医療法人社団すみれ会 サクラパーク野本歯科

医療法人社団すみれ会 サクラパーク野本歯科

野本秀材 院長

頼れるドクター

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飯田橋駅から歩いてすぐのところにある「サクラパーク野本歯科」を訪れた。総合商業施設グラン・ブルームサクラテラス3階にある同院の扉を開けると、広々としたバリアフリー空間が広がっている。「一般の歯科医院よりもかなり広めだと思います。高齢の方にも安心して通っていただけるようバリアフリーにも対応しています」と話してくれたのは、野本秀材(のもとひでき)院長。一つ一つ言葉を選んで話す野本院長は、穏やかで知的な印象のドクターだ。「当院を開院した理由の一つが、高齢化する地域の方に対して質の高い歯科医療を提供したかった点があります。現在では在宅診療が進んでいますが、バリアフリー環境が整った施設であれば通えるという方も多いです」という野本院長に、医院のことや地域のことについてなどたっぷりと話を伺った。
(取材日2015年8月19日)

開院のきっかけの一つは「高齢者への質の高い歯科医療を提供したい」との思いから

―たいへん広い院内ですね。

そうですね。当院は、複合施設「飯田橋グラン・ブルーム」のオープン後すぐに開院いたしました。見てわかるとおり、院内は奥にたっぷりとスペースを取り患者様にとって快適な空間づくりをしました。こだわった点の一つが見えない部分の設備投資です。院内には特別な配管を配しどこからでも歯科治療に最適な滅菌水が流れるようにしました。歯科ユニットの中には常に水が流れていますがこれが意外と汚れやすいのです。だから、より厳しい衛生を求めるなら水から変えていかないといけないのです。またもう一点が滅菌システムですね。ヨーロッパ基準の滅菌・消毒機器である滅菌器を導入しています。ハンドピースやミラー・鉗子などを一本ずつ隅々まで洗浄滅菌することができます。こういったシステムは開院後途中から導入するのは難しいですからね。最初にしっかりとビルトインしないといけないのです。

―バリアフリーにもこだわっていらっしゃるとか。

その通りです。私は、1995年に神田にある神保町で「野本歯科医院」を開院しましたが、こちらは当時の基準に基づいてつくっているのでバリアフリー対応がなされていません。これから高齢化するのは当然のことですから、歯科医院もバリアフリー化する必要があると思います。段差がないのはもちろんのこと、一つ一つの歯科ユニットまで直接車いすで横付けできるよう各診療ブースにたっぷりと広さを取っています。初めていらした患者さんは驚かれますね。「こんなに贅沢にスペースを取っている歯科医院は見たことない」って。しかしそもそも私が当院を開院したきっかけの一つに、高齢者への質の高い歯科医療を提供したいという思いがありましたから、バリアフリー化には徹底的にこだわりたかったのです。

―高齢者への歯科医療の現状について教えてください。

実際には施設の環境さえ整えば来院できるという患者さんは多いと思います。車いすなら動けるけど、段差があって歯科医院まで行けずに訪問診療を受けているという患者さんは意外と多いですね。訪問診療というのは、ポータブル機器での治療がメインとなるのでどうしても来院治療と同じレベルの治療をするのは難しいです。だから治療面では来院してもらった方がいいのです。それともう一つ、来院するとなると外出することになりますから患者さんは当然身支度を整えますね。女性の方であればお化粧もされます。そうしたことがいい刺激になるのです。実際に当院ができたことで、これまで訪問診療を受けていたという方が車いすなどで来院されるようになりましたが、皆さん表情が変わりましたね。訪問診療時よりも断然に生き生きした表情になられている。やはりできる限り外出し、外の世界とかかわりを持つというのは大切なことなのです。

記事更新日:2016/01/24


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