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市原 健太郎 院長の独自取材記事

市原歯科

(糸島市/筑前前原駅)

最終更新日:2022/03/11

市原健太郎院長 市原歯科 main

筑前前原駅北口から徒歩11分。2021年に駅前から移転した「市原歯科」は、木のぬくもりを感じる温かい空間になっている。日本歯周病学会歯周病専門医である市原健太郎院長は「都心部ではなくてもしっかりとした歯周病治療を提供したい」という思いからこの糸島エリアに同院を開業。入念なカウンセリングをもとに、患者に寄り添いながら治療を行っていくスタイルを貫いている。「とにかく患者さんの話をしっかり聞きます。どんな生活をしているのか、以前どんな治療を受け、その中で不安なことはなかったのか。そういったことを共有しながら治療を進めていきます」と市原院長。歯科治療の根幹ともいえる歯周病治療・予防の重要性を地域の人々にも広めていきたいという市原院長に、治療スタンスや今後の展望などを聞いた。

(取材日2021年3月10日)

都心まで足を運ぶことなく先進の歯周病治療を地域でも

先生が歯科医師をめざしたきっかけと開業までの経緯を教えてください。

市原健太郎院長 市原歯科1

もともと医療の道へ進みたいと漠然と考えていたところ、友人のご兄弟に歯学部に通っている方がいて、進路選択の時期に話を聞き、歯科医師という仕事もすてきだなと思ったんです。それで、九州大学の歯学部に進み、卒業後は天神にある木村歯科に10年ほど勤めました。歯周病治療と出合ったのはその時です。学生の頃とは違う、実際の治療を間近で見ていくうちに歯科治療の基礎となる歯周病治療をもっと学びたいと思いました。また、福岡市郊外から市内へ足を運んでいる患者さんや、仕事場は市内だけど実際の生活は郊外という患者さんもたくさんいらっしゃいました。中にはここ糸島から通っている方もいて、通院時間の長さから治療を中断してしまった方も多く見てきました。そこで、郊外であっても同等の歯周病の治療を提供できる場所をつくりたい。そういった思いでこの糸島市に開業しました。

患者さんの主訴には歯周病以外のものもありますか?

もちろん、虫歯などの応急処置を求めて来院する患者さんもいらっしゃいます。ほかには検診希望の方で、検査をして初めて歯周病が進行していたということがわかる、というケースも多いです。開業当初から心がけていたのは、検査や虫歯治療を主訴で来院された方に対しても、来院をきっかけにして歯周病の専門家として現在の状況や考えられる将来的なリスクを地道に根気強く患者さんに伝え続けることです。そうすることで結果的に、だんだんと地域の方々に「ここは歯周病の治療をしてくれるんだ」と認識されるようになってきたのではないかと感じています。

患者さんと向き合う上で大切にしていることはありますか?

市原健太郎院長 市原歯科2

カウンセリングルームを設け、そこでしっかりと話させていただいています。当院のカウンセリングは2回あり、まずは歯科衛生士とのカウンセリングから始まります。こちらでは生活習慣や治療歴、既往歴、食事に関すること、他院で治療を受けた際に不安だったこと、どうしてほしいかという要望、また主訴とは別に気になっている点など幅広く聞いていきます。治療を進めていく上で患者さんが抱えている疑問や不安をクリアにすることは大事です。その後、治療計画を練り、それをもとに歯科医師とのカウンセリングに移行します。そこでは治療に伴う期間、費用などを含めたいくつかの治療計画を提案し、患者さんとともに治療のゴールを決めていきます。

丁寧なカウンセリングと質の高い治療を提供

治療には患者さんの理解と協力が必要なんですね。

市原健太郎院長 市原歯科3

治療を成功させるためには私たちだけが頑張ればよいのではなく、患者さんの理解と協力があった上で、いかにクリニックと患者さんが一丸となって取り組んでいけるかが重要になると考えています。歯科治療は悪いところを削って詰めて終わり、というイメージもいまだ根強いですが、歯周病であれば治療も1年、2年と長期に及ぶことも少なくありません。患者さんに治療を継続してもらうためにはどうしたらいいかをスタッフと随時話し合い、工夫し続けています。そうしているうちに、当初は気になる箇所を治療したいと来院された方の中にも、歯周病治療を含めた口の中全体の治療の必要性を理解して長く通い続けてくださる方も増えてきました。

どのような歯周病治療を提供されていますか?

