全国のドクター9,265人の想いを取材
クリニック・病院 161,206件の情報を掲載(2020年9月21日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市名東区
  4. 星ヶ丘駅
  5. 医療法人惇真会 あさの歯科クリニック
  6. 浅野 惇太 院長

浅野 惇太 院長の独自取材記事

あさの歯科クリニック

(名古屋市名東区/星ヶ丘駅)

最終更新日:2020/08/20

172165 top

名東区の一画、西山本通3丁目の住宅街に立つ「あさの歯科クリニック」は、予防歯科をコンセプトに掲げる完全予約制の歯科医院だ。浅野惇太院長によると、患者は30~40代のファミリー層がメインなのだそう。駐車場から診療室まではバリアフリーで、キッズスペースを備え、ベビーカーが通れる広さを確保するなど、設計・レイアウトには子どもたちや子育て世代へのこまやかな配慮が散見される。「治療のためではなく、治療をしないための歯科医院をめざしています。患者さまと歯科医院側がともにwin‐winの関係でありたいですね」とソフトな口調で語る浅野院長。めざす歯科医療のあり方や患者への思い、子を持つ親に伝えたいことなどについてじっくりと聞いた。
(取材日2020年7月28日)

歯科医院は「削る治療」から「予防歯科」の時代へ

院内には、先生のこだわりが随所に見らますね。

1

当院は駐車場から院内までバリアフリーとし、診療室のスペースも広く確保していますので、ベビーカーでそのままお入りいただけます。また待合室から目の届くキッズスペースにはお子さんが待ち時間を楽しく過ごせる絵本やおもちゃをご用意しており、親御さんにも安心していただけると思います。プライバシーを確保した診療スペースは半個室タイプ。圧迫感から開放され、窓から入る明るい光や緑の木々が、きっと患者さまをリラックスさせてくれることでしょう。周りに気を使うことなく、どんなご相談もお聞かせください。

診療の流れや先生のお心がけを教えてください。

虫歯や歯周病などのリスクを把握するため、当院では、すべての患者さまにまず精密検査を受けていただいております。精密検査は、お口の中の診察のほかに、お口の中の写真(口腔内写真)撮影、レントゲン撮影、唾液検査など。具体的な治療を始めるのは2回目以降になります。患者さまには専門用語を使わずできるだけ平易な言葉を使い、わかりやすい説明を心がけています。複数の治療方法がある場合はそれぞれのメリットやデメリット、保険診療か自費診療かなども詳しくお話し、納得していただいた上で治療方針を決定しています。

衛生管理にも力を入れられているそうですね。

2

はい、患者さまを院内感染のリスクからお守りすべく徹底した衛生管理をしています。歯科治療は感染のリスクを伴う治療が多くあります。もし一人の患者さまがなんらかの病気に感染している場合、器具などをしっかりと滅菌しなければ、他の方に感染する恐れがありますね。感染予防に尽力することは医療人の義務だと考えます。当院では、医療先進国であるヨーロッパで厳しい基準とされるクラスB規格の滅菌器や、水消毒システムを搭載した診療チェアなど高性能な衛生設備を導入しており、衛生管理を徹底しています。スタッフもそのために厳しいトレーニングを受けております。

先生のご経歴と専門領域についてお聞かせください。

愛知学院大学歯学部を卒業後、同大歯学部附属病院の臨床研修医を修了し、同大歯学部歯科補綴学第三講座(現:冠・橋義歯学講座)に入局しました。その後勤務医として臨床経験を積み、2014年に開院、現在に至ります。補綴を専門としたのは、歯を失った人にもおいしく食事をしてほしいという思いがあったからです。大学病院時代は臨床、研究、技術の修得と今振り返ってもハードな日々でしたが、現在の自信につながっています。一方で、「どんなに精密なかぶせ物や入れ歯でも、ご自身の天然の歯にはかなわない」という問題に直面し、生涯自分の歯を健康に保つためには「削らない、抜かない」ための予防が大切だと感じるようになりました。

