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布施 恵理 院長の独自取材記事

せや皮膚科クリニック

(横浜市瀬谷区/瀬谷駅)

最終更新日:2022/03/02

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瀬谷駅南口からすぐの好立地にある「せや皮膚科クリニック」は、2014年の開院以来、地域住民に親しまれているクリニック。布施恵理院長は、話しているだけで元気をもらえるような笑顔がすてきなドクターだ。「患者さんがいらした時に、その方が一番困っていることは何かを考えるようにしています」という言葉どおり、忙しい患者には1日1回の外用薬を処方するなど、一人ひとりの立場に合わせた治療を心がけ、「今のつらい症状は良くなる」と話すという布施院長。医師としての経験の豊かさと、根気強く対話を繰り返して治療法を決めるという診療スタイルで日々診療にあたっている。身近なクリニックで高度な医療を提供することをめざす布施院長に話を聞いた。

(取材日2021年12月22日)

設備を整え、高度な医療を身近なクリニックで

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院や東京都立駒込病院(現・がん・感染症センター都立駒込病院)など大きな病院での勤務が長かったので、多くの重症患者さんを診てきましたし、大規模病院ならではの治療や技術も学んできました。その経験を生かし、もし自分が開業するなら大きな病院でしか受けられない治療を身近に受けられるクリニックにしたいという思いがありました。もちろんすべてにおいて大学病院並みにすることは不可能ですが、開業当初からナローバンドUVBという全身用の紫外線装置と部分的に照射できるエキシマライトを備え、乾癬やアトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、尋常性白斑の方たちが、これまで大きな病院でしか受けられなかった治療を気軽に受けていただけるようにしています。軟膏だけでなく、いくつかの治療段階がある中で、当院でできることを説明し、ここでできることはここで完結したいと考えています。

最近、導入された機器などがあれば教えてください。

毛細血管拡張を抑え、皮膚の赤みやニキビ痕にアプローチする光療法のためのIPL照射器を導入しました。主に頬の赤みを光で改善することができないかと考えて導入したものです。自費診療になるので費用は安くはありませんが、ニキビ痕や赤み、しみを目立たせる赤みなどにも対応しています。また、従来は患者さんに一度来院していただいて順番待ちの予約をしていただいていましたが、昨年からインターネットで予約が取れるシステムを導入しました。再診の予約だけにはなりますが、順番さえ取っておけば、もしもその順番の時に来院できなくても最後の一人が受診し終わるまで受診可能にしています。待合室で患者さんが密になることなく、待ち時間も短くなるので導入して良かったですね。

悩まれて来院する患者さんも多いそうですね。

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「仕事を辞めない限り治らない」とか「化粧はしないで」などと言われ治療を諦めたという方や薬を使っているけれどなかなかよくならないという方も結構いらっしゃいます。じっくりお話を伺ってその方の状況に合わせたアドバイスや薬を処方するようにしています。例えば忙しくて時間のない方には、1日1回の塗布で済む薬を処方したり、ベタベタした塗り薬が苦手な男性にサラッとしたスプレータイプの薬を処方したり。また、受験前のストレスが原因と思われる学生さんには、受験が終わるまで少し強めの薬を提案、ステロイドの長期使用が心配なママには、2歳になればステロイド以外の薬が使えるからそれまで頑張りましょうと励ますなど、あくまでも患者さんの立場に合わせて、一人ひとりに合った治療法を考えるようにしています。

患者と二人三脚で一人ひとりの症状に合った治療を

医師を志したきっかけを教えてください。

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父が小児科の医師でしたから同じ道を考えてはいましたが、思春期の頃は「自分には医師になる以外にももっといろいろな可能性があるのではないか」などと少し反発心もありました。ずっと陸上部で部活漬けの生活をしたこともあり、進路を決める高校2年生の時に運動と人に関わる分野に進みたいと考え、医学部を志す決心をしました。それまで運動ばかりで真面目に勉強をしていなかったので、何て無謀なことをと担任には驚かれましたが、「まだ時間もあるし、駄目だったらもう1年頑張ればいいかな」と、今思うと無茶もいいところですが、幸運なことに無事に医学部に進学することができました。

大学時代のことをお聞かせください。また、皮膚科を選ばれた理由は?

