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布施恵理 院長の独自取材記事

せや皮膚科クリニック

(横浜市瀬谷区/瀬谷駅)

最終更新日:2019/08/28

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瀬谷駅から徒歩0分。南口から降り立ってすぐのところに見える「せや皮膚科クリニック」は、2014年12月にオープンしたばかりの新しいクリニックだ。出迎えてくれたのは、笑顔が素敵な布施恵理院長。中学から大学までずっと陸上をやっていたという布施先生は、話しているだけで元気をもらえるような不思議な魅力にあふれている。「患者さんがいらした時に、その方が一番困っていることは何かを考えるようにしています」という言葉どおり、忙しい患者さんには1日1回の外用薬を処方するなど、一人ひとりの立場に合わせた治療を心がけている。「今の辛い症状は必ずよくなる」という言葉は決して誇張などではなく、布施院長の経験の豊富さが裏付けている。今までの方法ではよくならなかった患者も通い詰めているという同クリニックの魅力に迫ってみた。
(取材日2015年2月4日)

高度な医療を提供できる身近なクリニックを実現したいという思いから開業を決意

昨年の12月に開院されたばかりとのことですが、とても素敵なクリニックですね。

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ありがとうございます。来ていただいた患者さんにゆったりとくつろいでいただけるような空間にしたくて女性の設計士の方にお任せしたところ、女性ならではの目線で素敵な提案をたくさんしていただきました。ところどころに木のぬくもりを感じられる落ち着いた雰囲気や女性らしいやわらかい色使いなどもそうですが、小さなお子さんが楽しく過ごせるようなキッズスペースを設けたり、バリアフリーにしたり。もちろん設計やデザインだけでなく、スタッフ一同、小さなお子さんから高齢の方まで、少しでも気持ちよく過ごしていただけるよう心がけています。

開院にあたってめざされたことについてお聞かせください。

西部病院(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院)や駒込病院など大きな病院での勤務が長かったので、重症の患者さんも多く診てきましたし、大病院ならではの治療や技術も学んできました。だから、もし自分が開業するとしたら大きな病院でしか受けられない治療が受けられるようなクリニックにしたいという思いがありました。もちろんすべてにおいて大学病院並みにすることは不可能ですが、ナローバンドUVBという全身用の紫外線装置(ダブリン7シリーズ)と部分的に照射ができるエキシマライト(308エキシマシステム)を備えて、乾癬(かんせん)やアトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、尋常性白斑の方たちに今までは大きな病院でしか受けられなかったような治療を当クリニックでもっと身近に、そしてもっと気軽に受けていただくことができるようにしました。実際、当院のホームページを見て治療に来られた方もいらっしゃるんですよ。幸い、うちは瀬谷駅から徒歩0分の立地にありますので、「大学病院は混むし、時間がかかるから」と今まで諦めていた方にも気軽にお越しいただけたらと思っています。逆に大学病院でしか受けられない治療や検査の必要があれば、すぐに連携してその方にとって最適な治療を進めます。長年慣れ親しんだ西部病院との連携を密にとれるという意味でも、瀬谷は最高の立地だと思っています。

どのような患者さんがいらっしゃるのですか?

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それこそ赤ちゃんから高齢の方まで、あらゆる年代の方がお見えになりますよ。症状もアトピー性皮膚炎から、ニキビの相談、手湿疹やしもやけ、乾癬などさまざまです。皮膚科というのは目に見える症状だけではなく、生活習慣やストレスなどが大きく関係していたり、皮膚に表れた疾患の裏に内臓疾患があったりと、とても奥の深い科目です。それこそ、頭の先から足の先まで、年齢や性別、職業に関係なくありとあらゆる患者さんと接することが多いですね。中にはひとしきり話だけされて「先生とお話しできてよかった」と帰られた方もいらっしゃいます。明らかに皮膚科ではない症状の方だったのですが、その方の不安な気持ちが解消されたようなので、薬も何もお出ししませんでしたが、お役に立てたのかなと思っています。

どの患者さんにも必ず言うのは、「今の辛い症状は必ずよくなる」という言葉

医師になろうと思ったのは、いつ頃からですか?

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父が小児科医だったのですが、思春期の頃は「自分には医師になる以外にも、もっといろいろな可能性があるんじゃないか」なんてちょっと反発したりもしながら、ずっと陸上部で部活漬けの生活をしていました。高校二年生の進路を決める時に運動と人に関わる分野がいいかなと思い、医学部を志す決心をしました。それまで運動ばかりでまじめに勉強をしていなかったので、何て無謀なことをと担任には驚かれましたが、まだ時間もあるし、ダメだったらもう1年頑張ればいいかなと、今思うと無茶もいいところですが、幸運なことに無事に医学部に進学することができました。

大学時代のことをお聞かせください。また、皮膚科を選ばれた理由は?

