小児も成人も。それぞれに適した
全人的な矯正治療
ワンズ歯科クリニック
(取手市/取手駅)
最終更新日:2021/10/12
- 自由診療
見た目はもちろん、清掃性や機能性の向上も期待できる矯正歯科治療は、多くの人が関心を持ちながらもなかなか始めることができていない。その理由の一つには「よくわからないから」ということもあるだろう。一般歯科から矯正歯科まで幅広く歯科治療を提供し、総合的な歯科治療をめざす「ワンズ歯科クリニック」の高橋克彦理事長に、小児矯正の開始時期から、成人矯正の方法や期間まで、さまざまな話を聞いた。
(取材日2019年3月12日)
目次
診断と患者の希望から最適な矯正方法の提案に努める
- Q矯正治療を受けるメリットを教えてください。
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A
まず第一に歯並びを整えていくことでメンテナンスがしやすくなりますので、虫歯や歯周病の予防にダイレクトにつながると考えています。またお顔の印象にも影響します。どの患者さまも歯並びが美しくなることで自信をお持ちになるようで、一連の治療が終了すると皆さん輝くような笑顔を見せてくださいます。中でも20代30代の女性の方に多いのですが、メイクやおしゃれにもより一層気を配られるようになり、前向きな気持ちになれたとおっしゃる方もいます。よく治療前後のお顔の写真を撮影してお見せするのですが、ご自分でもその変化に驚かれるようです。
- Q成人の場合、どのような矯正方法があるのですか?
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A
一番基本的なのはブラケットとワイヤーを用いる方法です。当院では透明感のあるクリアブラケットとホワイトワイヤーを使用して極力目立たないようにしますので、一般的にイメージされるような、笑うと金属がキラッと光るというようなことにはなりません。ほかに、主に営業職や若い女性の方が選ばれるマウスピース型装置を用いた矯正もありますし、とりあえず前歯だけなんとかしたい、などという場合には部分矯正も行っています。例えば、上の前歯部分だけですと4ヵ月程度で終了する場合もあります。当院では患者さまのご希望を伺い、診察をさせていただいた上で、最適な方法をご提案するようにしていますので、何でもご相談ください。
- Q小児矯正についても教えてください。
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A
お子さんの場合は成長の過程をうまく矯正に利用することができるのが特徴です。まずは成人と同様に診察させていただくところから始めますが、床矯正といって、顎の骨を動かして歯が生えるスペースをつくってから矯正器具の装着を始めるケースもあります。いずれにしろ成人のように抜歯をすることは少なく、たいていの場合は成長を利用してより自然な形で矯正を進めることができます。また、良くない舌の動きや習慣のせいで歯並びが悪くなってしまっていることもありますので、その場合は矯正器具を検討する前に、そういった悪い癖をなくせるようにサポートすることもあります。
- Q小児矯正の適切な開始時期はいつごろですか?
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A
最近は、乳歯がまだ生えそろっていないような乳幼児の頃からお子さんの歯並びを心配される方もいらっしゃいます。ご不安が強いと思いますので、小児矯正というものについてよくお話しさせていただいて、治療の適切な開始時期までフッ素塗布や定期検診に継続的にお越しいただきながらタイミングを見計らっていきます。現在、そういった形で当院に通院なさっているお子さんも多いんですよ。時間をかけて歯科医院という環境にも慣れていただけるので、診療がスムーズに行いやすくなるのも良いですね。
- Qかかりつけ歯科医院で矯正治療をするメリットは何でしょうか?
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A
矯正治療は比較的期間のかかる治療です。当然きちんとお口の中の状態をきれいに保てるよう対処させていただいていますが、矯正治療中に虫歯などのトラブルは起こりえます。そんな時でも、患者さまのお口の中を熟知している歯科医師がすぐに対処できることはメリットといえるでしょう。また矯正治療以外でも長年診療を通じておつき合いをさせていただければ、より強固な信頼関係も築けることと思います。当院では大学病院で教授職を勤めている先生をはじめ、矯正歯科に精通する先生方が、専門的な知識を駆使して診療にあたってくださっており、大学病院と遜色のない診療を提供することができるのも特徴です。
自由診療費用の目安
自由診療とは小児矯正/床矯正:15万円、成人矯正/ワイヤー矯正:70万円、マウスピース型装置を用いた矯正:80万円、部分矯正:20万円