子どもの健康な歯を将来にわたって守るために

予防が大切だという先生のお考えについて詳しくお聞かせください。

3

一度、虫歯や歯周病にかかってしまうと、元の健康な状態に戻すことはできません。また、治療を行った歯の寿命は、健康な歯と比べて短くなってしまいます。生涯、自分の歯で食事を召し上がっていただくためには、歯科医院に「悪くなったら行く」のではなく、「悪くならないために行く」ようにして予防・メンテナンスに力を入れる必要があります。あるデータによると、日本人の多くが70代には約13本の歯を失い、80代には自分の歯が約9本しか残らないということです。 一生、自分の歯で食事を楽しみたいとは誰もが願うこと。予防は、虫歯ゼロをめざす赤ちゃんから、健康長寿をめざすご年配の方まで重要なことだと考えております。

予防には歯科衛生士の存在が大きいですね。

はい。予防とメンテナンスにおいては歯科衛生士が重要な役割を担います。週1回は治療計画についてのミーティングを行い、ときには休日にスタッフ全員で勉強会に参加するなど、歯科衛生士の技術向上には力を入れており、スキルアップの後押しをしています。1枚のレントゲン写真からたくさんの情報を得ることができますので見落としのないよう指導もしております。スタッフ全員が「患者さま第一」の理念のもと、思いやりの気持ちを持って患者さまと接しています。

子どもの歯を守るために、親がすべきことをアドバイスしてください。

4

子どもの歯はまだ弱く、大人の歯に比べて虫歯の進行も早いので、早期のケアで進行を防ぎ、虫歯にならないように予防することが大切です。子どもの時の口内環境が大人になってからの口内環境にも影響しますので、子どものうちからきちんとケアしてあげることは、将来のお子さんのお口の健康を守ってあげることにつながります。そのためには、ご自宅でのホームケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアのどちらも欠かすことができません。特に乳歯の頃と、乳歯から永久歯に生え変わる時期はケアが難しく、ご自宅での歯磨きだけでは虫歯を予防しきれないことが多いので、ぜひプロフェッショナルケアを取り入れていただければと思います。

理想は、病気を治すことより病気をつくらないこと

こちらでは歯列矯正にも対応されているそうですね。

5

はい。大人の方に対しては、マウスピース型装置を用いた矯正を行っています。マウスピース型装置のメリットは透明で見た目が気にならないこと、取り外しができるので歯磨きや食事がしやすく清潔に保ちやすいことですね。何歳からでも始められて、前歯だけなど部分的な矯正もできます。コンピューター技術を駆使して膨大なデータから作られたオリジナルのマウスピース型装置を用いる方法で、1~2週間ごとに新しいものに取り換え、1年半から2年ほどかけて歯を整えていきます。マウスピース型装置をまとめてお渡しすることも可能ですので、忙しい方にも通院のご負担が少ないと思います。当院の患者さまで引っ越しをされた方には前もってすべてのマウスピース型装置をお渡ししたのですが、引っ越し先から、「こんなふうになりました!」と写真つきでメールを送ってくださってうれしかったですね。

子どもの矯正についても教えてください。

小さいうちから、お子さんの歯並びを歯科医院でこまめにチェックすることは非常に大切です。当院に来られるお子さんと親御さんの多くが、「虫歯のないきれいな歯並びになりたい」とおっしゃっていて、「虫歯だけ治せばそれでいい」という時代は終わったと感じています。歯並びに関して最近の研究では、日常の食事や呼吸の仕方、癖、お口周りの筋肉などが影響することがわかってきました。当院では、なぜ歯並びが悪くなったかという原因を追究し、床矯正やマウスピース型の装置、ワイヤーとブラケットによる矯正などを用いて、一人ひとりに合った方法で進めていきます。定期的にお子さんのお口の中を診て、早めに矯正を提案することで、お子さんのすてきなスマイルをサポートしていきたいと考えています。

今後の展望や、読者へ伝えたいことについてお聞かせください。

6

ここまで述べてきましたように、虫歯など病気をつくらず予防することが理想なのですが、それには患者さまの意識改革も必要です。私は今後も歯科医師として予防の重要性を患者さまにお伝えし、もし治療が必要になった方には、なるべく削らず抜かず再発のリスクを軽減できるような治療法の提案をしたいと思っています。自分の歯は一度治療すると再び元の状態に戻すことはできません。自分の歯の健康管理はご自身でないとできないのです。これからは歯科医院へ「治療のために通う」のではなく、予防のため、つまり「治療しないために通う」というライフスタイルに切り替えてはいかがでしょうか。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/40万円~、歯列矯正/80万円~、小児矯正(床矯正装置:20万円~ マウスピース型装置:6万 固定式のワイヤーとブラケットによる装置:20万円~)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access