歯周病は進行性の疾患ですので、まずはその進行を抑えることが重要になります。進行を抑えるために、歯周病の原因となる細菌を口腔内から排除する処置として、歯石取りやブラッシングなどの治療(歯周基本治療)に時間をかけています。歯周基本治療のみでは改善がみられない重度の歯周病であっても、歯周組織再生療法などの外科的な専門性の高い治療により改善をめざせる可能性はあります。当院では、国内外を問わず勉強会等に参加することで常に新しい知識を習得し、また歯科用顕微鏡であるマイクロスコープを用い精密な治療を行うなど、先進的な医療を患者さんに提供できるよう取り組んでいます。歯周病専門医としてその症状に応じた適切な治療方法をご提案しています。他院では抜歯しなければいけないと言われた歯も残すことができるかもしれません。歯周病で悩まれている方はぜひ一度ご相談ください。

予防、メンテナンスについても教えてください。

市原健太郎院長 市原歯科4

歯周病の治療が終わった後、長く良い状態を保つためにメンテナンスを行うことが重要です。メンテナンスでは、歯周ポケット検査による歯茎の状態確認、歯垢の染め出し、ブラッシングチェック、レントゲン検査、かみ合わせの確認等を行います。検査後、歯周病の原因となる歯石や細菌の塊である歯垢除去を行っていきます。毎日しっかりブラッシングをしていたとしても、家での歯磨きだけでは汚れを完全に取り除くことは難しいです。定期的にメンテナンスを受けるかどうかによって、10年後、20年後の歯の残り方に大きく影響する可能性があります。また自覚症状がなくても、何か異常があった時には早期に発見することで、最小限の治療で終えることができます。メンテナンスは、患者さんと一緒に口腔内の環境をより良くしていくものです。

「症状がなくても行きたい」そんなクリニックをめざす

歯科の役割や、歯の治療に対する患者さんの意識変容も大切になってくるのでしょうね。

市原健太郎院長 市原歯科5

かぶせ物やインプラントを入れるにしても、歯茎の状態が良くないと治療はうまくいきませんし、いずれ悪化してしまう可能性も高いです。ですからやはり、歯周病の治療というのは歯科治療の根幹となっていると考えられます。しかし、いくら治療をしても、例えば喫煙や食べ物、歯磨きの仕方などといった生活習慣を変えなければ根本的な解決にならないことも多くあります。歯科でのメンテナンスもかなり浸透してきましたが、メンテナンスは単なる歯のクリーニングのみではありません。前回との変化を把握し、もし悪くなっている部分があれば早期に発見、治療することでまたいい状態に戻してあげることができる。これらの啓発は私たちの役割の一つであると考えていますし、そのためにも歯科衛生士の存在は欠かせません。

現在のスタッフの体制をお聞かせください。

私を含め歯科医師が2人、歯科衛生士が7人、そして受付が1人です。患者さんと長くお付き合いしていくためには、やはりスタッフと患者さんの信頼関係は大きなポイントになってきます。そのためスタッフを含めた院内勉強会を定期的に行い、知識、技術、接遇等の研鑽を行っています。歯科衛生士は担当制で、患者さんの変化にもすぐ気づけますから安心して通っていただけると思います。それこそ、私に会いに来るのではなく、歯科衛生士に会いに来るというスタンスでもまったく構わないんです。痛みを訴える人だけが来るクリニックではなく、「症状はないけれど、ちょっと衛生士さんに会いに行こうかな」と思っていただける、そんな雰囲気のクリニックにしたいと考えています。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

市原健太郎院長 市原歯科6

私たちがここで歯科医療を提供することで、地域の患者さんのお口に対する意識が少しでも高まり、患者さんの生活の質の向上に貢献できればうれしいかぎりです。患者さんの心と体もライフステージに応じて変化していきますが、それらにも柔軟に対応いたします。また空調設備などの感染対策にさらに力を入れ、患者さんとスタッフがより安心して通うことができるクリニックづくりの構想も練っています。まずは相談だけでも構いません。歯周病専門医として有益なアドバイスをしっかり行いますので、どうぞお気軽に当院へいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/47万3000円~、タンパク質を使用した骨の再生治療/16万5000円~

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