもらってからスタートが切れるようしています。患者さんの負担を取り除くためには、ただ痛みを取ることだけでなく、予防と定期検診による早期発見・早期治療が必要だと思います。そのためには、通いやすさが重要であると考えています。

院内の雰囲気、設備からおもてなしの心が感じられますね。

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待合室は、治療が始まるまでの時間を過ごす場所ですから、白とライトブラウンを基調とした温かみのある雰囲気にしました。絵画やオブジェを置き、ミニギャラリーのように仕立てています。診察ユニットは4台あり、うち1台は個室となっています。個室を設けたのは、プライバシーが守られるから。主に初診の際の説明や、オペの際に使用をしています。秘密基地のようなキッズスペースもあるんですよ。

子どもの治療にも力を入れているのでしょうか?

私は近所の小学校の学校歯科医を務めているのですが、虫歯の多い児童と口の中がきれいな児童とが両極端に分かれています。そしてここに通院してくるお子さんは虫歯が多いです。先の「地域のデンタルIQを上げたい」、という話につながることなのですが、この状況を変えるには、母親への教育も必要なのではないか、と考えています。予防の意識を持つのは、早ければ早いほど良い。キッズスペースの存在が親御さんの心に留まり、通うきっかけになれば、と思っています。実は私は自分が親になるまでは、子どもが苦手でした。しかし親となってから子どもが好きになり、そのおかげで泣き声に慣れ、接し方に慣れ、話し方に慣れてきました。子どもの仕事は泣くことと思っているので、泣いても気になりません。泣いても、親御さんの了承があればそのまま治療をすることもあり得ますよ。いつかは、母親を対象にした歯のお話会も開きたい、と考えています。

予防の啓発と幅広く対応するインプラント治療をめざす

この地で開業されたことが、早期発見・早期治療への情熱につながったようですね。

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この地で開業して、歯がない人が多かったことで、その思いを強くしました。気持ちとしては、美容院に行く感覚で通ってきてほしいですね。体の一部として考えたら、口の中をきれいするのも、髪をきれいにするのも大差がない。逆に言えば、髪は伸びるけれど、歯は伸びてきません。そのためにも地域のデンタルIQを上げたいのです。「先生が歯科医院には定期的に行かなくてはならないと言っていたから、行く」が普通になってくれたら、と考えています。当院は、地元の人の意識を変えるのが、地域のかかりつけ歯科医院としての使命だと思っています。

そのかいあって、予防に目覚めた方が増えてきたそうですね。

ある30代の患者さんなのですが、歯の痛みを訴えて来院してきました。最初は予約のキャンセルも多かったのですが、今では定期検診を目的にずっと通ってきてくれています。歯科医院は、「痛くなってから行くもの」だった人が、「定期的に通うところ」、そして「歯はケアするもの」という考えに変わったこと、意識が変えられたことは私の歯科医師としての励みになっています。このような患者さんが増えてきたことにやりがいを感じています。

勤務医時代に研鑽を積まれたインプラント治療に関しても教えてください。

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患者さんの中にはインプラント治療を目的に当院に来院される人もいます。インプラントは、先生によってさまざまな考え方があるのですが、私は「基本的には自分の歯が良い」、という考えを持っています。その考えから、患者さんの歯を残せるだけ残す治療をしてから、その残った歯を守るためにインプラント治療を患者さんに提案するようにしています。しっかり噛めることを考えたら、インプラントは良いです。骨が極端に少ない、という人のインプラント治療に関しては、インプラントを専門に治療している歯科医師を当院に呼び、当院で手術をするシステムを取っています。幅広い症例に対応できるよう、体制を整えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/33万円~、セラミックインレー/3万3000円~

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