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阿部 武司 院長の独自取材記事

つかさ歯科クリニック

(西宮市/鳴尾・武庫川女子大前駅)

最終更新日:2020/04/01

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阪神本線の鳴尾駅北口から徒歩5分の場所に位置する「つかさ歯科クリニック」。同院は、2014年に院長の阿部武司先生が開院した。光がよく入る明るい院内には、キッズスペースが用意され、子どもを中心とした患者層が多く訪れているという。壁にはコルクボードがあり、子どもたちの写真がたくさん貼られている。同院では、子どもの歯を守るための環境づくりに力を入れており、子どもの虫歯予防を目的とした取り組みなども行っているそう。阿部院長は子どものペースに合わせた診療を心がけ、保護者と協力しながら恐怖心を感じないように、じっくりと向き合う姿勢を大切にしている。誰もが通いやすい歯科医院をめざす阿部院長に話を聞いた。(取材日2019年6月12日)

歯が担う役割は大きい。ぜひ定期検診を

まずは先生のご経歴から教えてください。

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大阪大学歯学部に在籍しておりました。大学では特別な専門は持たず、診療できない分野をつくりたくないという思いから、歯科全般を学びました。大学を卒業後、臨床経験を積むために勤務医として働き始め、3件の歯科クリニックで研鑽を積みました。16年間の勤務医経験を経て、2014年に当クリニックを開院することになったんです。勤務医として最初に働いていたクリニックでは高齢の患者さんが多く、入れ歯治療が中心でした。2件目のクリニックでは分院が5件あるようなクリニックで、分院でも診療させていただき、審美歯科やインプラント治療を、3件目のクリニックでは歯列矯正。このようにさまざまな分野の診療に携わって勉強させていただきました。

現在の患者層や力を入れている診療について教えてください。

現在来院されているのは、お子さんを中心に若い年齢層の方が多いですね。ご年配の方もいらっしゃいますが、割合としてお子さんが多いので、小児歯科や矯正治療に力を入れて診療を行っている状況です。お子さんなので保護者の方からの相談になりますが、主訴としては歯並びについての相談が多いです。時代的に予防歯科も浸透してきたので、虫歯よりも歯の生え方や歯並びのことを気にかけて来院されています。診療内容も大切ですが、小さなお子さんに関してはまずは歯科医院に慣れてもらうことを大切にしています。怖い思いをして、歯科医院が嫌いになってしまうと、将来もずっと苦手なままになってしまう可能性がありますので、ゆっくり時間をかけて子どもと接するように心がけていますね。

小児歯科は具体的にどのように進めていくのでしょうか。

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まずは無理強いしない事です。小さな子どもをいきなりチェアへ座らせ、マスクをつけた大人が現れて、口に機械を入れたら、子どもにとっては怖いという思いが生まれて当然ですよね。最初が肝心ですから、じっくりとお子さんのペースに合わせています。具体的には問診で保護者の方から状況をお伺いし、最初にスタッフからお子さんに話しかけ、歯に関係のないことを話しながら、慣れてきた頃に歯のことに話を持っていきます。個々で状況は異なりますので、すんなり進められる子もいれば、チェアに座るまでに半年かかる子もいます。保護者の方にもご理解いただき、無理のないよう進めていますので、半年かかってチェアに座った子は、自信がついたようで、今では自分からお口を開けて診せてくれるまでになりましたよ。

日常の癖が口腔内に与える影響を知ってほしい

子どもの歯の生え方、歯並びで悩まれている保護者の方は多いのでしょうか。

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歯の生え方や、歯並びについての相談は多いですね。まずは保護者の方に主訴をお伺いし、顔つきや全身、姿勢などを診ていきます。細かいところでは、唇の形や唇の渇き、舌の向きなども診ています。何をしているのかというと、口腔習癖をチェックしているんです。口腔習癖とは、日常生活で無意識に行っている、お口周りの癖のことをいいます。舌を前に出す、口が開いている、指を吸う、タオルを吸う、頬づえをつくなど、それらの習慣が歯並びに関係していることもあります。ですから、矯正を行わず、口腔習癖や生活習慣の指導のみ行う場合もあるんですよ。

