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勝部 寛 院長の独自取材記事

淀屋橋勝部歯科

(大阪市中央区/淀屋橋駅)

最終更新日:2021/03/16

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淀屋橋駅から徒歩3分。オフィスビルの1・2階にある「淀屋橋勝部歯科」は、ホテルのロビーのような雰囲気があり、歯科医院へ来たことを忘れそうになる。受付横に飾られたかわいらしい人形を「患者さんからの手作りプレゼントです」と説明してくれたのは、優しい笑顔が印象的な勝部寛(かつべ・かん)院長。そんな人柄に惹かれてか、会社を退職した人や遠方に住む人など、オフィス街でありながらも幅広い世代の患者が多く訪れているという。全世代に対応したオールラウンドな診療を心がける勝部先生に、診療方針やスタッフとの協力体制などについて、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2021年2月17日)

オフィス街で全世代を診療する歯科医院

開院されて7年と伺いました。当時と何か変化はありますか?

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淀屋橋というオフィス街で2014年に開院した当初は、ビジネスパーソンが多いと想定していましたが、長く続けるうちに会社を退職されたり定年で辞められた方が、お住まいが遠くてもまた帰って来てくださったり。転勤する方が別の社内の方を紹介してくださったり。あるいはお勤めされている方の奥さまやご両親、またある程度ご高齢の方やお子さんも来院されることが増えてきまして。今では、全世代の患者さんを診させていただいております。

先生が得意とされる治療は、どんな分野でしょうか?

私は分野に偏らず、あえてオールラウンドにこだわって診療しています。歯科医師として、得手不得手があってはいけないと思うからです。例えば、プロサッカー選手なら普段生活する上での右利き、左利きはあっても、プレーで右のドリブルは抜けるけど、左はできないではダメですよね。歯科医師も「神経の治療は苦手」とか「入れ歯治療は不得意」ではダメだと思うのです。歯科医師というプロであるからには、分野ごとの苦手がないオールラウンダーであるべきだと思っています。ただ矯正とインプラント手術に関しては、簡単な治療の場合は自分で施術をしますが、より専門的な治療が必要な場合には非常勤の専門の先生にお願いします。本当の専門技術がなければ難しいという状況も多くありますので。それ以外は、歯科医師として基本の治療だと思いますので、分野を決めることはしません。以前の勤務先で、そういう教育を受けてきた、ということにも起因しています。

以前の勤務先について教えてください。

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大学を卒業してすぐ梅田にある大きな歯科医院に勤めました。十数件の歯科医院を訪問した中で、そこが一番良いと思ったからです。やっていることが正直というか、どの先生も患者さんのことをしっかりと考えて治療しているのが学生だった私にも伝わってきましたし、ベテランの先生方の治療も革新的に感じました。咬合再構成といって、噛み合わせを作り直していくことをめざした治療です。もちろん、最初からそんな治療ができるわけはありませんから、段階を追って一つずつ治療を教わり修行させてもらいました。また、「歯科医師と歯科技工士は対等な立場である」ということを教わり、これまでの自分の概念が覆りましたね。そのため、先輩だけでなく歯科技工士さんにも叱られながら多くのことを学ぶことができました。17年の間1つの院に勤務した中で、担当患者さんの長期的な経過をじっくりと診させてもらった上で開院できたのが、良かったと思っています。

触れ方や力加減、些細な気遣いを大切にする

先生の治療に対するスタンスを教えてください。

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歯というのは1本ずつ治すほうが良いときもあれば、全部を一気に治す必要があるときもあります。虫歯などのちょっとした問題なら1本ずつがよいですが、かぶせ物が悪くなるなどして全体の噛み合わせが狂ってしまった場合は、1本ずつでは解決が困難です。必要な個所をまとめて仮歯に代えてプラスチック製の歯できちんと噛める状態へと促した上で、最終のかぶせ物に移行するというやり方をします。調整を繰り返し「これならしっかり噛めます」という段階になってから、かぶせ物をするというイメージです。噛む機能を重視しすぎて見た目が悪いとか、見た目を重視することで機能が劣る、というのもいけませんから、両方がバランス良くいくように考えます。仮歯の状態で様子を見る時間を大切にし、調整を何度か繰り返すというこの途中経過がすごく重要です。完成したものが患者さんの思っていたものと違っていた、ということはあってはならないですからね。

患者さんに対して心がけていることはありますか?

