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西原 毅 院長の独自取材記事

にしはらクリニック

(京都市下京区/四条駅)

最終更新日:2021/10/12

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四条駅、烏丸駅からほど近く。産経京都烏丸ビル四条メディカルプラザ2階にある「にしはらクリニック」は、脳神経外科、脊椎・脊髄外科を診療するクリニックである。MRIを用いながら精度を追求した診断を行うほか、理学療法士がマンツーマンで運動器リハビリテーションを行い、できるだけ早い機能回復をめざす。院長を務める西原毅(きよし)先生は、脳神経外科、脊椎・脊髄外科を中心に30年以上、診療に携わってきたベテラン医師だ。勤務医時代は数多くの外科手術を執刀してきた。そうした経験をクリニック診療で生かし、地域の健康をサポートしている西原先生に、同院で受けられる検査や治療、診療スタンスなど話を聞いた。

(取材日2019年10月24日)

脳や脊髄を専門に頭痛・めまい・しびれ・物忘れに対応

開業前のご経歴についてお聞かせください。

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大学卒業後は、京都大学医学部の脳神経外科の門を叩きました。勤務医の頃は、脳卒中や脳出血、脳腫瘍など脳神経外科の疾患全般と、脊椎・脊髄外科を中心に臨床診療を行い、多くの手術を執刀しました。脳神経外科の手術では、細い血管を縫い合わせたり、小さな腫瘍を切除したりと細かい作業が求められ、時間がかかる場合もあれば、1分1秒が勝負の迅速性を要する手術もありました。「患者を救いたい」という一心で一つ一つの手術に挑み、治療経験を積んでいきました。また「脳腫瘍の遺伝子治療」というテーマで、研究も熱意を持って取り組みました。より深く研究に従事するため、3年間アメリカに留学し、帰国後も大学院のメンバーとして研究を続けました。

その後、開業に至った経緯をお聞かせください。

研究に没頭していた時期もありましたが、僕自身は臨床をやっている時のほうが生き生きしていたように思います。いつかは自分のクリニックを持ちたいと考えていたところ、医療ビルが建設される計画があると聞き、ここを紹介してもらいました。駅から近く立地が良いことに加えて、MRIを設置できる環境というのが魅力でした。MRIは大きさだけでなく、相当の重量がある機器です。建物の2階に入れるとなると設置場所の確保だけでなく、柱や梁の位置を機器の重心に合わせて設計しないといけません。搬入経路も考慮してもらいながらビルが建設され、2014年に晴れて開業しました。

どのような診療が受けられるのでしょうか?

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脳神経外科、脊椎・脊髄外科、リハビリテーション科を標榜し、中枢神経(脳・脊髄)と末梢神経の疾患、脊椎・脊髄の疾患を専門に診ています。整形外科領域にも対応しており、肩、腰、膝の痛みに対する治療は内服のほか、患部をピンポイントで捉えてアプローチできるようエコーガイド下筋膜リリース注射も行っています。患者層は、手足のしびれや物忘れで受診される年配の方だけでなく、30代~40代の方も急性期の痛みなどで訪れます。中でも若い女性に多いのが、頭痛やめまいです。頭痛やめまいの症状は器質的なものだけでなく、ストレスから起こることもありますので、その原因を見極めることが重要です。物忘れが増え、認知症を心配して受診された方も、調べてみるとメンタルの不調が原因で注意力が散漫になり、記憶力が低下していることもありますので、丁寧な問診と検査結果をもとにした、正しい診断を心がけています。

方向性を明確に示し、患者に不安を感じさせない診療を

脳神経外科のクリニックで、理学療法士によるリハビリが受けられるのですね。

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脳神経外科や脊椎の疾患は、手術をしたからといって必ずしもすぐに元通りに回復へ向かうとは限りません。治療だけでは難しい場合も多く、「人の手」が必要だと僕は考えています。当院のリハビリテーションはマシーンを使っての物理療法に加えて、一人ひとりに合わせたメニューに沿って、理学療法士がマンツーマンで行う運動器リハビリを実施しています。クリニック経営という面からは、機械を使ったトレーニングだけを提供するほうが効率的かもしれませんが、僕としては痛みが続く方や後遺症がある方に対し、「諦めましょう」と言うのではなく、希望をつなげていきたいと思うのです。また、最初からいきなり手術を希望される方はいませんから、まずはリハビリを頑張ってもらい、そこで改善が見込めなければ手術も検討しましょうとお話ししています。

MRI検査では、どんなことがわかるのですか?