大学進学後も陸上は続けていました。入部当初、少なかった女子部員同士で「どうせやるなら楽しくやろう」と、当時活躍していた女性選手のようにおしゃれも楽しみながら陸上競技に取り組んでいました。するとなぜか記録もどんどん伸び、入賞もできて本当に楽しかったですね。もちろん勉強も大変でしたが、そのような生活の中で自分は人と関わるのが本当に好きなのだと思うようになりました。そんな時に出会ったのが、恩師となる素晴らしい先生でした。その先生の的確な診断と治療によって患者さんが変化していくのを見て、皮膚科の素晴らしさを知りました。症状が目に見えるという点でも、しっかり患者さんと向き合いたいと思っていた自分に合っているなと思い、大学卒業後は迷わず皮膚科に入局。とても厳しい先生でしたが、皮膚科の奥深さや面白さだけでなく、医師としての生き方など、とても多くのことを学ばせていただきました。

診療で大切にされていることは何でしょう。

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私は、必ず患者さんに「今のつらい症状は絶対に良くなるから、一緒に頑張りましょう」とお話します。じっくり患者さんの話を伺って、その方に合った治療法を納得していただける形で提案する。そして症状が良くなってきたら、今度はどうやってそのいい状態を保っていけるかを考える。患者さんとしっかり向き合い、寄り添う治療で「先生のおかげで良くなったよ!」と言っていただけたらうれしいですね。時々、ひとしきり話だけされて「先生とお話しできて良かった」と帰られた方もいらっしゃいます。その方の不安な気持ちが解消されたようなので、何かしらお役に立てたのかなと思っています。

進化する新しい皮膚科治療も取り入れて提供

お忙しい毎日だと思いますが、どのようにストレス解消されていますか?

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長年スポーツをやっていたからなのか、うまくいかないことがあっても、「じゃあ次」という感じで気持ちを切り替えるのが早く、あまりストレスをため込まないタイプです(笑)。それと、父がとても厳しかったので、幼い頃から「人は働かなくては駄目だ。常に誰かの役に立つことをしなさい」と叩きこまれていたからか、この仕事が大変だとか、苦に感じたことはないですね。そういう意味ではとても助かっています。

今後の展望についてお聞かせください。

常に新しい治療を効果的に取り入れて患者さんに提供していきたいと考えています。最近では、アトピー性皮膚炎に対する生物学製剤の注射を導入しました。注射の指導を行い患者さん自身が注射を打つ治療ですが、アトピー性皮膚炎に悩む人にとって革命的な治療といわれています。治療がどんどん進化していることから、クリニックでできることの幅が広がっています。ですから、当院ではできない治療であっても、どこの病院へ行けば受けられるのかといった情報提供はしていきたいですね。また、患者さんへのスキンケアの説明をメディカルスタッフという形で、スタッフに担当してもらえるよう説明動画を録って活用するなど、時間制限がある中でいかに同じクオリティーの説明を提供するかが今後の課題です。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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皮膚科というのは目に見える症状だけでなく、生活習慣やストレスなどが大きく関係していたり、皮膚に表れた疾患の裏に内臓疾患があったりと、とても奥の深い科目です。一旦症状が治まっても季節の変わり目に再発したり、その後の食生活やライフスタイルなどの環境の変化に左右されることもあります。頭から足の先まで、年齢や性別、職業に関係なくありとあらゆる患者さんを診療させていただいていますが、一人ひとりの患者さんの立場や気持ちに寄り添った治療や対処法をご提案させていただきますので、いつでも気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

IPL照射器による治療(1回)/2万2000円

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