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長井 大輔 院長の独自取材記事

くみこクリニック四条烏丸院

(京都市下京区/四条駅)

最終更新日:2025/04/24

長井大輔院長 くみこクリニック四条烏丸院 main

京都市営地下鉄烏丸線四条駅と阪急京都線烏丸駅から地下道に直結するビルの6階にある「くみこクリニック四条烏丸院」。泌尿器科から美容外科の分野に転向し、2025年3月より同院の院長に就任した長井大輔先生。自身も見た目のコンプレックスを抱えて美容外科に通院した経験から、患者が自信を持って明るく生きられるよう、皮膚科治療から美容的なケアまで幅広く対応する。「患者さまの不安を少しでも和らげるため、自身の体験談も伝えながら、一人ひとりに寄り添った診療を心がけています」と語る長井院長に、経歴から同院の特徴である専門性の高い複数の医師と連携した診療や、漢方を取り入れた総合的なアプローチについてなど詳しく話しを聞いた。

(取材日2025年2月28日)

患者と一緒に歩む。治療後も寄り添い続けるクリニック

先生のご経歴について教えてください。

長井大輔院長 くみこクリニック四条烏丸院1

大阪医科大学医学部を卒業後、同大学の泌尿器外科で約2年間勤務しました。泌尿器科を選んだ理由は、初診での診断から検査、治療、手術まで一貫して患者さまを診ることができ、ジェネラリストとしての力をつけることができると考えたからです。ただ、幼少時から皮膚トラブルに悩まされており皮膚科を受診し改善し、また学生時代には美容外科に通院した経験などもあり、美容方面に強い興味がありました。そのため当初は専門知識を得た後に転向を検討してましたが、美容に転科した大学の同級生たちの活躍する姿に刺激を受け、若いうちにチャレンジしようと決意に至りました。その後は美容外科クリニックで勤務をし、診療・手術の経験を積みました。美容外科には外見上のコンプレックスを抱えている患者さまもいれば、さらなる美を求めている方も多く、日々の研鑽や知識のアップデートも行ってきました。そこから2025年3月に当院の院長に就任しました。

こちらのクリニックで勤務することになった経緯をお聞かせください。

以前は美容外科クリニックで勤務をしており、ヒアルロン酸注入術などさまざまな診療を行い、美容外科や形成外科の分野の知見も深めることができました。出張で分院のクリニックに行ってはさまざまな処置を経験させてもらいました。ただ一方で、患者さまの経過をじっくり見られないことも。その中で「お一人お一人の患者さまに、より集中して長期的に見ていきたい」と思うようになったのです。2週間、1ヵ月と経過を見て、どのような変化があるのかを確認し、それに応じた対応を提供していきたいと考えました。それが今のクリニックでは、実現できていると感じます。アトピー性皮膚炎やじんましん、ニキビなどの保険診療に加え、肝斑などのしみやそばかすのケアなど必要に応じて自由診療も提案できる環境で、患者さまお一人お一人をしっかりとフォローアップできる点にやりがいを感じています。

どのような患者さんが来られますか?

長井大輔院長 くみこクリニック四条烏丸院2

当院は駅直結という利便性もあり、10〜80代まで幅広い年齢層の患者さまにご来院いただいています。若い方はアトピー性皮膚炎やニキビ、30代から40代になってくると、しみのお悩みが増えてきます。もちろん20代でもしみの相談で来られる方はいらっしゃいますが、30代で特に目立ってきますね。60〜80代では、イボやほくろなどの皮膚腫瘍や眼瞼下垂などの相談が多い傾向があります。皮膚の悩みは年齢によって特徴が異なりますが、当院ではそれぞれの年代に合わせた治療を提供するよう努めています。保険診療の皮膚科から、自由診療の美容皮膚科のお悩みまで幅広くご相談をいただいております。

専門性の高い医師による総合的な治療を届ける

​​先生の診療方針を教えてください。

長井大輔院長 くみこクリニック四条烏丸院3

美容外科で勤めていた時の経験を生かしながら「患者さまのお悩みやコンプレックスに寄り添った治療」を提供することです。そのため、治療を提案する前に、患者さまとしっかり話し合うことを大切にしています。どのようなところが気になっているのかをじっくり聞き取り、その上で一人ひとりに合った治療法をお伝えします。説明する際には専門用語をできるだけ避け、患者様にわかりやすい言葉で丁寧にお話しするよう心がけ、事前にリスクや経過についても詳しくお伝えしていますね。それに加え、「患者さまの術後の腫れや痛みに配慮した治療」も重視しています。