患者さんの気持ちを置き去りにして「どんどん進めましょう」ではなく、「次の段階はこうですが、どこまでしますか?」と、患者さんに伺いながら治療を進めます。初診で、私とも初対面では、「この人信頼できる」とはなりにくいですし、患者さんも不安でしょうから。セカンドオピニオン、サードオピニオンも当たり前の時代なので、相談をしに来られるだけでもいいと思います。私がされたら嫌なことは患者さんにもしたくない、というのが私のスタンスです。治療中に痛みがないように気を付けるのはもちろんのこと、口元に触れるときもそうっと優しく触れるようにとスタッフにも伝えています。治療前には「このぐらいの期間がかかりますが、頑張れそうですか?」と伺います。「あと3回くらいです」「全体の半分まできましたよ」と進み具合も説明し、元気づけるように心がけています。治療に疲れた様子なら、1ヵ月や3ヵ月程度の休憩をご提案することもあります。

患者さんに求めることや知っておいてほしいことはありますか?

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今していること、これからやろうとしていることが何なのかを、ぜひ患者さんにも知っていただきたいです。たまに「説明はいいから一番良いと思う治療をして」と言う方がいらっしゃいます。もっと自分の歯に興味を持って一緒に治療について考えていけたらうれしいですね。そうすることで、きっと患者さん自身も治療への意識やモチベーションが変わってくると思うんです。完成形のイメージは持ちつつそれを押しつけず、説明をしていくつかの選択肢の中から選んでいただくようにしていますが、どうしても決められないという方には、「自分の親や兄弟にだったらこっちを勧めます」などと、助け舟を出すこともあります。長年の経験から、患者さんが助けを求めているな、というタイミングを見計らうこともできるようになったと思います。

患者の小さな情報も拾い上げ、治療に生かしていく

スタッフさんについても教えてください。

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新しいスタッフが入ると、長くいるスタッフが指導するようなかたちを取っています。3年目の歯科衛生士と8年目の歯科衛生士にスキルの差がないよう講習も行います。患者さんとの会話は小さなことでもメモを取ってくださいとお願いします。定期検診などで来院される患者さんは、3ヵ月とか半年ごと。緊張もされていますし「ここを次にチェックしましょう」と言ったのに忘れていたらショックでしょう。この間、カルテの隅に「おでんが好き」というメモ書きを見つけました。そんなことまで書いているんだと何だかほほ笑ましかったです。

先生はなぜ北海道の大学を選ばれたのでしょう? 学生生活の思い出も伺いたいです。

歯学部のある国公立大学に絞り、「雪が好き」という理由で北海道を選びました。しんしんと降り積もる雪の情景が好きなのです。とても自由で充実した6年間でした。学生なので「時間は無制限」という感覚。車の免許を取って、北海道の端まで友人と出かけたりもしました。最近2泊3日で北海道へ家族旅行に行ったのですが、ホテルに宿を取りそこを拠点に観光するという旅行だったせいか、私が伝えたかった北海道の楽しさが家族に理解されなくて残念でした(笑)。老後にひと月ぐらい時間をかけてゆっくり回るぐらいでないと北海道の魅力は満喫できないなと私は思いました。大学時代はスポーツにも精を出しました。バトミントン部で歯学部の全国大会へ出場して準優勝した思い出もあります。当時を振り返り、少し体を作り直そうかと最近考えているところです。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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開院して8年がたち「移転してもっと大きなところでやったらどうですか?」とも言われます。でも私はこの場所から移転するつもりはありません。性格なのか、最初から最後まで自分一人で診たいですし、もう一人歯科医師を、とも考えていないので、これ以上大きくする必要もないですから。また、引き続き予防の大切さも伝えていきたいですね。今ある健康な歯を長く保つためにも、ぜひお気軽に定期健診にきてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オフィスホワイトニング/9000円~、ホームホワイトニング/1万8000円~、デュアルホワイトニング/5万円~、セラミッククラウン/10万円~、インプラント/32万円~、矯正治療/15万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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