大学に入ってからも陸上を続けました。入部当初は女子部員が少なかったのですが、「そんなに練習しなくてもいいところまでいけるよ!」と、後輩の子達を巻き込んで、どうせやるなら楽しくやろうと、当時活躍していたジョイナー選手のようにおしゃれも楽しみながらやっていました。するとなぜか記録もどんどん伸び、入賞もできて、本当に楽しかったですね。もちろん勉強も大変でしたが、そのような生活の中で自分は人と関わるのが本当に好きなんだなと思うようになりました。そんな時に恩師となる素晴らしい先生と出会ったんです。皮膚科の先生で、的確な診断と治療で患者さんがみるみるよくなっていくのをみて、皮膚科の素晴らしさを知りました。症状が目に見えるという点でも、しっかり患者さんと向き合いたいと思っていた自分に合っているなと思い、大学卒業後は迷わず皮膚科に入局しました。とても厳しい先生でしたが、皮膚科の奥深さや面白さだけでなく、医師としての生き方など、とても多くのことを学ばせていただきました。

医院には、悩まれて来院される方が多いようですが。

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「その仕事を辞めない限り治らないよ」とか「本気で治したいなら、化粧はするな」などと言われて治療を諦めたという方や、他院で処方された薬を使っているけれど全然よくならないという方って、結構いらっしゃるんです。でも、じっくりお話しを伺ってみると、処方されたお薬が効いていないわけではなく、うまく塗れていなかったり、よくならない理由があり、でも、必ずその方にもできる治療法というのがあるんです。例えば今まで1日3回塗らなければならない薬を処方されていた方に、「1日何回だったら確実に塗れそう?」とお聞きすると、「夜、風呂上りなら確実にできると思います」という答えが返ってくる。だったら、1日1回で済む薬を処方すればいいわけです。また、ベタベタした塗り薬が苦手な男性にサラッとしたスプレータイプの薬を処方して、「先生、これなら出勤前にもつけていけるよ」と喜ばれたこともあります。肌荒れに悩んでいる女性には医療用の化粧品のサンプルをお渡ししてみたり、受験前のストレスが原因と思われる学生さんには「受験が終わるまでは、ちょっと強めのお薬にしてみる?」と提案してみたり、Aという薬がダメならBを試してみましょう、それでもダメならCもありますよと、あくまでも患者さんの立場に合わせて、一人ひとりに合った治療法を考えます。私は、必ず患者さんに「今の辛い症状は絶対によくなるから、一緒に頑張りましょう」ってお話しするんです。じっくり患者さんの話を伺って、その方に合った治療法を納得していただける形で提案する。そして症状がよくなってきたら、今度はどうやってそのいい状態を保っていけるかを考える。患者さんとしっかり向き合い、寄り添う治療で、これからも多くの方に「先生のおかげでよくなったよ!」と言っていただけたらうれしいですね。

プロの中のプロとして、他の医師からも信頼される存在であり続けたい

とてもお忙しい毎日だと思うのですが、ストレス解消法などはありますか?

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長年スポーツをやっていたからか、うまくいかないことがあっても、じゃあ次! という感じで気持ちを切り替えるのが早く、あまりストレスを溜め込まないタイプなんです。それと、父がとても厳しかったので、幼い頃から「人は働かなくてはダメだ。常に誰かの役に立つことをしなさい」と叩きこまれていたからか、この仕事が大変だとか、苦に感じたことはないですね。そういう意味ではとても助かっています。だからストレス解消法を強いていうなら、仕事が休みの時に思いっきり子どもたちと接することでしょうか。まだ小さいので、一緒にいるだけで本当にほっとしますね。

医師をしていて、言われて嬉しかった言葉を教えてください。

1番うれしかったのは、やはり患者さんから「先生のおかげで良くなりました」という言葉をいただけた時ですね。皮膚科の医師をやっていて本当によかったと思う瞬間です。それから、大学病院に勤務していると、他科の先生と連携して治療を進めるケースがよくあるのですが、皮膚科での検査などで確定診断ができたり、治療方針が決まったりしたときに、「ありがとう」と他科の先生が言って下さった時。大勢の医師がいる中で他科の先生に頼られるということは、ものすごく光栄なことであると同時に一段と責任を感じます。開業した今でも、大学病院や他の先生方と連携しながら患者さんにとって最善の治療を提案していくという姿勢は変わらないので、これからも患者さんからだけでなく、他の先生からも信頼される医師でありたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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皮膚科の症状は慢性的なものが多く、薬を塗ってよくなったらはいおしまいというケースは意外に少ないんです。一旦症状が治まっても季節の変わり目に再発したり、その後の食生活やライフスタイルなどの環境の変化に左右されることもあります。大きな病院だと些細なことでは行きづらいかもしれませんが、地域に密着したクリニックだからこそ、気になることがあったらいつでも気軽に来ていただければと思いますね。それから小さいお子さんをもたれたお母さん方は本当によく頑張っていらっしゃると思います。幼いお子さん1人だって大変なのに、2人も3人も抱えての通院は本当に大変だと思うので、待ち時間の間に買い物を済ませていただいたり、なるべくお母さん方をサポートしたいと考えています。どうぞ遠慮なく声をかけてみてください。また、ちょっとしたスキンケアの方法で防げる肌のトラブルもたくさんあります。30代、40代は体の変化が気になる時。同世代の女性として、その方に合ったケアや治療を提案していきたいと思っています。赤ちゃんからお年寄りまで、一人ひとりの患者さんの立場や気持ちに寄り添った治療や対処法をご提案させていただきますので、いつでも気軽にご相談くださいね。

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