砧ゆり眼科医院

砧ゆり眼科医院

中山 百合院長

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小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩10分。洗練された雰囲気ある砧の住宅街にたたずむ「砧ゆり眼科医院」。テラコッタ色の建物が目印の同院は、2014年7月に開院。小児眼科の経験が長い中山百合院長を訪ねて、世田谷区近隣にとどまらず、他県から通う患者も多い。2人の子どもを育てる母親でもある中山院長は穏やかで笑顔がすてきな優しい雰囲気のドクターだ。院内は子どもから高齢の患者まで「ここに来ることを楽しめるように」と、天井画やステンドグラスで彩られ、まるでリビングルームでくつろぐような癒やしの空間が広がっている。訪れる患者一人ひとりの思いに真摯に寄り添う中山院長に、開業から4年の変化や小児患者への思い、眼科医師としてのやりがいなどを聞いた。
(取材日2018年8月1日)

院内のデザインからこだわった、癒やしがテーマの治療

―この地で開業した理由を教えてください。

前職の国立成育医療研究センターから近く、土地柄や地域の方々に親しみを感じていたからです。住宅街にある眼科医院なので、初めは地域の患者さんが多くいらっしゃると思っていました。しかし小児眼科が少ないこともあり、神奈川県内だけでなく他県からも患者さんがいらっしゃってます。皆さんお子さんの病状を心配されて、いくつもクリニックを回った結果、当院にたどり着いたという方が多いんですよ。

―開業から4年がたち、患者層に変化はありましたか?

最も多いのはお子さんですが、お子さんが学校に行っている間に、お母さんが受診されたり、お父さんが平日に半休を取ってご相談に来られるなど、家族全員で通われる方が多いですね。ご近所のご高齢の方に加え、ほかの地域から足を運んでくださる中高年以上の患者さんも増えてきました。来院のきっかけで多いのは、他院での説明がよくわからず、「今の治療で正しいのか教えてほしい」「ゆっくり話を聞きたい」といったお声です。中には、ご自分が使っている目薬の意味もよくわかっていない方もいらっしゃいます。わかりやすい説明を求める方や、納得して治療を受けたい方が当院を選んでくださっているように思います。

―院内のアートがとてもすてきですが、先生の案ですか?

ありがとうございます。「家族全員で来られる病院にしたい」という思いに賛同していただき、女子美術大学でヒーリングアートを研究なさっている教授など、多くの方々にご尽力いただきました。その教授は国立成育医療研究センターのアートも手がけておられて、勤務医時代、これらのアートが子どもに与える力を実際に見て知っていたので、私の医院でもぜひ取り入れたいと思いました。四季折々の信州の山々と植物の様子を広がる青空とともに天井に描き、光と色の調和を楽しんでいただけるように、円形のステンドグラスを取り入れました。最初は待合室だけだったのですが、診察室に入ると泣いてしまうお子さんや、診察室にはどんなアートが描かれているのかと、期待して入って来られる方が多いことに気づき、診察室と玄関にも新たにアートを施しました。病院はただでさえ緊張する環境ですから、少しでもくつろぎやホッとする癒やしを届けられたらと思います。



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