奥村クリニック

奥村 文美典院長

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地下鉄今池駅・9番出口より、環状線を真っすぐ南に徒歩3分。1階に整形外科が入るビルの2階に「奥村クリニック」はある。2013年に開院したとあって、院内は新しく清潔感に満ちている。インテリアはブルーとダークブラウンでまとめられており、シックで上品な雰囲気だ。待合室が広々としていて、椅子がゆったりしているのもうれしい。院長の奥村文美典先生は、とても気さくでフレンドリー。内科の医師としてオールマイティーに診療していく中で、日本消化器病学会消化器病専門医と日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医という特色を生かしていきたいと語る。そんな院長の地域医療にかける熱い想いを取材してきた。
(取材日2016年6月17日)

身近な人の病気をきっかけに医師をめざす

―まずは、医師を志されたきっかけから聞かせてください。

私が高校2年生の時に叔父が肝臓がんで亡くなったことが一番のきっかけでしょうか。その頃、私の父も体を壊していたというのもありますね。進路を考える時期に身近な人の死や病気があり、人を助ける仕事がしたいという想いが生まれたんです。また、お見舞いで病院に通っている中で、医療の現場で働いている人たちを見て憧れを持ったことも大きいですね。名古屋市立大学を卒業してからは、同大学の第一内科に入局しました。それから岐阜県立多治見病院、菰野厚生病院など色々なところで勤務しましたが、郊外の中堅の病院での勤務経験は、開業した今とても生かされているなと思います。専門としている消化器系だけでなく、内科全般を診る機会をたくさんいただきましたから。

―消化器内科を専門に選ばれた理由、開業をされた理由はどういったことなのでしょうか?

まず、内科をやりたいと思ったのは自分自身にとって一番身近な感じがしたからです。その中でも消化器内科を選んだのは、内視鏡で検査をしたり切除したりなど、外科に近い部分も持っていて自分の体を動かして実際の治療にあたれるというのが面白そうだったからですね。消化器病と内視鏡は専門医の認定を取得しているのですが、実は私、以前は開業する予定はまったくなく、定年までどこかに勤務してずっと専門医としてやっていこうと思っていたんですよ。しかし年齢とともに、地域に密着した医療を提供したいという心境の変化がありまして。以前勤務していた病院の内科で一緒に働いていた先生が、血圧や糖尿病の治療にとても熱心だったので、その影響も受けたのだと思います。そして、ちょうどそんな時にこちらのビルのオーナーから「ここでやってみないか」とお誘いをいただいたので、開業に踏み切り、今に至ります。

―そして、2013年11月に開院をされたのですね。院内でこだわった点などはありますか?

待合室や患者さんが出入りするスペースをゆったりとさせたというところですね。ビルの中という限られたスペースなので極力患者さんに圧迫感を与えないように工夫しました。待合室の椅子は一人ひとりの間隔が広いものにし、受付カウンターや診察室に近い場所は、高齢の方や足腰が悪い方に向けて手すり付きにしてあります。椅子の硬さも自分でお店に行っていろいろと座り比べて決めたんですよ(笑)。患者さんからも移動がしやすいと好評をいただいています。



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