「薬だけに頼らない根本治療」をめざしているとお聞きしました。

当院では、漢方を活用した治療を取り入れています。一般的な薬だけでなく、東洋医学の知見も取り入れた総合的なアプローチを行っていることが特徴の一つで、患者さまの症状や体質に応じて、皮膚の状態改善をめざす際や、体の内側からのサポートを行うために、漢方を提案することがあります。グループ院の総院長である向田公美子先生が、漢方やアレルギー治療を専門としているため、直接指導を受けながら患者さまそれぞれに合う治療法を検討することができます。通常の治療も行いつつ、漢方も活用して、体質改善をめざすサポートが行えることは、長期的な健康維持につながると考えています。漢方治療を積極的に行うクリニックは少ないので、当院の大きな特徴になっていると思いますね。

さまざまな専門分野の医師による診療も特徴の一つだそうですね。

長井大輔院長 くみこクリニック四条烏丸院4

はい。当院では、複数の専門分野の医師が連携して診療を行っています。皮膚科を専門とする医師はもちろん、形成外科、漢方に精通した医師など、多彩な専門家がチームとして患者様を診ています。特に縫合が必要な傷の処置では、形成外科の先生方の技術が生かされるところだと思います。大学で教授を務める先生も診療にご参加いただける体制があり、専門性の高い医療技術を提供できていると自負しています。また、定期的に全体ミーティングを行い、難しい症例について相談したり、治療方針や処方について意見を交換したりしています。異なる専門知識を持つ医師が集まり、それぞれの視点から患者様の状態を評価することで、より総合的かつ専門的な治療を提供することにつながっています。

患者と同じ目線でそれぞれの不安に寄り添う

治療や痛みに不安を感じる患者さんにどのように接していますか?

長井大輔院長 くみこクリニック四条烏丸院5

患者さまに安心して治療を受けていただけるよう、笑顔で接することを大切にしています。また、私自身が受けた治療の体験談などもお伝えすることも多いですね。「私はこのような感覚がありましたよ」といった実体験をお伝えすることで、患者さまの不安軽減につながっていると感じています。特に、痛みについての不安や、術後の不安、どれくらいの変化が期待できるのかといった点は、実際に経験した人の話が参考になるものです。自分の体験を通して患者さまに共感できることも、私の大きな強みになっていると思います。

一緒に働いているスタッフさんについて教えてください。

皆さんプロフェッショナルで、特に美容皮膚科に関して専門的な知識を持っている人ばかりです。私が着任したばかりの時は、院内のことはスタッフのほうがよく知っている状況でしたから、丁寧にサポートしてくれ、診療がスムーズに進むよう常に配慮してくれてました。また、患者さまの状況や経過についても非常に詳しく把握していて、私が診察する際に必要な情報をしっかりと引き継いでくれるので、とても助かっています。患者さま一人ひとりに対する理解も深く、それぞれの状況に合わせた対応ができるチームワークの良さを感じています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

長井大輔院長 くみこクリニック四条烏丸院6

どんなお悩みでもまずはご相談ください。ニキビなどの肌の状態に関する心配事でも、肝斑やしみの他、お顔の印象に関するコンプレックスでも、遠慮なくお話しいただければと思います。当院には形成外科をはじめとした専門の医師も在籍していますので、さまざまな視点から適切な治療をご提案できるよう努めています。また、私自身が美容外科に勤めていた経験もありますので、外見上のお悩みがあり、どのような治療が必要かわからなくて、受診を迷っている場合には、ぜひお気軽にご来院いただき、お悩みを聞かせいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ピコレーザー(しみ・そばかすケア)/3300円~
ピコレーザー(ニキビ痕・毛穴ケア)/1万1000円~
炭酸ガスレーザー(ほくろ・イボ・脂腺増殖症)/1万1000円(直径5mmまで)
眼瞼下垂手術/44万円~

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