MRIは頭の内部を調べる検査機器で、脳卒中や脳腫瘍などの病気の発見に有用です。患者さんから、「頭が良いか悪いかまでわかるんですか?」と聞かれることもありますが、そうした機能的なことはわかりません。MRI画像により血流の状態や器質的変化を確認することにより、血管や脳の老化状況を診ていくことができるのです。診断に必要な場合に行うほか、MRIを用いた脳ドックも当院では行っています。MRIはどんな病気も見つけ出す万能な検査とはいえませんが、脳ドックを受けたことで病気の兆候の発見につながったケースも実際にありますので、早期発見において重要な検査といえるでしょう。頭痛や物忘れ、顔面けいれん、視野が急に狭くなったという方など不安な症状がある方は、脳ドックを検討してみてください。脳ドックの所要時間は25分ほどです。当院では頭部だけでなく頸部も調べるので、少し長めに設定しています。

診療スタンスをお聞かせください。

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自分の考えや結論を、しっかり伝えるようにしています。例えば、「僕は3つの可能性を考えていて、それを確かめるためにMRI検査をしようと思っている」という具合に、自分の見立てや検査目的をわかりやすく説明します。その後、MRIでは所見がなかった場合、「病気は見つかりませんでした」で終わらせてしまっては、症状に対する患者さんの疑問は残ったままです。「MRIでは原因はわからなかったけど、僕の考えではおそらくストレスによる頭痛です」というように、症状の原因について僕なりの結論をきちんとつけ、具体化するようにしています。治療を提案する際も、「こういう治療をしていくが、結果につながらない場合はこういった治療に変えましょう」と、方向性を明確に示し、わからないことに対する患者さんの不安をできる限り減らす努力をしています。

的確な診断を行い、患者のニーズを把握することが大切

問診で心がけていることは?

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問診では患者さんが抱えている症状を伺うだけでなく、「患者さんが何を望んでいるか」を把握するようにしています。何が心配で来院されたのか、MRIを撮りたくて来られたのか、どういう治療を望んでいるのかなど、その方のニーズを探るようにしています。治療方法というのは1つではないため、ここに何を求めて来られたのかが把握できないと、治療のアプローチが難しいこともあります。会社帰りに薬だけ欲しいという人もいれば、もっと深く治療してほしいという人もいますし、患者さんによっては、「仕事に支障が出ないようにしてほしい」「とにかく痛みを取り除いてほしい」など優先してほしいことは違いますから、しっかり話を聞いて、その方の希望に沿うかたちで治療を進めるようにしています。

プライベートはどのようにお過ごしですか?

通勤にはいつも自転車を使っています。昨年はロングライドといって、100キロの距離をロードバイクでグループごとに走る自転車レースに出場しました。また、京都マラソンに出場する予定で、目下トレーニング中です。とはいっても、なかなかジョギングする時間がつくれないので、院内にあるマシーンを使って運動しています。

今後の展望をお聞かせください。

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僕の実家は仕出し料理屋を営んでおり、お客さんに喜んでもらうために、ご馳走を振る舞い、おもてなしをする両親の姿を昔から見てきました。サービス精神は医療でも必要だと僕は思っていて、どの患者さんにも喜んでもらえる医療を提供したいと思っています。ですからスタッフにも、どの患者さんとも分け隔てなく接し、特にお年寄りの方には敬語で丁寧に対応してほしいと伝えています。これまで30年以上、脳神経外科、脊椎・脊髄外科の診療に携わってきました。その知識と経験を生かし、すぐに手術が必要な状態か、心配がいらない一過性のものなのか判断し、適切な処置をしたり、迅速に専門の医療機関を紹介したりすることに努めています。ここは駅から近く、通勤途中や新規の患者さんも来院しやすい場所だと思うので、不安な症状がある方は気軽に相談に来てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

脳ドック/2万円(税別)~

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