口腔習癖がもたらす影響は大きいとお考えなのですね。

そうですね。患者さんの特徴を見て「こういうことはありませんか」と聞くと驚かれるのですが、そのくらい顕著に日常の癖というのは体に出ていることもあるのです。子どもの歯並びが気になっている保護者の方には、まずお子さんの様子を観察するところからお願いしています。口腔習癖があれば、少しずつ癖をなくす方向に持って行くようにしてもらいます。「決して急がず」がポイントです。口腔習癖についてはたくさんの要素があり、わかりにくいので、専門である僕たちに相談してもらえたらと思います。歯並びが完成するのは中学生から高校生くらいです。二次性徴もありますし、まずは見させていただき、将来を見据えたアドバイスをさせていただきたいですね。

実際に小児矯正に入る場合はどのようになりますか。

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子どもの年齢や症例にもよるので、一概には言えませんが、小児矯正では一般的にはプレートを用いた床矯正から始まることが多いですね。装置もさまざまなタイプがありますので、お子さんの口腔内の状況に応じて、オーダーメイドで対応しています。場合によっては経過観察の場合もありますよ。口腔内の将来的な状況もある程度は想定できますので、先を見据えた治療を行っていきます。矯正については当院のホームページにも詳しい記載がありますし、無料の矯正相談も行っております。噛み合せの具合によっては、将来的に睡眠時無呼吸症候群や嚥下障害などに関係してくる場合もありますので、一度お問い合わせいただき、お気軽にご相談いただければと思います。

歯科医師として、社会に貢献していきたい

スタッフさんとの連携を大切にされているそうですね。

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僕も勤務医経験があるので、スタッフにも気持ち良く働いてもらいたいという思いがあります。これまでは全体ミーティングのみ行っていましたが、1、2年前から半年に一度の個別ミーティングも取り入れました。個別ということで、スタッフも自身の考えを発言しやすいようですね。個々の考えていること、やりたいことや改善点などの意見を聞き、反映していくことでスタッフも以前より生き生きと仕事に取り組んでいるように感じます。スタッフの思いをすべて叶えてあげることは難しいですが、個々がやりがいを持ち、不安なく働けることで、チームワークもさらに良くなりました。僕自身が勤務医時代になかなか意見が言いにくいな、と思う時もありましたから、意見が言える環境もこれからも大切にしたいと考えています。

ところで、先生が歯科医師をめざしたのはどのような理由からですか。

幼い頃に、歯科医師の先生から褒められたことがあるんですよ。僕の母は歯科医院に行くことが多くて、当時5歳の僕は母親の歯科治療について行ったんです。とにかく母親のそばから離れられない子で、母の治療中も診療台のチェアの横にずっと立ち、待っていました。1時間くらい待っていた記憶があり、疲れたな、つらいなって思いながらも待ち続けていたんです。そうしたら先生が僕を「ずっと待っていて偉いね」って褒めてくれて。すごく鮮明に覚えているんですよ。母も、自分自身歯が悪いから、息子が歯科医師だったらうれしいわ、なんて言ってたこともありました。些細なことですが、これらのことが歯科医師の道へ進むきっかけになりましたね。

今後の展望と読者へメッセージをお願いします。

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皆さんが思っている以上に、口腔内というのは疾患を抱えている箇所です。痛みのない虫歯や自覚なく歯周病が進行しているケースもあります。歯科医院という場所は、あまり来たくない場所だと思うのですが、口腔内を診させていただき、アドバイスができたらと思います。口腔内の状態が全身に影響を与えることもあります。歯については、自宅での歯磨きがセルフケアとして重要です。しかし、自宅での歯磨きのみでは十分なケアとはいえないので、定期的なクリーニングやメンテナンスを僕たちに任せていただき、ご自身の健康管理の一つにしてもらえたならうれしいですね。また、大人の方へマウスピース型矯正装置を使った矯正治療を始めているのですが、今後も力を入れていきたいと思っています。これからも皆さんの口腔内を診療し、一人ひとりの健康、しいては地域全体の健康につながるように取り組んでいきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正(床矯正)/10万円~、成人矯正/38万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/65万円~※すべて税別

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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