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藤原 弘典 院長の独自取材記事

川崎さつき橋デンタルオフィス

(川崎市川崎区/川崎駅)

最終更新日:2023/06/15

藤原弘典院長 川崎さつき橋デンタルオフィス main

川崎駅東口もしくは京急川崎駅中央口から徒歩約10分。川崎の繁華街を抜け、商店や飲食店の並ぶ活気あふれる大通り沿いに2014年にオープンした「川崎さつき橋デンタルオフィス」。すぐ隣にある「高柴歯科」の分院として、自由診療やメンテナンスを中心としながらも、口腔内のさまざまなトラブルに対応するための診療を提供している。院内はモノトーンでシックな装い。プライバシーを確保された完全個室の診療室で、リラックスして診療を受けることができる。院長の藤原弘典先生は、高柴歯科で勤務した後、2023年の5月に前院長から受け継ぎ就任。「美容院と同じような感覚で、クリニックで定期的にケアする習慣をつけていただきたいですね」と語る藤原院長に、診療にかける熱い思いを聞いた。

(取材日2023年5月22日)

すぐ隣の高柴歯科の分院として、幅広いニーズに対応

とてもきれいな院内ですね。

藤原弘典院長 川崎さつき橋デンタルオフィス1

当院は、本院である高柴歯科で増えた患者さんの受け皿として開業しました。本院は地域密着型でお子さんからお年寄りまでさまざまな層の患者さんが受診されていて、急に痛みが出て来院される方なども多いクリニックでしたので、こちらでは完全予約制にして、静かな環境の中、メンテナンスや自費診療を中心に提供できるように、というコンセプトでスタートしました。実際に開業してからはそこまで本院との役割を分けず、保険診療にもフレキシブルに対応しています。内装は、高級感のある雰囲気の中でゆったりと過ごせる空間にしたいという高柴重幸理事長のこだわりが反映されています。

どんな患者さんが多いのでしょうか。

自費診療への理解もあり、入れ歯や詰め物、ホワイトニングなど審美面に配慮した治療やケアを希望される方の割合が高くなっていますし、初診からメンテナンスを目的として来院される患者さんが少なくありません。特に、メンテナンスを希望されるのはご年配の方が多いように感じます。やはりそのあたりの年代の方は皆さん健康を気にされているようで、たとえ治療がひと段落しても、不安だから月に1回は通いたい、とおっしゃる方も多いです。また、入れ歯で針金が見えるのが嫌だという方は、ノンクラスプデンチャーを希望されます。

診療室はすべて完全個室なのですね。

藤原弘典院長 川崎さつき橋デンタルオフィス2

本院のにぎやかな雰囲気に慣れていたので最初は戸惑いましたが、今ではすっかり慣れました。患者さんも安心してプライベートのことまでお話しできるのか、打ち解けやすいですし、仲良くなれます。それから、当院の一つのアピールポイントなのですが、メンテナンス専用の部屋があって、そこは診療チェアにマッサージ機能をつけてあるんです。待ち時間や歯に塗った薬の定着を待つ間などに、マッサージを受けながらお待ちいただけるというわけです。

患者第一の姿勢を持ち続け、気配りを大切にした診療を

診療の際にはどんなことに注意していますか?

藤原弘典院長 川崎さつき橋デンタルオフィス3

痛みはなるべく感じさせないように。そして、1本の歯だけではなく、お口の中全体を診るようにしています。できるだけ患者さんの要望をかなえて差し上げたいと思っています。そして、極力その状態をキープできるような治療に努めています。せっかく痛みが改善に向かい、きれいになったとしても元に戻ってしまったとしたら悲しいですよね。もちろんご自宅でのお手入れや定期的な通院など、患者さんにご協力いただく部分もありますが、通ってもらいやすいように工夫しています。患者さんの要望に応えることを第一にしていますので、一つの治療を専門的に特化するのではなく、幅広く対応しています。例えば、痛みがあればまずはそこを治療しながら痛みの改善を図り、生活に支障がないようにサポートすることが重要です。保険診療にも自費診療にもどちらにも対応し、患者さんに合った治療方法をその都度、ご提案します。

診療の際に大切にしていることは何でしょうか?

患者さんが歯科を利用する時は、強い要望を必ずお持ちだと思います。痛みがあれば痛みを、見た目が気になれば見た目を、食べられなければしっかり噛むための噛み合わせを、というようにまず、第一の主訴にアプローチするということです。そして、患者さんの気づかない問題があれば、それをお伝えして治療に導いていきます。また、患者さんの話に耳を傾け、円滑なコミュニケーションを図ることを何よりも大事にしています。

ところで、歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

藤原弘典院長 川崎さつき橋デンタルオフィス4

父が医師をしていますし、親戚に歯科医師がいた影響で医療にふれる機会がほかの人よりは多く、漠然と子どもの頃から医療関係に進むんだろうと思っていました。親類の強い勧めもありましたし、もともと興味が強かった職種でしたので、歯科医師になることを選択しました。ただ、自分自身は子どもの時から虫歯にかかったことがなく、治療をされた経験や知識がほとんどない状態で大学に入ったので、学んでいくのがとても新鮮でした。

いつでも頼られるハードルの低いクリニックでありたい

どんなスタッフさんが活躍していますか?

藤原弘典院長 川崎さつき橋デンタルオフィス5

歯科衛生士、歯科助手、受付のスタッフがおりまして、担当制ではありませんが、要望があれば患者さんのご希望に添うようにしています。歯科衛生士は、お口の中のお掃除や歯磨きの指導、歯磨き粉に興味を持ってくださる患者に対し、どんなものがいいのかアドバイスしたり、フロスもいろいろな種類がありますので、個々に合ったものをお勧めしたりしています。個室ですし、歯科医師がほかに治療に行かなくてはいけない時は、スタッフが患者さんとお話をして、とにかくリラックスしていただくことを優先しています。歯科はどうしても緊張してしまうことが多いので、患者さんに寄り添い、話をしっかりお聞きすることを心がけていますね。

今後の展望をお聞かせください。

当院は、開業して9年になりますが、クリニックとしての基本的な姿勢は変わらないと思います。これからもいつでも頼ってもらえるハードルの低いクリニックでありたいと思っています。皆さんには美容院と同じような感覚を持ちながらクリニックで定期的にケアする習慣をつけていただきたいですね。個人としては、歯科医師としての勉強をさらに深めるために、インプラントや入れ歯治療など適切に扱えるように学び続け、技術的なレベルを上げていきたいと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

藤原弘典院長 川崎さつき橋デンタルオフィス6

30代以降は、体の不調も出やすくなるしお口の中の環境も変わってきます。年配の患者さんを見ると、歯があるのとないのとでは年齢は同じでも受ける印象がまったく違うんですね。歯があって食事ができれば栄養状態も良くなりますし、歯というのは全身の健康に強い影響力を持っているんです。それから、ひと昔前と比べて今は保険の範囲内でもさまざまな良い素材を使えるようになっています。従来の金属の素材ですと、今後身体に悪い影響を与える恐れがあるかもしれませんので、小さい頃に詰め物やかぶせ物をされた方は、入れ替えも視野に入れてぜひ一度クリニックで確認してみてください。リラックスできる空間をつくっていますので、構えずにまずは気軽に来てくださることを願っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

入れ歯(ノンクラスプデンチャー)/6万500円~、ジルコニアインレー/4万9500円~、セラミッククラウン/7万1500円~、成人矯正/66万円~88万円、小児矯正/第1期:27万5000円、第2期:44万円~115万5000円、インプラント治療/32万4000円~、ホワイトニング/1万6500円~
※すべて税込み価格

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